ページの本文へ

Hitachi

製造業・流通業向けソリューション

交通渋滞による社会的な経済損失と共に、クルマを運転するドライバには『いつでも、どこでも、高精度な交通渋滞情報がほしい』という要求があります。従来からのVICS交通情報に加え、タクシーなどの位置情報を活用し日立独自の交通情報処理技術、渋滞予測技術により広範囲かつ高品質な交通情報を提供します。この交通情報は、携帯電話やPCのサービスサイトからの一般ユーザーのみなさまへの配信サービス、商用車や業務車両の効率的な運行・配車管理への活用、テレマティクスサービスセンタなどを通じたカーナビゲーションへの配信・提供により、渋滞を避け短時間で目的地に到着ができるルート案内などのサービスを通じて、みなさまの利便性を高めることを目的としています。

交通情報サービス/ソリューション
画像を拡大する(新規ウィンドウを表示)

特長

(1)広範囲にわたる交通情報を提供

プローブカーを用いる交通情報システムでは、1時間に数台程度しかプローブカーが走らないような道路の場合、交通情報収集が困難で交通情報を提供できる範囲が限られてしまうという課題があります。本サービスでは、日立が開発した推定補完技術*1によって、過去の統計と周辺道路の状況を分析し、欠損する交通情報を高精度に推定し補完することで、広範囲かつ安定的な交通情報の提供を可能にしています。これにより、東京都23区内の主要道路(国道、都道、高速道)の80%以上のカバー率*2で常時リアルタイムな交通情報を提供します。

推定補完技術
画像を拡大する(新規ウィンドウを表示)

*1
現時点でのデータがない道路に対して、過去の統計情報と周辺の現在道路旅行時間等を分析して、現在時刻の道路旅行時間を算出する技術
*2
東京都内の全主要道路の中で渋滞情報等の交通情報を提供できる割合

(2)リアルタイムな交通情報の提供

本サービスで用いるプローブ情報は、走行中の数千台のタクシー全車両から30秒周期で常時データ収集し、高速に処理することで、5分間隔でのリアルタイムで精度の高い交通情報を提供します。タクシーで収集するプローブ情報量は、平均的な自家用車の走行距離に換算すると、約1万台分に相当します。

プローブ交通情報

(3)高精度な渋滞予測情報を提供

蓄積した過去のプローブ情報と、日立が開発した特徴空間方式*3により、月、曜日、祝日、連休や各種イベントなどの多種多様な交通状況に応じた高精度な渋滞予測情報を提供します。
さらに、道路の右折レーンや左折レーンでの混雑具合をプローブ情報から算出することにより、異なる道筋を通った場合に要する時間を、より高精度に提供することが可能です。

高精度な渋滞予測情報
画像を拡大する(新規ウィンドウを表示)

*3
交通情報履歴から、「朝の渋滞」「夕方の渋滞」のような基本となる特徴(基本特徴)を抽出し、月・曜日・祝日・連休・季節などの予測したい日の組合せと基本特徴から渋滞情報を予測する方式

適用分野

(1)携帯・PC向けコンテンツ提供分野

モバイルユーザー向けサイトを通じて、渋滞のリアルタイムな情報と渋滞予測情報を、ドライバーだけでなく、それ以外のユーザーにも、より広く提供します。

携帯向けコンテンツ提供

・携帯向けコンテンツ提供
  ◆ 交通情報提供(過去・未来現況)
  ◆ 交通状況予報メール通知
  ◆ ルート検索
  ◆ グループ−交換サービス 等

PC向けコンテンツ提供


・PC向けコンテンツ提供
  ◆ ドライブルート検索
  ◆ 旅行計画検索
  ◆ 地域観光情報検索
  ◆ 旅館情報検索 等

(2)タクシー配車業務支援分野

タクシーの配車管理業務向けに、配車車両の交通渋滞を考慮した到着予定時間を提供します。これにより、配車の際、お客さまに車両のより正確な到着予定時刻をお知らせできるほか、目的地までの最速のルートを提供できるなど、顧客満足度の向上につなげることが可能になります。

タクシー配車業務支援

 ◆ タクシー車両効率的配車
 ◆ お客さまへのより正確な到着予定時刻案内
 ◆ 目的地までの最速ルートの提供 等

(3)物流業務向け運行管理支援分野

配送・運行管理業務向けに、予測交通情報サービスを提供します。これにより、配送・運行管理の計画業務の支援や配送先へのより正確な到着予定時刻の提供、遅延情報の連絡を効率よく提供ができ、配送先へのサービス向上が図れます。

