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Hitachi

日立サーバ & ソリューション

[ファームウェア]

 掲載番号:12346858

◆BS500 Virtageファームウェア

 

このファームウェアについて

本ページで提供するのは以下のファームウェアです。

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

ファイルのダウンロードよりファイルをダウンロードしていただくようお願いします。

ダウンロード後、バージョンアップの実施に際しては、必ず最新版の手順書(※)で実施してください。

最新版でない手順書で実施した場合、正常にバージョンアップできない場合があります。

※: BladeSymphony BS500 マネージメントモジュール セットアップガイド)

 

対象装置

(形名)

BladeSymphony BS500かつ以下サーバブレード形名を搭載していること。

 

GG◇GB0A1−□□□□□□□

GG◇GC0□1−□□□□□□□

GG◇GC0□2−□□□□□□□

GG◇GC0B3−□□□□□□□

GG◇GC0B4−□□□□□□□

GG◇GD0□1−□□□□□□□

GG◇GE0B1−□□□□□□□

GG◇GE0B2−□□□□□□□

 

◇には、サポートOS 種別コードが入ります。

□□□□□□□には、装置の構成により異なった形名が入ります。

Version

Version 02-50

重要性*1

ファームウェア来歴を参照

影響範囲*1

ファイル

zip形式 107,319,835 Bytes

*1  重要性および影響範囲の定義

 

ファームウェアの更新手順

本手順は、「このファームウェアについて」の「対象装置(形名)」に対して、ファームウェアの更新を実施する為に提供されています。

ファームウェアを更新する手順を以下に示します。

 

目次

 1.ファームウェアの内容

 2.ファームウェア来歴

 3.ファイルのダウンロード

 4.お問い合わせについて

 

1.ファームウェアの内容

BladeSymphony サーバ論理分割機構Virtageは、1つのサーバブレード上の物理資源を論理的に分割して複数のサーバ環境を構築し、各々独立した稼働・運用を実現します。

 

2.ファームウェア来歴

このファームウェアは、次の機能拡張とバグ修正を含みます。

バージョン

重要性*1

影響範囲*1

内容

02-50

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2016-0800、CVE-2016-0705、CVE-2016-0797、CVE-2016-0702、CVE-2015-3197、CVE-2016-0799、CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2107、CVE-2016-2108、CVE-2016-2109、CVE-2016-2842

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) OpenSSHの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5600、CVE-2016-3115、CVE-2015-5352、CVE-2015-6563、CVE-2015-6564、CVE-2016-1908

  [対象Ver. :02-05〜02-45]

 

(3) glibcの以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2015-5229、CVE-2015-7547

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) Network Security Service(NSS) の以下の脆弱性を対策しました。

  CVE-2014-3566、CVE-2014-1569、CVE-2015-2721、CVE-2015-4000、CVE-2015-7181、CVE-2015-7182、CVE-2015-7183、CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) BS520H B4 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps FCアダプタがコンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションに対応しました。

  使用の際は、 必ず「Virtage Navigator ユーザーズガイド LPAR マイグレーション編」 (Revision 3.74以降)の『コンカレントメンテナンスモードの実施フロー』で確認しご使用ください。

  また、FCアダプタは下記以降をご使用ください。

  ファームウェア: 40-05-00

  Windowsドライバ:x.x.8.2160

  RHEL6ドライバ: x.6.18.2858

  RHE7Lドライバ: 4.7.18.3234

 

(3) SHA-2移行に備え、HVM Webシステムのサーバ証明書を変更可能にしました。

 

(4) Emulex NICでRHEL7.2をサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BladeSymphony Emulex製アダプタ ユーザーズガイド ハードウェア編」(第21版以降) を参照願います。

 

(5) 画面モード 640x480 24bit色 モードに対応しました。

  本改善に伴い、RHEL 7系のOSインストール時の画面の乱れが解消されます。

  一方、02-50から02-4X以前のHVMに対して、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションが実施できなくなりますので、ご注意願います。該当の場合は、移動先のHVMのバージョンを02-50以降にアップデートするか、シャットダウン方式によるLPARマイグレーションをご利用ください。

 

 

可用性向上

(1) 次の(a)(b)の両条件に合致するLPARにおいて、共有FCのMCK障害が発生する可能性がある不具合を修正しました。

  (a) BS520Hx3ブレード かつLPAR#14 かつ250GB以上のメモリ割当てまたはBS520Xx1/x2ブレードかつ(LPAR#1またはLPAR#3)かつ2300GB以上のメモリ割当て。

  (b) 日立製FCアダプタを共有設定。

  [対象Ver. :02-01〜]

 

