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Hitachi

経営・製造
ダッシュボード

経営・製造ダッシュボードは、製造現場の4Mデータを起点とする経営情報から
製造現場の状況までのKPIを一元的に見える化し、迅速な意思決定につなげることで、
現場改善サイクルを高速かつ持続的に回すご支援をいたします。

生産現場における
3つの課題と解決策

  • 課題

    • 現場データは収集しているが、個別システムごとに散在しているため、一元的な有効活用ができていない

    解決

    • 現場データを4M観点で再整理し、時刻を共通軸とした一元表示により、隠れた相関の見える化、データ活用の促進を支援
  • 課題

    • 現場改善に取り組んではいるが、局所的な施策となり、全体的な改善効果が得られていない

    解決

    • KPIや製造動態の全体ふかんチャートからのドリルダウンにより、改善すべき課題の特定および対策効果の可視化を支援
  • 課題

    • 不具合発生時、要因特定までに時間がかかり、その間のライン停止により可動率が低下
    • 不具合が単発不良なのか傾向不良なのかの判断がつかず、過剰な再検査・廃棄コストが発生

    解決

    • 当該不具合発生時刻周辺の4Mデータ(部品ロット、各種測定値、現場作業者映像、設備アラートなど)の一元照合、傾向確認により、不具合要因、波及範囲の特定を支援
日立のノウハウや知見を生かし、現場改善のための迅速な意思決定をサポート

機能一覧

経営・製造ダッシュボードの主な機能は下記となります。

機能概要
可視化機能 Line View 相互のひも付けが困難な4Mデータ間も”時刻”を共通軸に並列・重ね表示することで、隠れた相関を見える化
【表示例】
  • 製造動態表示(ガントチャート、製造ダイヤグラムチャート)
  • イベント表示(設備異常、不良発生、部品切替、など)
  • 設備状態表示(段替中、運転中、異常停止中、計画停止中、など)
  • 長期滞留部品、部品納入/欠品状況表示
  • 標準処置手順表示、処置実績入力、自動記録
  • 変化点ハイライト表示
KPI View 階層・部門ごとのKPIをシームレスに連動させて見える化し、迅速な状況把握・要因特定・対策立案を支援
【表示例】
  • 経営KPI表示(製造原価、利益率、など)
  • 生産KPI表示(可動率、稼働率、不良率、製造タクトタイム、など)
  • 生産予実表示(生産高、仕掛数、など)
  • 変化点ハイライト表示
分析機能 Plugin Analytics 各種統計・相関分析チャート、システム間連携機能などを備え、深堀分析を支援
【分析部品例】
  • 相関図(センサー計測値、など)
  • パレート図(不良、設備トラブル、など)
  • ヒストグラム(センサー計測値、実績工数、LT、など)
  • 管理図(センサー計測値、など)
  • 映像システム連携・現場映像表示
4M標準データマート製造業を対象とした4M標準データモデルを実装したデータマート
ドリルダウン機能各画面、チャートからの項目フィルタ、詳細ドリルダウン

また、事例に基づいた製造業向けのテンプレートを準備しています。

システム構成例

経営・製造ダッシュボードの構成例を以下に示します。

4M:huMan、Machine、Material、Method
KPI:Key Performance Indicator
LT:Lead Time
ETL: Extract/Transform/Load
ERP:基幹業務システム(Enterprise Resource Planning)
MES:製造実行システム(Manufacturing Execution System)
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