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Hitachi

統合サービスプラットフォーム BladeSymphony

連載第4弾「TCO削減編」

その1 固有の仮想化ノウハウが、コスト増加を招く落とし穴に。

一筋縄ではいかない仮想化スキルの習得。

先日、CIOの命令を受け、社内に散在するサーバー群を仮想化し、サーバー統合を行った。サーバー統合によるハードウェアコストの削減や電力・空調、設置スペースなどの環境コストの削減などにより、一定のコスト削減効果を得ることができた。しかし、従来よりも増えたコストがある・・・。

仮想サーバーの構築費はもちろん、仮想化ソフトのライセンス費や仮想化対応のため新たに必要となるアプリケーションの購入費だ。そして決してバカにできないのが、仮想化スキルの習得にかかる費用だ。管理ソフトやバックアップソフト、クラスタソフトはすべて仮想化用のものを準備しないといけないし、運用には仮想化固有のスキルが必要になる。
そういう今日もトレーニングコース受講の日だ。

仮想化によるサーバー統合、時に思ったようなTCO削減効果がでない場合も。導入の際は、仮想化ソフト導入に伴いかかる初期投資コストはもちろん、仮想化固有のスキルを習得するための費用、仮想サーバー数の増加に伴うサーバー管理の煩雑化など、目には見えないコストも含めて検討が必要です。

「仮想化固有のノウハウが不要」

一般的な仮想化ソフトでは、従来通りに運用しようにも、仮想化固有のツールやノウハウがほとんどの場合必要になり、その分、スキル習得費がかさみます。その点、ハードウェアベースのVirtageなら、物理サーバーと同様の運用が可能だから、仮想化固有のノウハウを習得する必要がありません。SAN経由の高速バックアップを利用したり、クラスタ構成を組んだり、仮想サーバーで開発・テストした環境をそのまま物理サーバーに移行するなど、効率的な運用が行えます。しかも、仮想サーバー数の増加に伴い煩雑化しやすいサーバー管理も物理サーバーと同様に行えるため、負担は大きく軽減されます。

その2 旧OS資産の安易な延命が、コスト増の落とし穴に。

延命したレガシーシステムでトラブル発生!

サーバーリプレースの際にシステムを仮想化し、Windows NTや2000などの旧OS資産を残した。移行コストや期間を抑えながら、レガシーシステムも延命できて願ったり叶ったりだ!
快調な日々が続く。

ところがある日、延命したレガシーシステムでトラブルが発生。レガシーといえどもクレームが来た。元担当者は転属したり退職したりで、現在、わが社にはレガシーシステムについて詳しい人間がいない!!

カスタマイズを繰り返してブラックボックス化したシステムに精通した人間がいない今、もともとの問題なのか、レガシーOSの問題なのか、仮想化の問題なのか、切り分けすら一筋縄ではいかない。どうしたらいいのやら・・・。

OSアップグレードを行おうにも、パッチ提供などOSベンダーのサポートはすでに切れており、OS変更に伴い通常かかる移行コストに加え、アプリケーションの修正・開発や動作確認なども必要になり、しかも担当者不在のため一からシステムを検証し直さなければならず、膨大な費用と時間が・・・。こんなことなら、はじめからOSの移行もちゃんとやっておけばよかった。

コストのかかるOSの移行を避け、その場しのぎで安易にレガシーシステムの延命を行うと、将来的なコスト増加に陥る落とし穴になります。定年や転職などでレガシーシステムの担当者がいなくなる可能性がある場合は特に、サーバーリプレースを機にサポートのあるOSへの移行をおすすめします。

「短期間・低コストで移行が可能」

OSの移行(バージョンアップ)は面倒だと思われるかもしれません。しかし、サポート切れのレガシーOSを使い続けるのは、OSの脆弱性などの面でもおすすめできません。また、一般的な仮想化ソフトを用いてレガシーシステムを延命する場合には、クラスタ構成やバックアップ構成など、物理サーバーと仮想サーバーの差異により、運用面での再設計が必要になり、その分、移行コストや期間がかかります。
その点、ハードウェア透過性に優れ、物理サーバーと同様に扱えるVirtageなら、運用面で再設計することなく、OSのバージョンアップを伴うシステム移行評価もスムーズに行えます。Virtageのある導入事例では、当初の見積もりでは半年かかる規模のところ、4か月弱でシステム移行を完了しました。