(2) timeout時間に達していないにもかかわらず、タイムアウトを誤検出し、以下のerror messageを出力して、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

EMG0000000003004006:0000000000000006:0000000000000030:(0):HVM(SRC):Internal error

  [対象Ver. :01-30〜02-45]

 

(3) 月末にRTCの時刻をNTPや手動で設定しようとした際、指定した月より1カ月先の日付にRTCが設定される不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 次の全条件に合致した場合、Physical Processor Configurationスクリーンで、カーソルを左右に移動させた際に、HVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

  (a) CPUグループの定義において、グループ番号0〜7の次に、グループ番号16以上を定義。

  (b) Processor Group Configuration表示において、CPUグループ番号16以上の表示に切り替える。

  (c) カーソルがProcessor Group ConfigurationのGroupNameに当たっている。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 移動対象LPARがLPARマイグレーション(シャットダウン方式およびコンカレントメンテナンス方式)の移動条件を満たしているにもかかわらず、不当にLPARマイグレーションが失敗し、その後HVMを再起動するまで何度リトライを試みても失敗し続ける場合がある問題を対策しました。

  問題発生時には、以下が出力されます。

EMG000000000c003004:0000000000000000:0000000000000001:(0):LPARMover(SRC):Internal error occurred in initializing the LPAR Mover thread.

  [対象Ver. :01-30〜02-45]

 

(6) HVM CLI IPアドレスに登録されていない管理サーバから、HvmShコマンドを連続で実行された場合、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 以下の手順で操作を行うと、LPARマイグレーションが失敗する場合がある不具合を対策しました。

  1. 日立製FCアダプタを複数搭載し、全て共有FCに設定。

  2. LPARに共有FCを割り当ててから構成情報を保存。

  3. 2.でLPARに割当てた共有FCを占有FCに変更。

  4. 3のLPARとは別のLPARに、共有FCのみを割り当てる。

  5. 4.のLPARのマイグレーションを実行。

  [対象Ver. :01-30〜02-45]

 

(8) LPAR上でWindows Server 2012以降のWindows OSを稼働させる際、そのWindows OSも含めてシステムが高負荷状態であると、当該Windows OSに、1日で数十秒の時刻ずれが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-02〜02-45]

 

(9) Linux OS上の仮想COMコンソールで、キーを押し続けた場合、仮想COMコンソールがハングすることがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-45

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2015-3194、CVE-2015-3195、CVE-2015-3196、CVE-2015-7575

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) GnuTLSの脆弱性(CVE-2015-7575)を対策しました。

  [対象Ver. :02-40]

 

 

機能追加

(1) ロールベースのアクセス制御をサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでRADIUSサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) EmulexBE3 ファームウェア (RT10.6.144.2702) に対応しました。

  Emulex 10Gb NICで ファームウェア 10.6.144.2702 以降を使用される場合は、HVMファームウェアを本バージョン 02-45以降に更新願います。

 

(4) RHEL7.2(AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

  対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(第24版以降) を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した場合、HVMが起動せずにリブートを繰り返す不具合を対策しました。

  (a) BS520Xサーバブレード B1。

  (b) 1Blade構成もしくは2BladeSMP構成。

  (c) メモリを1TB以上搭載。

  [対象Ver. :02-29〜02-40]

 

(2) HVM稼働中に、マネジメントモジュールが管理パスのリンクダウン検出・回復を行った際、稀に次の現象が起きる不具合を対策しました。

  (a) WEBコンソールのLPARタブの応答が遅くなる。

  (b) HAモニタ機能が正常に動作しない。

  [対象Ver. :01-81〜02-40]

02-40

重要

機能追加

(1) 任意のLPARに割り当て可能な論理CPU数を72から240に拡張しました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM WebシステムでLDAPサーバを用いたユーザ認証をサポートしました。

 

(3) HVMへのログイン/ログアウト記録を監査ログとしてsyslogサーバに転送する機能をサポートしました。

 

(4) DNSクライアント機能をサポートしました。

 

(5) Windows Server 2008 R2をBS520H B3ブレードにおいて、サポートしました。

(6) RHEL7.1(x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。対象機種など、詳細については、「BS500 HVMユーザーズガイド」(第23版以降) を参照願います。

 

 

ユーザインタフェース改善

(1) ゲストNUMAにおいて、ノードごとの論理CPU数を設定できる機能を新規に追加しました。

 

 

可用性向上

(1) SR-IOVの設定が異なるブレード間でコンカレントメンテナンスを実施した場合、次の現象となる不具合を修正しました。

  (a) 次のエラーコードを出してコンカレントメンテナンスが失敗する。

  “EMG0000000001014007:0000000000000008:0000000000000030:(1):HVM(DST):Internal error.”