物流業務向け運行管理支援

 ◆ 配送・運行管理計画業務支援
 ◆ 配送先へのより正確な到着予定時刻案内
 ◆ 渋滞による遅延情報の連絡効率化  等

(4)カーナビゲーション・テレマティクスサービス分野

カーナビゲーション向けに、統計予測交通情報を提供するものです。これにより、交通情報提供エリアの拡大が可能となります。また、テレマティクスサービス向けに、現況の交通情報やリアルタイム予測交通情報を提供することでサービス向上が図れます。

カーナビ向け交通情報提供

 ◆ 交通情報提供エリアの拡大
 ◆ より正確な現況交通情報の提供
 ◆ リアルタイム渋滞予測を加味したルート案内 等

提供交通情報

提供交通情報
  提供情報 提供内容 旅行時間 渋滞度 渋滞長
過去 蓄積情報 現況情報を蓄積した情報で年度単位に過去の交通情報を提供
統計情報 月・曜日・連休・イベント等で統計
処理した過去の交通情報を提供
統計主要道路
区間旅行時間
蓄積した過去の区間旅行時間を年度単位で提供
現況 現況情報 現在の交通情報を元に推定補完処理した交通情報を提供
主要道路
区間旅行時間
主要道路を対象とした指定の区間(起点〜終点)の旅行時間を提供
予測 リアルタイム
予測情報(短時間)
現況情報と過去情報を元に直近(30分から2時間先)の予測情報を提供
統計予測情報
(中長時間)
特徴空間方式によって予測した長期予測情報(数時間〜数年先)を提供

Q&A

Q:交通情報はどのような内容が提供されるのでしょうか?

A:現況の交通情報と将来の予測情報と過去の交通情報につき、それぞれ旅行時間、渋滞度、渋滞の長さに関するデータを提供しています。

Q:カーナビではVICS情報が表示されますが、何が違うのでしょうか?

A:VICS情報は道路に設置したセンサーにより渋滞情報を収集しており、サービス対象となる道路は高速道路や国道などの主要道路に限られています。日立の交通情報は、道路を走っている一台一台の車両をセンサーとし、一定時間もしくは一定距離ごとに走行状態をサンプリングし、これをセンターで処理することでさまざまな道路の渋滞状況を把握し提供します。

Q:日立の交通情報にはどのような特長があるのでしょうか?

A:まず車両から得られるプローブ情報から交通情報を生成するため、主要道路に限らず広範囲できめ細かい交通情報を提供できることです。また、本サービスで用いるプローブ情報は、走行中の車両から常時データ収集し、高速に処理することで、リアルタイムで精度の高い交通情報を提供しています。

Q:プローブデータを取得するために日立はどのような方法を採用していますか?

A:プローブカーからのデータを30秒周期で常時収集しています。

Q:交通情報が欲しい道路上で必ずしも車両が走っていないことがあると思いますが、この場合には渋滞情報がわからないのですか?

A:日立が開発した推定補完技術では、プローブ情報を取得できない場合も、過去の統計と周辺道路の状況を分析し、欠損する交通情報を高精度に推定補完し、渋滞情報を生成します。これにより広範囲かつ安定的な交通情報を提供します。

Q:現在の渋滞情報だけでなく、今後の特定の月日の渋滞情報の予測はできますか?

A:日立開発の特徴空間方式では、月、曜日、祝日、連休や各種イベントなどの多種多様な交通状況に応じた高精度な渋滞予測情報を提供します。これにより運行計画の策定や旅行などの計画に有効に利用できます。

Q:日立の交通情報の使用実績にはどのようなものがあるのでしょうか?

A:コンテンツプロバイダ、自動車メーカ、ナビメーカ、物流センター、交通流調査などに幅広く使用されています。

Q:どれくらいの期間の交通情報を蓄積していますか?

A:交通情報サービスを開始した2007年7月以降の交通情報を蓄積しています。 この期間以外についてはご相談ください。

お問い合わせ

何をお探しですか?
キーワードで探す


何をお探しですか?
製品・ソリューションや、ビジネスキーワードなどで検索することができます。
キーワードで探す