研究者小倉 孝裕

経歴

2005年入社
入社後、サプライチェーンマネジメント、生産制御分野を対象とした数理最適化、シミュレーション、確率論を用いた計画最適化技術、ソリューション開発に従事するとともに、日立Gr.の半導体、ハードディスクドライブ、家電、鉄道車両、昇降機事業のSCM改革を推進
現在、グローバルイノベーションリーダーに向けたコーポレートR&Dの研究戦略の策定、オペレーションの仕組み構築に従事

博士（知識科学）
日本経営工学会員、日本オペレーションズ・リサーチ学会員

担当業務（得意）領域

• 産業分野のDX、CXに寄与する技術戦略検討
• SCM/ECM改革の構想策定、業務設計、要件定義、基本設計
• S&OP業務領域の計画最適化モデルの検討

これまでの主な実績

• 拠点配分計画、生産計画最適化システム、サプライチェーンリスク影響特定方式の開発と半導体事業の国内外拠点への導入
• リエントラント型ジョブショップ対応の生産スケジューラー、設備投資計画最適化システム開発とハードディスクドライブ米国工場への導入
• 鉄道車両事業における、グローバル設計-製造連携システム、FRACASシステム構築、サプライチェーンリスク抽出方式の開発
• マスカスタマイズに対応した4M(huMan, Machine, Material, Method)統合生産システムの開発と昇降機 中国工場への導入
• エージェントベースサプライチェーンシミュレーターの開発とアパレル、家電メーカーへの導入

講演実績やメディア掲載実績

• 「ニューノーマル時代の製造流通業を支えるバリューチェーンコーディネーションサービス」日立評論, 2021, vol.103 No.2, 222-226
• 「次世代ロジスティクスサービスを支える先進技術開発」日立評論, 2017 Vol.99 No.6, 102-107
• "Bayesian Optimization Methods for Inventory Control with Agent-based Supply-chain Simulator", IEICE TRANSACTIONS on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences, 2022, E105-A(9) 1348-1357.
• "Prediction of arrival time of vessels considering future weather conditions", Applied Sciences, 2021, 11(10).
• "A Combinatorial Auctions Approach to Capacity Sharing in Collaborative Supply Chains," 2021 IEEE 17th International Conference on Automation Science and Engineering (CASE), Lyon, France, 2021, 1008-1014,
• "Development of an Agent-based Simulator for Digital Supply Chain Twins", Proceedings of the 12h Conference on Industrial Engineering and Operations Management (IEOM), 2021
• 「社会イノベーション事業での経営工学の活用」日本経営工学会　経営システム, 2020, 第29巻 第2号