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こちらのページでは、Hyper-V2.0を利用される場合の2014年1月15日現在、注意事項や制限事項について記載しております。
今後順次追加サポートしていく予定です。随時こちらのページでアナウンスさせていただきます。

Windows Server 2008 Hyper-V 2.0とは

Hyper-V2.0とは、Windows Server 2008 R2の一部として提供されるハイパーバイザーベースのサーバ仮想化機能です。Hyper-V より、IT コストを削減し、サーバー使用率を向上させ、さらに動的なIT インフラストラクチャを実現することができます。

HA8000シリーズ、BladeSymphonyでは、2009年11月よりWindows Server 2008 R2プレインストールモデルを販売しておりますが、添付されているサーバインストールDVD/プレインストールのHyper-V機能は、Hyper-V2.0にて提供しております。

動作環境

1.サポート対象機種

HA8000シリーズ、BladeSymphonyで、Windows Server 2008 R2対応済みモデル。

2.Hyper-Vの使用方法、注意事項詳細について

HA8000シリーズ、BladeSymphonyでHyper-V2.0のセットアップ、使用上の注意事項についてはシステム装置に添付の「ソフトウェアガイド」に記載しております。
Hyper-V2.0利用時は「ソフトウェアガイド」を必ずお読み下さい。

3.Hyper-V2.0使用時のHotfix適用について

KB974598:プレマスタ適用
http://support.microsoft.com/kb/974598
CPUのC-Stateに関連してHyper-Vを有効にするとOSが落ちる問題を対策しています。
評価内では現象未発生ですが今後エナジースターモデルなどを考慮し予防保守として適用したほうがよいと考えます。
KB974672:ソフトウェアガイドに記載
http://support.microsoft.com/kb/974672
Hyper-Vで管理OS(ホストOS)起動時に仮想マシンを自動起動にしていた場合、仮想マシンの起動が完了しない場合がある問題を修正しています。
評価内では現象未発生ですが予防保守として適用したほうがよいと考えます。
KB975530:ソフトウェアガイドに記載
http://support.microsoft.com/kb/975530
Hyper-V有効時 Nehalem以降のCPUでC6-Stateに入った場合の問題を修正しています。 評価内では現象未発生ですがBIOSの実装に依存するとの情報もあり、今後全てのBIOSで確認できるわけではないので予防保守として適用したほうがよいと考えます。
また http://support.microsoft.com/kb/974909 の修正も入っています。

4.JP1/ServerConductor/Agentについて

管理OSにインストールしてご使用ください。ゲストOSでは、ご使用になれません。

5.BladeSymphonyシリーズ用JP1/ServerConductor/Agent,AdvancedAgentについて

管理OSにインストールしてご使用ください。ゲストOSでは、ご使用になれません。

6.BladeSymphonyシリーズ用JP1/ServerConductor/BSM,BSM Plusについて

Hyper-V機能をご使用の場合、JP1/ServerConductor/Blade Server Manager「08-80以降」をインストールしてご使用ください。
【インストール先】 管理OS上およびゲストOS上の両方ともインストール可能
【管理対象】 管理OSおよびゲストOSの両方とも管理可能

7.HA8000シリーズ用Log Monitor(ハードウェア保守ツール)関連について

Hyper-V機能をご使用の場合、Log Monitor(ハードウェア保守エージェント)を管理OS上にインストールしてご使用下さい。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。
[Hyper-V2.0]:V02-41以降(2009年11月末以降発売のHA8000xJモデル装置添付品)

8.BladeSymphony用Log Monitor(ハードウェア保守エージェント)について

Hyper-V機能をご使用の場合、Log Monitor(ハードウェア保守エージェント)を管理OS上にインストールしてご使用下さい。
ゲストOSへのインストールは未サポートとなります。
[Hyper-V2.0]:V07-52以降(2009年11月末以降出荷のBS320装置添付品/2009年12月1日以降出荷のBS2000装置添付品)

9.HA8000シリーズ用RAID管理ユーティリティ(MegaRAID Storage Manager)について

製品添付のMegaRAID Storage Manager(以下Verを参照)を管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。

