インテル® Xeon® プロセッサー E5ファミリーを搭載した3種類のサーバブレード、ハードディスクやPCIeフラッシュドライブボードを搭載可能な2種類の拡張ブレードをラインアップ。
システム用途に応じたブレードを信頼性の高いサーバシャーシに搭載して提供します。
ブレードラインアップ

BS520A
インテル® Xeon® プロセッサー E5-2400シリーズを最大2個搭載可能な1スロット幅のサーバブレードです。ニアラインSATAディスクをサポートするなど、コストパフォーマンスに優れています。

BS520H
インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v2シリーズを最大2個、メモリーを最大768GB(ギガバイト)まで搭載可能。仮想マシンの集約密度が向上し、ミッドレンジクラスの仮想化に適しています。

BS540Aサーバブレード
インテル® Xeon® プロセッサー E5-4600シリーズを最大4個、メモリーを最大1.5TB(テラバイト)まで搭載可能な2スロット幅のサーバブレード。4つの拡張カードスロットを備えており、仮想化/クラウド基盤に求められる柔軟かつ広帯域なI/O構成を実現し、ハイエンドクラスの仮想化に適しています。

サーバブレードストレージ拡張ブレード
1スロット幅のサーバブレードに接続することで、内蔵HDDまたはSSDを最大8台まで搭載でき、物理容量を最大9.6TBに拡張可能。大容量のディスク領域が必要な仮想化環境やデータベース用途にも、外付けストレージを追加することなく対応できます。キャッシュバックアップ機能により万一の停電時にもデータを保護します。また、ストレージ拡張ブレードにSASカードを装着することで、LTOオートローダなどのバックアップ装置に直接接続できるため、バックアップサーバや管理サーバとしても利用できます。
SSD:Solid State Drive LTO:Linear Tape - Open

サーバブレードPCI拡張ブレード
BS520Hサーバブレードに接続して利用するPCI Expressスロットを最大6スロット備えた拡張ブレードです。Fusion-ioフラッシュドライブボード(ioDrive2®)をサポートし、ストレージI/O性能がボトルネックとなるシステムの高速化に貢献します。
SSD:Solid State Drive LTO:Linear Tape - Open
サーバシャーシ
高さ6Uシャーシに1スロット幅のサーバブレードを最大8台搭載可能。ファンモジュール、スイッチモジュール、電源モジュール、マネジメントモジュールはすべて冗長化が可能で、信頼性の高いシステムを実現します。
1U:44.45mm


サーバブレードとその他のモジュールをつなぐバックプレーンには、コンデンサーやICなど、故障の原因となる電子部品を搭載せず信頼性を高めています。また、次世代高速I/Oに対応し、将来の拡張にも余裕を持って対応できます。
サーバ論理分割機構Virtageを標準搭載し、物理サーバを論理分割して複数の仮想サーバとして使用できます。
その他にVMware vSphere®、Windows Server® 2012 Hyper-V®、Red Hat® Enterprise Linux® Server 6 KVMなどの仮想化環境にも対応します。また、仮想化/クラウド基盤において複雑化するネットワークの運用負担を軽減する先進的なI/O機能を備えています。
クラウド基盤
メインフレームで培ったLPAR方式のサーバ論理分割機構Virtageを標準搭載。4LPARライセンスを無償提供し、最大30LPARまで拡張できます。VirtageはCPUコア、メモリー、I/Oのハードウェアリソースの占有/共有を設定し、必要な性能を保証できるとともに、万一の障害発生時の影響範囲を局所化できるため、マルチテナント化されたクラウド基盤に適用できます。
LPAR:Logical PARtitioning
先進I/O機能
仮想化/クラウド基盤には、柔軟な運用が求められる一方でネットワークが複雑化するという課題があります。BS500は、LANとSANのI/Oを統合するDCBに対応し、異なる種類のI/Oが混在する環境でも、ネットワークアダプタやスイッチの増設が不要で、シンプルなケーブリングを実現できます。