  (b) 移動したゲストOSが移動先でハングアップし、コンソールの操作不能となる。

  [対象Ver. :01-90〜02-29]

 

(2) 次の全条件に合致した際、(c)とは異なる日立製FCアダプタが閉塞する不具合を修正しました。

  (a) BS520X B2サーバブレードの4ブレードSMP構成。

  (b) 搭載されている日立製FCアダプタの物理ポート数の合計が5ポート以上。

  (c) (b)のいずれかのFCアダプタが閉塞。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(3) 次の全条件に合致した際、まれにHVMがリブートする場合がある不具合を修正しました。

  (a) 4ブレードSMP構成。

  (b) ActivateされたLPARの合計論理CPU数が合計物理CPU数を超える。

  (c) LPARあたりの論理CPU数が16を超える。

  (d) あるLPAR上でワークロードを実行中に、他のLPARでゲストOSのshutdownやreboot等によるLPARの状態遷移が発生。

  [対象Ver. :01-90〜02-29]

 

(4) 共有モードの日立製 FCアダプタのポート設定(Connection Type、Multiple Port ID、Data Rate)を次の管理コンソールから変更した時、内部障害が発生し、強制リブートが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ マネジメントモジュールのWebコンソール

  ・ Virtage Navigator

  ・ HvmSh

  [対象Ver. :02-20〜02-29]

 

(5) 次の全条件に合致する構成のLPARをActivateするとHVMがリブートする不具合を修正しました。

  (a) BS520X B2サーバブレードの4ブレードSMP構成。

  (b) ゲストNUMAが有効。

  (c) 論理CPUを、4つ以上のNODEに割り当て。

  (d) メモリのみを割り当てているNODEが存在し、そのNODE#が 論理CPUを割り当てているNODEの最若番よりも若番。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(6) RHEL 6.6 上に仮想NIC/共有NICでネットワークブリッジを構成した場合、VLANタグを含んだイーサネットフレームがネットワークブリッジを通過できない問題を修正しました。

  [対象Ver. :02-29]

 

(7) 次のサーバブレード上で稼働するHVMにおいて、CPUソケット数が変わる構成変更が行われた場合、PXEブートを実行しなくなる不具合を対策しました。

  対象:BS520H B3, BS520X(B1/B2) サーバブレード

  [対象Ver. :01-80〜02-29]

 

(8) HVM起動時にHCSMへ起動完了アラートの送信が行われない不具合を対策致しました。

  [対象Ver. :01-81〜02-29]

 

(9) 次の条件に合致した場合、その後、移動元での動作は正常継続できるが、コンカレントメンテナンスができなくなってしまう不具合を対策しました。

  (a) 論理CPU数を65個以上割り当てているLPAR。

  (b) コンカレントメンテナンスを実施。

  (c) 移動の処理が、強制中断やタイムアウトなどにより、正常に完了しなかった場合。

  [対象Ver. :02-29]

 

(10) 次の条件に合致した場合、当該LPARマイグレーションが失敗する不具合を対策しました。

  (a) 日立製16GbpsFCアダプタを1ポート以上割り当てているLPARのマイグレーションを実施。

  (b) 移動元 HVMファームウェアバージョンが02-25〜02-29。

  (c) 移動先 HVMファームウェアバージョンが02-25未満。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(11) 日立製FCアダプタを共有モードで割り当てているLPARにおいて、同FCドライバとユーティリティツールhfcmgrのアクセスが重なった場合、まれに日立製FCアダプタにMCKが発生し、ディスクアクセスができなくなり、Kernel PanicやBSoDが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(12) 次の両条件に合致した場合、システムダウン時の障害情報採取に失敗する場合がある不具合を対策しました。

  (a) BS520H B3サーバブレード。

  (b) Broadcom NICのCTL1 Port0,1以外を管理NICに指定。

  [対象Ver. :02-25〜02-29]

 

(13) Linux OS起動時に、稀にVLAN設定をした共有NIC/仮想NICが正常に初期化されず、通信できない状態となる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-29

重要

機能追加

(1) LPARに割り当てられる論理CPU数を64から72に拡張しました。

 

 

可用性向上

(1) BS520X サーバブレードにおいて、HVMの起動時間を短縮しました。メモリ搭載量が多いときほど、改善効果が大きくなります。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 下記のいずれかのツール/ユーティリティを起動中に、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアの更新を実施すると、ファームウェアの更新に失敗し、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタが使用不能になる場合がある不具合を修正しました。

  ・マネージメントモジュールWebコンソール

  ・HCSM

  ・Virtage Navigator

  ・HvmSh

  [対象Ver. :02-05〜02-25]

 

