ページの本文へ

Hitachi

 

お客さまへのお知らせ
「Mediscope(メディスコープ)」は、2002年4月30日をもってサービスを終了いたしました。以下は発表当時のニュースリリースであり、現在製品は販売しておりませんのでご了承ください。

1998年2月23日

インターネットを介した医療・健康情報提供サービス
「Mediscope」を開始

−関心が高まる医療・健康分野のコンテンツ市場に本格参入−

日立製作所は、このたび、インターネットによる病院/診療所の検索やEメールによる健康相談、薬についての相談などを行える、会員制の医療・健康情報提供サービス「Mediscope(メディスコープ)」を3月より開始します。当社は、この「Mediscope」により、医療・健康という新たな分野のコンテンツ事業を開始することにより、同事業の拡大を図ります。

医療費の個人負担額の増大や高齢化社会の到来を背景に、医療・健康情報への関心が高まっています。最近では、インターネットやEメールが普及してきたこともあり、これらを使った情報提供サービスへのニーズも個人・企業双方で増加しています。特に、企業の健康保険組合では、増大する医療費の削減を目的に、組合員への情報提供・相談サービスを実施するケースが出てきており、また生命保険・損害保険会社では、保険商品の付加価値として顧客へ情報提供のサービスを行う企業も増加してきており、今後市場の大幅な拡大が見込まれます。

当社では、コンテンツ事業に力を入れており、最近では凸版印刷株式会社と共同で、国内で初めて本格的なデジタル画像の預託・運用ビジネスを開始したほか、株式会社アスキーとインターネット/イントラネットを利用した遠隔教育ビジネスの共同実験を開始するなど、積極的に事業を推進しています。
今回提供を開始する「Mediscope」は、個人はもちろん、自治体の福祉関連部門や企業の健康保険組合、生命保険・損害保険会社などをサービスの対象としています。本サービスは、株式会社ウェルネス(代表取締役:平川淳一)の協力を得て、日立が提供するもので、ウェルネス社の約7万件、全国の病院、開業医、診療所等医療機関のほぼ90%をカバーするデータベースの活用や、同社の専門医療スタッフとの連携などにより、多様なサービスメニューを提供します。そのひとつ、「病院を探しましょう」では、上記のデータベースを使い、市町村別・診療科目別に簡単に病院検索が可能です。また、Eメールにより、専門のスタッフが病院探しに関する相談に応じるサービスも提供します。このEメール相談サービスについては、さらに、具体的な症状・病気に関する健康相談にまで、サービス内容を拡大する計画です。

2000年には、公的介護保険制度の導入が予定されています。介護サービスの利用者は、自分のニーズに合ったサービスを選択するために、情報収集が必要となります。 「Mediscope」では、こうした動きを視野に入れ、福祉・介護分野にもサービスを拡充し、医療・福祉分野を広くカバーする情報提供を行う予定です。

なお、本サービスの年会費は8,400円です。また、非会員でも限定サービスを無料で利用できます。

以上

ニュースリリース&トピックスに関するお問い合わせを受け付けております