さらにNICポート分割機能により、単一ポートを論理的に分割し、帯域幅合計10Gbpsの4つのNICとして構成可能。分割したポートごとに帯域制御するといった柔軟なネットワーク構成が可能です。
10Gbps DCBスイッチモジュールはイーサネット・ファブリックに対応。ネットワーク構築時のスパニング・ツリー設定を気にすることなく、ネットワークの仮想化を容易に実現できます。

お客さまのさまざまなニーズに応えるスイッチモジュールを用意。1Gbps LANスイッチモジュールは拡張カードを組み合わせることで、サーバブレード1台あたり最大1Gbps 16ポート、LANスイッチモジュール1台あたり最大1Gbps 8ポートの外部ポートを使用可能。1Gbpsの物理ポートを多数使用したいというニーズに応えます。
<搭載可能スイッチモジュール>

10Gbps DCBスイッチモジュールのAMPP機能により、事前にポートプロファイルを定義しておくことで、ファブリックを構成する複数スイッチ間で仮想マシンを移動する際にも、サーバのMACアドレスに対応したプロファイルがスイッチ側に自動的に適用されるため、人手で設定を変更する必要がありません。

AMPP:Automatic Migration of Port Profiles CNA:Converged Network Adapter
DCB:Data Center Bridging FC:Fibre Channel NIC:Network Interface Card
SAN:Storage Area Network VLAN:Virtual LAN
多数のサーバを導入した際の設定作業から運用管理、保守・メンテナンスにいたるまで、システムライフサイクルにわたりお客さまの作業負担を軽減します。
導入
定義ファイルをあらかじめ作成し、USBメモリーからシャーシにコピーすることで、ミスなく短時間でシャーシ設定が可能。また、LCDタッチコンソール(オプション)を利用することで、管理サーバ・管理PCレスで簡易設定や状態確認が行えます。
LCD:Liquid Crystal Display

運用
マネジメントモジュールに内蔵した統合Webコンソールは、GUIによる直感的な操作で、サーバシャーシの設定や各モジュールの状態確認、オンラインマニュアルの参照が可能。さらに、統合Webコンソールから各モジュールのコンソールを直接立ち上げ、一括管理できます。ハードウェア構成情報などのログも自動採取できるため、万一の障害時にも速やかに対応できます。

サーバブレードに標準添付している「Hitachi Server Navigator」により、OS/ドライバの自動インストールやユーティリティ/ドライバ/ファームウェアの自動アップデート機能を提供します。従来のOSインストールと比較してオペレーターの作業時間を約4分の1に短縮できます。
保守・メンテナンス
万一の障害時には、必要なログ情報を自動取得し、保守拠点に自動通報*1します。サーバブレード内部の搭載部品周辺に障害部位と障害内容を示すLEDを搭載しており、プロセッサ以外はツールレス*2で部品交換できるため、短時間かつ正確な保守作業が可能です。また、ファームウェアの更新は統合Webコンソールからお客さま自身で行うことができ、メーカー作業員による代行にも対応します。

電源モジュールなどのコンポーネント単体からサーバシャーシ全体のエアフロー構造まで、省電力化を追求しています。
また、100V電源対応や約45dBの静音化を実現し、さまざまな設置環境に対応します。
省電力化
電源冗長構成において、現用系電源モジュールの電力に加えて、予備系電源モジュールの電力の一部を活用できる電源容量拡張機能をサポート。より少ない電源モジュールでサーバブレードを稼働させることができ、電力設備を効率よく利用できます。万一電源系統に障害が発生した場合は、電力キャッピング機能により即座にサーバブレードの動作周波数を制御し、残りの電源モジュールで稼働を継続します。


変換効率94%*を超える業界最高基準の80 PLUS® Platinumを取得した高効率電源モジュールを採用。省電力プロセッサや省電力メモリーも選択可能です。
過剰な冷却を抑制するファン回転数制御や、変換効率を高める電源モジュールの稼働台数制御、シャーシ/ブレード単位で上限値を設定し、消費電力を抑えるパワーキャッピング機能など、先進の省電力化機能を備えています。
発熱源となるスイッチモジュールを効率的に冷却するため、シャーシ前面下のエアーダクトから背面のスイッチモジュールにフレッシュエアーを直接供給し、横穴から冷却ファンへと排熱する3次元のエアフロー構造を開発。最高40℃までの動作保証を可能とし、空調電力の削減に貢献します。