(3) ごく稀に共有NIC/仮想NICのパケット送受信ができなくなる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 管理パスに設定したIPアドレスのサブネットマスクとHVM IPアドレスのアドレスクラスが不一致の状態で、管理パスに通信障害が発生した場合、パスの切り替え処理において、HVM IPアドレスのサブネットマスクを誤設定し、管理パスが通信不可となる 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 日立製8Gbps/16Gbps Fibre Channelアダプタのファームウェアを更新中に、更新に使用しているポートと異なるポートで、下記いずれかのイベントが発生した場合、ファームウェアの更新に失敗する 不具合を修正しました。

  ・マシンチェックの発生

  ・他LPARからのファームウェア更新

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタ搭載時、日立製16Gbps Fibre Channelアダプタの統計情報項目"I-HBA"に割り込み数が正しく記録されない 不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) BS520Xx1、BS520Xx2、またはBS520Hx3サーバブレードにおいて、一度も起動したことのないゲストOSが存在する場合、ごく稀に次のいずれかの状態になる 不具合を修正しました。

  (a) HCSMでのLPARに対する操作が失敗する。

  (b) HCSMの画面にHVM構成情報が表示されない。

  [対象Ver. :02-01〜02-25]

02-25

重要

機能追加

(1) BS520X B2サーバブレードで、4ブレードSMPをサポートしました。

  同時に、物理プロセッサ数256以上を対応可能とする x2APIC (Interrupt Remapping を含む)をサポートしました。

  本構成をご使用になる場合は、下記をご利用ください。

  HvmShをご利用の場合、V8.6以降

  HCSMをご利用の場合、8.2.0以降

 

(2) HBAコア占有モードをサポートしました。

  HBAコア占有モードのご使用に際しては、前提条件等、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(第21版以降)でご確認願います。

 

(3) HVM管理 LANインターフェースで下記をサポートしました。

  - IPv6

  - HVM-マネジメントモジュール間の通信に使用するポート番号の変更

  ご利用には、マネジメントモジュール A0260以降を合わせてご使用ください。

  使用可能な機能等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(第21版以降) を参照願います。

 

(4) Windows OSの機能であるPartition Reference Time Enlightenment機能を以下のゲストOSでサポートしました。

  ・Windows Server 2012

  ・Windows Server 2012 R2

  特定の時間計測関数を使用するアプリケーションの性能が向上します。

 

 

可用性向上

(1) HVMに関するHCSMアラートのメール通報で、アラート情報の文字化けが発生する場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタで複数コアを持つポートにおいて、単一コア障害にも関わらず、ポート閉塞になる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-20]

 

(3) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタがリカバリ可能なポート障害でポート閉塞になってしまう場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-20]

 

(4) 外部ネットワークスイッチのInternet Group Management Protocol (IGMP)の設定によっては、共有NICにおいてマルチキャスト通信ができない場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(5) 次の条件に合致した際、管理パスをPort0へ切替える処理を不当に行ってしまい、本来採取されないSYSLOGが採取される場合がある不具合を対策しました。

  (a)Activeな管理パスがPort1側である。(*1)

  (b)不正なFTPサーバ指定でゲストメモリダンプを起動。

  (User ID、パスワード、ディレクトリパスのいずれかに不正)

(*1)System Service StateスクリーンのSVP Network Path Stateに表示

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) ユーザ認証を有効にして仮想COMコンソール接続を行った際に、稀に接続できなくなり、"Force Recovery"を実行しないと回復しなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-05〜02-20]

 

(7) BS520X B2 サーバブレード かつ、EFI のMM Config Base 設定を2Gに設定している場合、HVMが立ち上がらず、リブートを繰り返す場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-20]

02-20

重要

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの以下の脆弱性を対策しました。

CVE-2014-3567、CVE-2015-0204、CVE-2015-0205、CVE-2014-8275、CVE-2014-3570

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) SSL v3.0プロトコルの脆弱性(CVE-2014-3566、通称POODLE)を受け、SSL v3.0のサポートを停止しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

 

機能追加

(1) BS520X B2サーバブレード、およびその2ブレードSMPをサポートしました。

 

(2) 日立製16Gbps Fibre Channelアダプタをサポートしました。但し、コンカレントメンテナンスモードのLPARマイグレーションは未対応です。

 

(3) HVM管理パス用にNICポートを指定できる機能により、HVM管理パスの冗長化をサポートしました。

 

 

可用性向上

(1) BS520X B1サーバブレードの4ブレードSMP構成において、次の(a)(b)いずれかの操作を行った場合、HBA EFI ドライバ設定が初期化され、HVMの2回以上の起動で、ゲストOSの起動ができなくなる場合がある不具合を対策しました。

