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位置・状態認識システム「Partout(パルトゥー)」は、2005年3月31日をもって販売を終了いたしました。以下は発表当時のニュースリリースであり、現在製品は販売しておりませんのでご了承ください。

1999年7月29日

パソコン上で人の位置と状態が確認できる
位置・状態認識システム「Partout(パルトゥー)」を発売

日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:小高俊彦)は、このたび、人の位置と状態を離れた場所からパソコン上で確認できる位置・状態認識システム「Partout(パルトゥー)」を製品化し、8月2日から発売します。
本システムは、利用者の位置情報に加え、専用端末に内蔵した体動センサーにより利用者の状態(歩く・走る・立ち止まる・倒れる)を検知することが可能で、徘徊症状のある高齢者の保護・探索や障がい者の外出支援、屋外作業員の状況把握など幅広い分野での利用が可能です。

現在、痴呆症の高齢者は、西暦2000年には約150万人に達すると推定され、徘徊症状のある高齢者の安全確保と同時にその介護者に対する精神的・肉体的負担などが社会問題となっています。徘徊症状のある高齢者は、数十キロ離れた町へ電車で移動することもあり、探索が困難となるケースが出てきています。また、利用者が近所にいるのか、遠隔地にいるのか。歩いているのか、倒れているのかという状態を把握できることは、保護する際の重要な情報となると同時に、介護者の精神的な負担を軽減することにもなります。

このような背景のもと、当社は、平成10年7月に位置・状態認識システムのプロトタイプを開発し、同年8月から千葉県我孫子市、11月から山口県周防大島などで徘徊症状のある高齢者の探索システムの共同トライアルを行いました。トライアルは、自宅で徘徊症状のある高齢者の方の介護に従事されているご家族の了承の下に、当社で開発した位置・状態認識システム専用端末を対象者に装着し、24時間体制で遠隔地から対象者の位置や状態を確認するものです。

今回発売する「Partout」は、専用ソフトウェアをインストールしたパソコン上で、専用端末を持った利用者の位置や状態を認識することができるシステムです。
専用端末は、携帯電話とGPS(*1)を組み合わせており、より広いエリアをカバーし、数メートルから数十メートルの精度で利用者の位置を検知することが可能です。
また、当社の独自技術である体動センサーを内蔵することにより、端末を装着した対象者の状態(歩く・走る・立ち止まる・倒れる)を、パソコン上でリアルタイムに把握することができます。地図データは、全国エリアを縮尺1/6250でカバーしているIncrementP社製の「MapDKクライアントマップ」を採用しており精度の高い探査が可能です。
さらに、トライアルの結果を踏まえ、端末の軽量化、省電力化を図るとともに、探査プログラムの機能を拡張し、「走る」状態認識の追加や対象者の情報を定期的に取得する定間隔探査機能、対象者が倒れた状態が続くと緊急事態として自動的にセンター側へ緊急メッセージを通知する機能などをサポートしました。

当社では、本システムを、徘徊症状のある高齢者の探査だけでなく、子供や障がい者の外出支援、屋外作業員の状況把握や貴重品の運搬などにおける、安心をサポートする情報支援システムと位置付け、自治体や警察、警備会社などを中心に拡販を展開し、平成11年度で、センターシステム200セット・専用端末10,000台の受注を目標にしています。

*1
GPS:Global Positioning System(全地球測位システム。地球を周回している32個の衛星の電波を利用した位置の測定システム)

[イメージ]「位置・状態認識システム Partout」

「位置・状態認識システム Partout」の主なシステム構成・価格および出荷時期

製品名価格出荷時期
ソフトウェア「Partout」5,000,000円〜平成11年8月1日
Partout端末248,000円平成11年8月1日
MapDKクライアントマップ(IncrementP社製)100,000円発売済

以上

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