株式会社 三菱東京UFJ銀行殿

構築事例 概要

三菱東京UFJ銀行は、法人向けインターネット・バンキング・システムの追加サービスとして、2006年11月1日より為替予約取引サービス｢BizSTATION FOREXサービス」(以下、｢FOREXサービス」)を新規に開始しました。

FOREXサービスは新たに構築された為替予約WEBシステムにより提供されるもので、従来のBizSTATIONサービスに為替予約の締結や期日変更、明細照会や、希望する市場相場に到達したことを画面上で通知するレートアラーム機能などが追加されました。

【図】法人向けインターネットサービス｢BizSTATION」

構築の経緯・効果

ビジネスチャンスを逃さない為替サービスの実現に取り組んだ三菱東京UFJ銀行は、Webアプリケーションにはリッチクライアント^(*1)を採用。自社独自の為替システムを新たに構築したことにより、スピーディで優れた操作性を持つ、従来以上の為替サービスの実現が可能になりました。

FOREXサービスの特長

• 最新為替レートの情報を自動表示
• プッシュ機能により高速レスポンスの実現
• 洗練されたユーザーインターフェースの実現

多数のお客様に操作性の高い為替予約取引サービスを提供したい。そんな思いで取り組んだ三菱東京UFJ銀行の開発プロジェクトに日立はソリューションパートナーとして参画。FOREXサービスの実現までを全面的にサポートしました。具体的には、リッチクライアント支援ソフトに ｢Nexaweb」^(*2)、キャパシティ・パフォーマンスの対応にSSLアクセラレータ｢ArrayTMX」^(*3)などの他社製品を含む、システム基盤の構成・設計、及び業務アプリケーションの開発等を実施しています。

日立製作所は、概念設計フェーズから当システム開発プロジェクトに参画。対顧システムであることから、洗練されたユーザインターフェース、およびスピーディーで優れた操作性を実現する必要がありました。そのため、従来のウォーターフォール型のシステム開発に加え、プロトタイプを用いた開発手法も取り入れるなど、お客様と二人三脚で開発・テストを進めてきました。

今後もお客様のベストソリューションパートナーとして、当該システムの更なる成長に寄与して参ります。

*2

Nexawebは日本ネクサウェブ株式会社 の製品です。

*3

ArrayTMXはArrayNetworks,Inc. の製品です。