  (a) Webコンソール画面で、HVMの電源OFF中に、[Resouces]内のHVMタブで、[システム設定]の変更または確認を行った場合。

  (b) HCSMで、[リソース]内の[HVM設定編集]を行った場合。

  [対象Ver. :02-01〜02-06]

 

(2) 次の両条件に合致した場合、共有FCにおいて、割り込みが抜けにより、ディスクアクセスが不能になる不具合を対策しました。

  (a) 日立製 8Gbps FCアダプタを共有設定。

  (b) 使用OSが、Windows2012またはWindows2012 R2。

02-06

重要

機能追加

(1) RHEL 6.6 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) BS520H B3サーバブレードにおいて、E5-2637 v3プロセッサを追加サポートしました。

 

 

可用性向上

(1) 次の全条件に合致する際、通常のIO動作中に、HBA MCK または FCパス切替えが発生する場合がある不具合を対策しました。

  (a) 次のサーバブレードのいずれかを使用。BS520H (A2/B2)、BS520H (B3)、または BS520X (B1)

  (b) ゲストOSがRed Hat Enterprise Linux 6。

  (c) HBAドライバの割り込みタイプが Legacy Mode(デフォルト)設定。

  (d) LPARに複数のNICを割り当てている。 (NICの割り当てポート数が多い場合に、発生の可能性が増えます)

  [対象Ver. :02-01〜02-05]

 

(2) LPARの削除またはLPARマイグレーションによる移動を実施した場合、存在しなくなったLPARよりLPAR番号が1大きいLPARで共有NICと共有FCのデータが採取できなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) LPAR Usage スクリーンにおいて、Grpフィールドでプロセッサグループ番号を指定した場合、Procフィールドのうち、S(共有モードに割り当てられた物理プロセッサ数の表示)が不当な表示となる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :02-05]

 

(4) (a)(b)両条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

  ・ゲストOSが Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

  ・ゲストOSが Windowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

 

  (a) 搭載物理メモリが3TBを超える構成。(SMP構成時は全ブレードの合計)

  (b) 以下のいずれかのオペレーションを実施した場合。

  - HVMスクリーン"Logical Partition Configuration"で "Memory Allocation Display"(F2:MemAllocDsp)表示

  - マネージメントモジュールWebコンソールで、LPAR情報の表示や操作を実行

  - HCSMがHVMを管理している

  - HvmShを使用して"get ConfigAll"コマンドを実行

  - Virtage NavigatorからHVMのUpdate操作を実施

  [対象Ver. :01-90〜02-05]

 

(5) JP1/SC/BSMとHvmShあるいはVirtage Navigator V3.0/D以降を併用すると、HVMアラートがJP1/SC/BSMに通知されなくなる不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-05

重要

機能追加

(1) BS520H B3 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) HvmSh、仮想COMコンソール、HVM Webシステムでユーザ認証をサポートしました。

 

(3) SAP HANA®使用時に、以下の改善を行いました。

  -システム高負荷時の処理改善

 

 

可用性向上

(1) 次の条件に合致した際、システムダウンせずに起動抑止するよう対策しました。

  (a) BS520XサーバブレードのオンボードLAN(10Gbps4ポート)を使用。

  (b) 上記NICに、HVM未サポートのMultiChannel Support を<Enabled>設定して、HVMを起動。

  [対象Ver. :02-01〜02-02]

 

(2) 次の条件に合致する際に、LPARマイグレーションを実施すると、マイグレーションできない不具合を対策しました。

  (a) 論理プロセッサのアイドル検出が無効に設定されている。

  (b) 移動元または移動先のバージョンが対象Ver.である。

  [対象Ver. :02-02]

 

(3) 下記(a)〜(c)の全条件に合致するLPARにおいて、次のエラーが発生する場合がある不具合を対策しました。

・ゲストOSが Linuxの場合、エラーメッセージ "Clocksource tsc unstable"が出力される。

・ゲストOSが Windowsの場合、BlueScreenが発生しOSがリブートする。

  (a) BS520Xブレードで4ブレードSMP構成。

  (b) システム全体のビジー率が継続的に95〜100%となる。 (特に各LPARのアイドル検出機能が無効設定の場合)

  (c) 物理プロセッサ#0を使用するLPAR。

  [対象Ver. :02-01〜02-02]

 

(4) 下記(a)〜(c)の全条件に合致する場合、システム障害となりサーバブレードがリブートする不具合を対策しました。

  (a) BS520Xブレードで、オンボードLAN(10Gbps 4ポート)を占有モードに設定し、占有割り当てしているLPAR。

  (b) ゲストOSがWindowsである。

  (c) Windowsのデバイスマネージャから、LOMのポートに対して、デバイスの無効化やドライバの削除等の当該ポートを停止させる操作を行う。

  [対象Ver. :02-01〜02-02]