  • こちらより最新版を入手できます。詳細は、HA8000シリーズ(新規ウィンドウで表示 HA8000シリーズのWebサイトへ)

10.BladeSymphony用RAID管理ユーティリティ(MegaRAID Storage Manager)について

製品添付のMegaRAID Storage Manager(以下Verを参照)を管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。

  • こちらより最新版を入手できます。詳細は、BladeSymphony(新規ウィンドウで表示 BladeSymphonyのWebサイトへ)

11.BladeSymphony/HA8000シリーズ用RAID管理ユーティリティ(Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigator)について

Hypver-V機能をご使用の場合、Hitachi Server Navigator - Hitachi RAID Navigatorを管理OS上にインストールして使用してください。
ゲストOSへのインストールは未サポートです。

12.流通ソフトウェアの利用について

Hyper-V2.0環境上での注意事項がある場合があります。
使用前に各ソフトウェアの開発元にご確認ください。

13.HA8000シリーズ用UPS管理ソフトPowerChute Business Edition/PowerChute Network Shutdownについて

PowerChute Business Editionについて
管理OS含め、未サポートです。
PowerChute Network Shutdownについて
サポートを開始しました。Enterprise Edition を管理OS上にインストールしてご使用ください。

14.HA8000シリーズ用UPS管理ソフトPower Monitor Hについて

管理OS含め、未サポートです。

15.BladeSymphony/HA8000用UPS管理ソフトPower Monitor H for Networkについて

サポート開始いたしました。Hyper-V対応版PowerMonitor H for Networkを管理OS上にインストールしてご使用ください。

16.バックアップについて

テープ装置について
ゲストOS上から直接テープ装置にバックアップを取得することは出来ません。

17.JP1/VERITAS Backup Exec2012について

JP1/VERITAS Backup Exec2012についてサポートを開始しました。

18.日立オープンミドルウェアの対応について

日立オープンミドルウェアのWindows Server 2008 R2対応状況についてはお問い合わせください。

日立製作所で確認したゲストOS

サポートするゲストOSは、以下のとおりです。

  • Windows Server 2008 R2 Standard 日本語版(SPなし、SP1)
  • Windows Server 2008 R2 Enterprise 日本語版(SPなし、SP1)
  • Windows Server 2008 R2 Datacenter 日本語版(SPなし、SP1)
  • Windows Server 2008 Standard 日本語版(SPなし、SP2)
  • Windows Server 2008 Enterprise 日本語版(SPなし、SP2)
  • Windows Server 2008 Datacenter 日本語版(SPなし、SP2)
  • Windows Server 2008 Standard 日本語版(SPなし、SP2)(32-bit)
  • Windows Server 2008 Enterprise 日本語版(SPなし、SP2)(32-bit)
  • Windows Server 2008 Datacenter 日本語版(SPなし、SP2)(32-bit)
  • Windows Server 2003 R2,Standard Edition 日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003 R2,Enterprise Edition 日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003 R2,Standard x64 Edition 日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003 R2,Enterprise x64 Edition 日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003,Standard Edition日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003,Enterprise Edition日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003,Standard x64 Edition日本語版(SP2)
  • Windows Server 2003,Enterprise x64 Edition日本語版(SP2)
  • Windows 2000 Advanced Server日本語版(SP4),
    Windows 2000 Server日本語版;(SP4)につきましては、アプリケーションを含めお客様で検証いただいた上でご利用ください。
    (マイクロソフト社のサポートも2010年7月に完全に終了しましたので, 新バージョンへの移行を計画的にご検討ください)
  • Windows7 Professional x86 Edition(SPなし、SP1)
  • Windows7 Enterprise x86 Edition(SPなし、SP1)
  • Windows7 Ultimate x86 Edition(SPなし、SP1)
  • Windows7 Professional x64 Edition(SPなし、SP1)
  • Windows7 Enterprise x64 Edition(SPなし、SP1)
  • Windows7 Ultimate x64 Edition(SPなし、SP1)
  • WindowsVista Business x86 Edition(SP2)
  • WindowsVista Enterprise x86 Edition(SP2)
  • WindowsVista Ultimate x86 Edition(SP2)
  • WindowsXP Professional x86 Edition(SP3)

上記以外のOSは非サポートとなります。

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