設置環境対応
BS520Aサーバブレードのインテル® Xeon® プロセッサー E5-2430L搭載モデルでは静音モードをサポートし、システムファンの回転数を制御することで、サーバシャーシの動作音を約45dBに抑えます。防音設備のない事務所内のサーバルームやオフィスの片隅で使用することも可能です。
| 騒音レベル (参考値) |
60dB:普通の会話 50dB:一般的な事務所の中 40dB:図書館の中 |
30dB:ささやき声 20dB:木の葉が触れ合う音 |
|---|
200V電源に加えて100V電源にも対応しているため、既存のPCサーバと同じ電源環境のままで、PCサーバをリプレースできます。
BladeSymphonyの導入・運用を支援する各種サービスを提供。
さらに、長期間の安心を保証する「おまかせ安心モデル/おまかせ安心ロングライフモデル」や、最新ITトレンドに対応した「日立におまかせソリューション」を用意しています。
サポート&ソリューション
Easy Startサービスは、BladeSymphonyや管理サーバ、周辺機器の導入にあたり通常現地で実施する各種ハードウェア設定などを、工場内で事前構築するサービスです。現地のシステム構築時間を大幅に短縮し、専門知識を持った技術者が高品質な対応を行うことで、お客さまは安心してカスタマイズや業務の実装に注力できます。

部門業務サーバから基幹システムまで、お客さまのシステム規模や重要度に応じて選べる3つのサービスグレード(スーパープレミアム、プレミアム、スタンダード)を用意。サービス対応時間においても、深夜休日を問わず稼働し続けるシステム向けの「24時間週7日対応」と、平日日中に稼働するシステム向けの「平日8:00〜19:00対応」の2種類を用意。お客さまのシステム環境に応じて、サービスグレード、サービス対応時間、オプションメニューを自由に組み合わせることができます。

5年間および7年間の無償保証に加え、問題解決の支援、技術情報の提供、改良版の提供を行う「おまかせ安心ハードウェアサポートサービス」、HDDを安全に処分する「おまかせ安心HDD破壊サービス」、サービスエンジニアによる年1回の「簡易定期点検」を組み合わせて提供するモデルです。24時間365日対応モデルも用意しています。

日立サーバ製品を中心にミドルウェア、ストレージを組み合わせ、お客さまのビジネス課題解決を支援するソリューションです。最新のITトレンドに対応した各種ソリューションを提案します。
◆Fusion-ioを用いたサーバ高速化ソリューション
BS520HサーバブレードとFution-ioフラッシュドライブボード、PCI拡張ブレードを組み合わせて使用することで、ストレージI/Oがボトルネックとなるシステムの高速化が可能です。小規模データベースであればフラッシュドライブをデータベース領域として使用可能。大規模データベースでは、頻繁にデータの書き込みが必要な一時ファイル、ジャーナルなどのログファイルを高速キャッシュに格納することで、外部ストレージへのアクセス遅延を軽減します。

BladeSymphonyの特長的な機能
システムの安定稼働をより低コストに実現するN+1コールドスタンバイ
可用性が求められるシステムでは、業務サーバそれぞれに予備サーバを用意しなければならず、余分な機器投資が発生していました。BladeSymphonyなら、複数の業務サーバに対して必要最小限の予備サーバを用意するだけで、コストを抑えつつシステムの可用性を確保できます。OSやWebサーバ、アプリケーションサーバなど、必要なサーバ構成はすべてストレージに格納されており、万一の障害時には予備サーバブレードにディスクパスを自動で切り替え、業務をすばやく再開できます。

BladeSymphonyモノづくりへのこだわり

先進技術と熟練技術者の手によって作られるニッポンブレード“BladeSymphony”。開発・製造・検査が一気通貫のモノづくりへのこだわり、品質強化の取り組みをご紹介いたします