02-02

重要

機能追加

(1) BS520Xブレードにおいても、Virtage NavigatorやマネージメントモジュールWebコンソールから、ブートオーダに関する設定・操作が可能になりました。

 

(2) SAP HANA®をサポートしました。ご使用には、SAP HANA®の機能ライセンスが必要です。

 

 

セキュリティ改良

(1) 次の脆弱性を対策しました。

Bash脆弱性: CVE-2014-6271, CVE-2014-7169, CVE-2014-7186, CVE-2014-7187, CVE-2014-6277, CVE-2014-6278

OpenSSL脆弱性: CVE-2014-3508, CVE-2014-5139, CVE-2014-3509, CVE-2014-3505, CVE-2014-3506, CVE-2014-3507, CVE-2014-3510,  CVE-2014-3511, CVE-2014-3512

  [対象Ver. :全Version]

 

 

可用性向上

(1) ブレード間SMP構成でノンプライマリブレードにHitachiファイバチャネル拡張カードを搭載している場合に、ゲストOSがブートしない場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

02-01

重要

機能追加

(1) BS500 BS520Xサーバブレードをサポートしました。

 

(2) Guest NUMA をサポートしました。NUMA対応のOSやアプリケーションをご利用の場合、性能効果が期待できます。

 

(3) HVM Enterprise ライセンス(新規) に対応しました。同ライセンスでは、60 LPAR ACTが可能です。サポート対象のブレード種等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(第16版以降)を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) コンカレントメンテナンスモードでLPARマイグレーションを実施した場合カーネルパニックになる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :01-81〜01-90]

 

(2) VF NICを使用しているLPARをActivateした状態で、JP1/ServerConductor/Blade Server Managerのスケジュール電源制御による電源OFFを実施した場合に次のイベントがマネージメントモジュール(SVP)のシステムイベントログに記録される場合がある不具合を対策しました。

  「S/W障害を起因としたHVM障害(HVM Assist障害)」

  [対象Ver. :01-90]

01-90

重要

機能追加

(1) 物理NIC のハードウェア機能であるSR-IOV機能をサポートしました。サポート対象のカード種、ブレード種、ゲストOS等の詳細については、「BladeSymphony BS500 HVMユーザーズガイド」(第15版以降)を参照願います。

 

(2) RHEL 6.5 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(3) BS520H x1ブレードにおいても、Windows Server 2012 R2をサポートしました。

 

 

セキュリティ改良

(1) OpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0224他)を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

 

可用性向上

(1) 共有NICまたは仮想NICを設定したLPARをActivate (但し HVM起動後 2回目以降)した際にごく稀に、以下のいずれかの現象を伴い、当該NICが使用不能となる不具合を対策しました。

  ・ネットワークセグメントで障害が発生

  ・リンクダウン/リンクアップを繰り返す

  [対象Ver. :01-40〜01-81]

 

(2) 管理パス#0が通信不能で 管理パス#1で通信している場合にもかかわらず、マネジメントモジュールのファームウェアアップデートまたはマネジメントモジュールの系交代が実施されると、下記を"0"と誤表示する不具合を対策しました。

  (a) System Service Stateスクリーンにおいて、SVP Network Path State の Port#。

  (b) HvmShの"get hvmstatus"コマンドにおいて、InternalPathPort。 (この時、InternalPathConnect=Success)

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) 次の条件でVirtageを起動した場合に、HVM System Logsに次の不当なHVMシステムログが出力されてしまう不具合を対策しました。

  (a) N+M構成を解除した待機系のブレード。

  (b) Web コンソール上でHVM設定を行っていない。

 

不当なHVMシステムログ

”HVM Loader detected format error in the initial parameter.”

  [対象Ver. :01-81]

01-81

重要

機能追加

(1) HVMの操作や監視のネットワークセキュリティ向上のために、HCSM、マネジメントモジュールおよびHvmShとの通信にTLSをサポートしました。OpenSSL のheartbeat 拡張の脆弱性(CVE-2014-0160)による影響はありません。マネジメントモジュールとの通信でTLSを使用するには、マネジメントモジュール A0206以降をご使用ください。なおTLSサポートに伴い、専用のポートを新規に追加しました。HVMが使用するポートについては、「BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」を参照願います。

 

 

可用性向上

(1) 仮想NICが高負荷の時に、占有CPUを使用しているLPARのディスパッチが遅延する可能性がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) HVMとマネジメントモジュール間の通信経路が回復しても、HVM構成情報保存ができない場合がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) 次の(a)〜(c)すべての条件に当てはまる場合、ゲストOSの時刻が1日あたり最大で20秒進む可能性がある不具合を修正しました。

