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2003 日本女子ソフトボールリーグ1部 第4節

第4節、1勝1敗!
通算成績6勝3敗で、同率4位に後退

 5月17日〜18日にかけて、宮城県仙台市シェルコムせんだいで日本リーグ1部
第4節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日のレオパレス21戦では相手投手
の攻略にてこずるものの機動力を絡めて得点を重ね、遠藤が粘りの完投勝利。翌日の
日立&ルネサス高崎戦では守備の乱れが多く、打線も相手エース上野を攻略できずに
3安打完封負け。この結果、通算成績を6勝3敗とし、同率4位に後退した。   
 第5節は、5月24日〜25日、群馬県前橋市民球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 レオパレス21戦(5/17 日立ソフトウェア6勝2敗)
遠藤、粘りの完投で開幕以来負け無しの5連勝!!
チーム名
レオパレス21 0 0 0 0 0 1 0 1
日立ソフトウェア 0 0 0 1 2 1 x 4
【バッテリー】☆遠藤(5勝)−鈴木
【盗塁】西山(1回),都築(5回),山田(5回),新海(6回)

 ◎先発は今シーズン負け無しの遠藤。この日の遠藤は立ち上がりから制球難に
  苦しみ、ボール先行のピッチングで、毎回のランナーを許すピンチの連続。
  初回から3回まで四球のランナーを得点圏に背負うが、今季まだタイムリー
  を喫していない持ち前の粘りの力投を続け1点も与えない。       
 ◎一方、ここまでの7試合でチーム打率3割を超す超重量打線は、相手のサウ
  スポーの新人投手にタイミングが合わず、3回裏まで西山のヒット1本のみ
  に抑えられ攻略の糸口がつかめない。                 
 ◎4回裏、この日、自身及びチームとしても2本目のヒットを放って出塁した
  無死のランナーの西山を二塁まで送るものの既に二死。5番、亀田の当りも
  力のないサードフライに終わったかに思われた矢先、サードがこのフライを
  捕球できず、幸運な先取点を挙げる。                 
 ◎続く5回裏、先頭打者の鈴木が四球で出塁。相手捕手の肩の弱さにつけこみ、
  代走の都築がすかさず二盗に成功し来條が送って一死三塁のチャンスを作る。
  ここで山田の当りは平凡なセンターフライと思われたが、相手外野手が深く
  守っていたため、センター前に落ちる幸運なタイムリーとなり貴重な追加点。
 ◎さらに山田が、代わった相手捕手からなんなく盗塁に成功し、馬渕がライト
  線を破るタイムリー! 昨年同様、重量打線の威力だけでなくリーグ隋一の
  機動力を絡めて3点目をもぎとる。                  
 ◎直後、遠藤がまたもや四球から一死二、三塁のピンチを招き、ショートゴロ
  の間に1点を返されるが、すぐにその裏、田本と新海の連続ヒットで無死二、
  三塁のチャンスを作り、代打の森下の犠牲フライで田本が俊足を飛ばしダメ
  押し点!                              
 ◎遠藤は最終回も二死から二人のランナーを背負うものの、粘りの投球で4番
  打者を打ち取りゲームセット。今季負け無しの5連勝を飾った。     
 
撮影:大木浩 撮影:大木浩

 
対 日立&ルネサス高崎戦(5/18 日立ソフトウェア6勝3敗)
4失策などを含め守備陣が大乱調 散発3安打で完敗
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
日立&ルネサス高崎 0 0 2 0 0 1 x 3
【バッテリー】★山崎(2敗),遠藤−鈴木 【盗塁】山田(6回)

 ◎この日の先発はルーキーの山崎が登板。山崎は初回および2回裏に先頭打者
  にヒットを許して得点圏にランナーを背負うものの、速球とチェンジアップ
  をうまく織り交ぜ、後続を断ち切る力投を見せる。           
 ◎一方、打線は相手エース上野の速球の前に1,2回は4者連続三振に倒れる
  など苦しい展開。3回表、この回の先頭打者の黒田がライト前ヒットで出塁
  し、初めてのランナーを出すものの離塁アウトで自らチャンスの芽をつぶす。
 ◎3回裏、山崎が先頭打者に浅く守っていた外野の頭を越える左中間三塁打を
  喫して無死三塁のピンチを招く。続く打者にレフトへの犠牲フライを打ち上
  げられ1点を失い、さらに二死からセンター前に運ばれて2点目を奪われる。
 ◎山崎は続く打者にもライト前に運ばれるが、亀田の本塁への好返球でタッチ
  アウト。しかしながら、この日の守備陣は計4失策と大乱調。さらに記録に
  残らないミスも随所に飛び出す最悪の展開。              
 ◎6回裏、4回から登板した遠藤がヒットと内野守備陣の失策で二死一、三塁
  のピンチを招き、今シーズン初のタイムリーを許して3点目を奪われる。 
 ◎打線は5回表、先頭打者の斎藤がライト線へのヒットで出塁するが、二塁へ
  送ることも出来ずに後続が断ち切られる。続く6回表、二死無走者から山田
  がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁を成功させ、初めての得点圏の
  ランナーとなるが、あと一発が出ず、結局、散発3安打で完封負けを喫した。
 
撮影:深沢高敏 撮影:深沢高敏

文:奥田透,桐越信一

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