グリーンエナジー&モビリティ部門では原子力・風力・太陽光発電システム、電力流通システムなどの受注からアフターサービスに至る製品ライフサイクル全般を、一貫した品質保証体制のもとに提供しています。
私たちは最先端の生産技術や製造エンジニアリング技術を積極的に取り入れ、さらにはサーキュラーエコノミーとカーボンニュートラル達成に向け、生産工場のCO2削減、廃棄物ゼロをめざしています。どこで・だれがつくっても環境価値の高い、高品質な生産技術および生産設備を開発します。さらに生産工場および生産業務プロセスのデジタル化を促進し、生産基盤設備のレジリエンス向上により、工場インフラを安定供給と生産効率向上に努めます。環境価値の高い、高品質・低コストな『モノづくり』を支えることで、お客様のご要望を実現します。
高品質の製品を迅速かつ低コストで製作するための生産設備開発や製造エンジニアリングツールの開発を行っています。IoT技術を活用した自動化生産設備の自家開発(メカトロおよび電気・制御設計)をはじめ、CAD、CAMなどの要素技術を独自に組み合わせ、生産業務効率向上のための生産環境を構築しています。また、「モノづくり」による社会貢献には、継続的に生産性を向上させ、低コスト化を図る必要があります。このために現状の生産・業務のあり方を改善し、より合理的かつ効率的なプロセスになるIE(Industry Engineering)を推進し、生産業務プロセスおよび制度の改革にも取り組んでいます。
グローバル環境で競えるGX(Green Transformation)およびDX(Digital Transformation)、さらにはSX(Sustainability Transformation)実現に向けた「モノづくり」活動を行っています。
工場では生産により発生するCO2削減に向けて、省エネルギー設備・再生可能エネルギー設備の導入やエネルギーマネジメントシステムの活用等のグリーン化を計画し、2030年のカーボンニュートラルの実現をめざして推進しています。また、生産で発生するプラスチック等の廃棄物は、原材料や燃料として有効利用することで、埋立ゼロをめざしており、持続可能な資源循環および脱炭素社会の実現に向けて活動しています。
高い信頼性が要求される社会基盤である電力設備の生産には、生産工場の基盤設備(電気、水、通信など)や加工・運搬設備(工作機械、プレス、クレーンなど)が常に高精度かつ正常に稼働することが不可欠です。
私たちは、それら生産工場の基幹設備の開発・導入、管理・保全を万全な体制で実施しつつ、時代の潮流に合わせたグリーン化・デジタル化への対応により、環境価値とレジリエンスの向上をめざし活動しています。