  (a) ゲストOSにRHEL5(5.6以降)の32ビット版を使用。

  (b) カーネルパラメータにavoid_smiを記載。

  (c) NTPで時刻同期をしていない。

  [対象Ver. :01-20〜01-70]

 

(4) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施の際、マイグレーションパスが次の(a)(b)両条件に合致する時、ゲストOS のメモリ転送開始後、次のメッセージから先に進まなくなる不具合を修正しました。

"Stage=0x4050: (SRC) Transferring Memory Data"(Virtage Navigator利用の場合)

  (a) 1Gb LAN拡張カードのネットワークセグメントを指定。

  (b) VLAN IDを設定。

  [対象Ver. : 01-70]

01-70

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux 5.9 (x86/ AMD64 & Intel EM64T)をサポートしました。

対象ブレードについては、BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(第13版以降)を参照願います。

 

(2) Windows Server 2012 R2をサポートしました。 

対象ブレードについては、BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(第13版以降)を参照願います。

 

(3) BS540Aブレードにおいて、1024GBを超えるメモリのLPARへの割り当てをサポートしました。

 

(4) Emulex 10Gb NICファームウェア 4.6.348.0 に対応しました。

次のデバイスで ファームウェア 4.6.348.0以降を使用される場合は、HVMファームウェアを本バージョン 01-70以降に更新願います。

  ・ オンボードLAN

  ・ Emulex 10Gb 4ポート LAN拡張カード

  ・ Emulex 10Gb 4ポート コンバージドネットワーク拡張カード

 

(5) 論理プロセッサ間の割込み(IPI) 処理性能を 改善しました。

 

(6) Windows APIのQueryPerformanceCounterの実行性能を向上しました。

 

 

可用性向上

(1) 6.5ヶ月以上連続稼働しているHVM上で、LPAR上の全ての仮想NICが同時にリンクダウンする可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) Virtage Navigator V03-02以降 または tcpプロトコルを指定したHvmShコマンドで ブートオーダ設定操作を行った場合に、ブートオーダ登録デバイス数 と システムのネットワーク環境によって、コード 0X00090106 のエラーになる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) VNIC System Noに129以上の値を設定しているHVM上のLPARに対して、BSMより共有NICおよび仮想NICの割り当て操作を行った場合、デフォルトMACアドレスとして誤った値を割り振ってしまう不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-40〜01-60]

 

(4) バージョン01-60と 他のバージョンとの間で LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)ができない不具合がありましたが、バージョン01-60から本バージョンへ移動できるよう対策しました。

  [対象Ver. : 01-60]

 

(5) HVMからHCSMへのアラート送信時に、通信障害があると、HVMシステムログが不正に採取される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-51〜01-60]

 

(6) 物理サーバの稼働時間が208.5日以上経過後に RHEL6(x86)またはRHEL6(x64)を起動すると、起動途中でOSのハングアップが発生するRHEL6の問題を、LPAR上で発生させないよう対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(7) 仮想NICまたは共有NICが高負荷の時に、占有CPU割り当てのWindows OSでSOD0x101が発生する可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(8) ネットワーク等のI/O処理が高負荷の場合、性能統計情報の出力において、LPARのアイドル時間が 実際より1割程度 低く報告される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(9) LPAR上でのゲストOSブート時に、当該LPARの操作(プロセッサのスケジューリングモードの動的切り替え等)を行うと、まれにLPAR操作がタイムアウトして、そのLPARが閉塞されることがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(10) 以下の条件を満たす時、ごく稀にハードウェア障害のSELが採取されブレードがリブートする不具合を修正しました。

  (a) Emulex 10Gb LAN拡張カード(2ポート/4ポート) を占有モードで使用。

  (b) 割り当てているLPARをDeactivateする。

  [対象Ver. :全Version]

 

(11) ゲストOSのShutdown中にUSBをAttachした時、まれにHVM System Logs に以下のログを出力する不具合を修正しました。

[ERROR] HVM damage occurred.(due to H/W error) / Too many unknown PCI-INTX interrupts were detected(vector=XX, gsi=XX).

