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2003 日本女子ソフトボールリーグ1部 第3節

第3節、1勝1敗
通算成績5勝2敗で、同率3位

 5月10日〜11日にかけて、栃木県鹿沼市運動公園野球場で日本リーグ1部第3
節が行われた。我が日立ソフトウェアは、初日の太陽誘電戦では12安打を放ちなが
もなかなかタイムリーが出ない展開となるが、ルーキー鈴木が全打点を叩きす活躍を
見せ遠藤が完封勝利。翌日のミキハウス戦では、同じくルーキー山崎が初先発で好投
するものの、打線が援護できず、ホームラン1本を喫して惜敗した。この結果、通算
成績5勝2敗で同率3位につけている。                    
 第4節は、5月17日〜18日、宮城県仙台市シェルコムせんだいで行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:田村由香 撮影:田村由香

 
対 太陽誘電戦(5/10 日立ソフトウェア5勝1敗)
ルーキー鈴木、初ホームランを含む全打点!
   遠藤、粘りの完封勝利!
チーム名
日立ソフトウェア 0 1 0 1 0 0 2 4
太陽誘電 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(4勝)−鈴木
【本塁打】鈴木(4回) 【三塁打】新海(2回) 【盗塁】黒田(2回),都築(2回)

 ◎初回表、先頭打者の山田がストレートの四球を選び出塁し、送りバントを絡
  めて得点圏に走者を進めるものの、後続が三者連続三振に倒れて先制ならず。
 ◎しかし、2回表、この回の先頭打者の新海がレフトへの三塁打で無死のラン
  ナーとして出塁。続く黒田が四球を選んですかさず二盗を敢行すると、相手
  の二塁への悪送球でなんなく先取点。さらにその後、来條のレフト前ヒット
  でチャンスを広げるが、後続が倒れ一気にたたみかけられない。     
 ◎一方、先発の遠藤は一発長打のある相手強力打線を3回までパーフェクトに
  抑える素晴らしい立ち上がり。この遠藤の力投に応えて4回表、先頭打者の
  ルーキー鈴木が、自身、リーグ戦初ホームランをレフトに放って追加点! 
 ◎2点をリードした4回裏、一回りした相手打線に遠藤がつかまり、2本のヒ
  ットと四球などで二死満塁。ここは後続をレフトフライに打ち取りピンチを
  脱するものの、続く5回裏にもまたもや二死満塁のピンチ。しかし、今シー
  ズンまだタイムリーを許していない遠藤は、フルカウントまで行くものの、
  相手3番打者を力の無いセンターフライに打ち取る粘りの投球。     
 ◎その後、打線は初回を除き6回表まで毎回の10安打を放つものの一塁走者
  が3回も牽制死するなど攻めのまずさが続き、残塁の山を築いてなかなか追
  加点を奪うことが出来ない。しかし、最終回表、田本の今シーズン初安打を
  皮切りに二死満塁とし、鈴木がセンター前に落ちる2点タイムリー!   
 ◎投げては遠藤が4,5回のピンチ以外のイニングはキッチリと三人で片付け、
  終わってみれば3安打完封勝利。この試合、ルーキーの鈴木が全打点を叩き
  出し、若いバッテリーの活躍で快勝した。               
 
撮影:田村由香 撮影:田村由香

 
対 ミキハウス戦(5/11 日立ソフトウェア5勝2敗)
ルーキー山崎、初先発での力投実らず惜敗
チーム名
ミキハウス 0 0 0 1 0 0 0 1
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】★山崎(1敗)−鈴木

 ◎前節、途中リリーフで好投したルーキーの山崎が先発し、同じくルーキーの
  鈴木とのバッテリー。山崎は初回表の立ち上がりを簡単に三者凡退で退けて
  好調な滑り出しでスタートする。                   
 ◎一方、相手先発はメラニー・ローチ。快速球に加え、高速の変化球を持って
  いるだけに攻略が困難な投手。しかし、初回裏、先頭打者の山田がいきなり
  のセンター前ヒットを放って出塁し、さらに相手エラーで無死一、二塁の絶
  好の先制チャンスを作るが、併殺などで先制点ならず。         
 ◎山崎は2回表、2本のヒットと四球で無死満塁の大ピンチ。しかしここから
  粘りの投球を披露する。まずはショートゴロで一死をとり、続く打者には二
  塁後方への小飛球を打たれるが、来條が背走キャッチのスーパープレー! 
  最後は投手ゴロで打ち取り、最大のピンチを力投で脱し、1点も与えない。
 ◎なんとか山崎を援護したい打線であるが、ローチの高速変化球の前に、2回
  から5回まで無安打と、ランナーを出せずに攻略の糸口をつかめない。  
 ◎4回表、それまで好投の山崎が先頭打者の相手4番に初球の甘いストレート
  を狙われ、センターオーバーのホームランを喫する。しかし失投はこの一球
  だけで山崎は以降、ヒット2本に抑えて追加点を与えず味方の反撃に託す。
 ◎山崎の力投に報いたい打線は6回裏、二死から山田が一塁へヘッドスライデ
  ィングで執念の内野安打をもぎ取り、すぐさま二塁盗塁を果敢に試みるが、
  相手捕手の好送球でタッチアウト。最終回の攻撃も簡単に三者凡退で退けら
  れ、山崎の力投実らず、山田の2安打だけで完封負けを喫した。     
 
撮影:磯崎千嘉 撮影:磯崎千嘉

文:奥田透,桐越信一

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