  [対象Ver. :全Version]

01-60

重要

機能追加

(1) BS520H A2/B2 サーバブレードをサポートしました。

 

(2) LPARをリモートコンソールに接続したときの、Video描画性能を向上しました。

 

(3) 時刻制御に関して、次の (a) (b) のサポートを行いました。

(a) 時刻差分情報の自動保存機能サポート

     本機能を使用することで、サーバブレードの再起動を行った際に発生する時刻のずれを軽減する事ができます。

      本機能をご利用になる場合は、「BladeSymphony BS500 HVM ユーザーズガイド」(第10版以降) の手順、注意事項を必ずご確認ください。

(b) LPARのRTC時刻を合わせる新しい方法として、以下を追加サポート。

      ・UTC時刻に合わせる

      ・ タイムゾーンを指定して合わせる

 

(4) USB DVD-ROMドライブ及びリモートCD/DVDの読み込み処理改善により、OSインストール時間が改善されました。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施時に、FCスイッチでWWN重複の警告が検出される場合がある不具合を修正しました。

  [対象Ver. : 01-30〜01-51]

 

(2) マネジメントモジュールのファームウェアアップデートを実施すると、まれにHVM Assist障害が発生し、管理サーバへのアラート通知に失敗することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(3) HVM管理パスにデフォルトゲートウェイ設定を必要とするネットワーク構成のとき、HVMの起動に失敗またはHVM起動完了後に通信障害が発生することがある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) HVMの省電力設定(PhyCPU C-State (>= C3))がEnableに設定されていて、LPARに共有モードで割り当てているCPUの負荷が低いときに、当該LPARにおいて、OSブートやI/O処理の応答が遅くなる場合がある問題を対策しました。

  [対象Ver. : 01-50〜01-51]

01-51

重要

機能追加

(1) HCSM (Hitachi Compute Systems Manager) サポート

HVMをHCSM (v7.5.1以降)からも、ご利用いただけるようになりました。詳細は、「Hitachi Command Suite Compute Systems Manager Software ユーザーズガイド 」(3020-3-V91 第20版 以降) を参照下さい。

 

 

可用性向上

(1) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実施時に、移動先ブレードのLPARマイグレーション開始・完了を通知するJP1/SC/BSMのアラートメッセージで、移動元と移動先のIPアドレスを逆に表示している不具合を修正しました。

  [対象Ver. : 01-30〜01-50]

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)が、ゲストの高負荷でタイムアウトした際、稀にゲストOSがシステムダウンに至る場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-30〜01-50]

 

(3) CPUを占有モードに設定しているLPARにおいて、OSブートが遅くなる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-50]

 

(4) 次の条件(a)(b)共に合致するLPARにおいて、I/O性能が低下する場合がある不具合を対策しました。

  (a) 論理CPUを17個以上割り当て。

  (b) 次のPCIデバイスを占有モードで使用。

・ Emulex 10Gb オンボードLAN

・ Emulex 10Gb LAN拡張カード

・ Emulex 10Gb コンバージドネットワーク拡張カード

  [対象Ver. : 01-50]

01-50

重要

機能追加

(1) Red Hat Enterprise Linux (以下RHEL) 6.4 サポート

RHEL 6.4 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) を新たにサポートしました。

 

(2) BootOrderの先頭が OSがインストールされていないLUでも、次のBootOrderがインストールCDである場合には、インストールCDを起動するように改善しました。

 

(3) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)実行中のCPU負荷を低減しました。

 

 

可用性向上

(1) 32GB DIMMを搭載し、任意の LPARに 32GB以上割り当てた場合、当該LPARのメモリ容量が32GB毎に 1MB多く見える不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-30〜01-40]

 

(2) FC-HBAのスケジューリングモード(FC占有モード/ FC共有モード)の切り替えが繰り返された場合、システムがハングアップする可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-20〜01-40]

01-40

必須

 

可用性向上

(1) 次のメモリ容量を割り当てたLPARをActivateするとHVMがシステムダウンする場合がある不具合を対策しました。

   58,112MB以上(*1)

  [対象Ver. : 01-20〜01-30]

*1:詳細な内容は弊社営業までお問い合わせください。

重要

 

機能追加

(1) 設定可能なVNIC System No の範囲を1〜1024に拡張しました(従来は 1〜128)。これによりVirtageが同一ネットワークに接続できるサーバブレードの数が 1024まで可能となります。

 

(2) HVM Webシステムで、Internet Explorer 9 をサポートしました。

 

(3) Windows Server 2012上での LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) をサポートしました。

可用性向上

(1) Virtage Navigator、マネジメントモジュールWebコンソール、またはHvmShコマンドを用いてBootOrderを登録する際に、13個以上登録すると、LPARハングアップが起きる可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) 実行中に、当該LPAR上のゲストOSのシャットダウンまたはリブートを実行した場合、システム停止に至る可能性がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-30]

 

(3) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード) のキャンセルや中断イベントが発生した際に、同処理が終了するまでに20分以上を要してしまう不具合を修正しました。

  [対象Ver. : 01-30]

 

(4) 次の条件(a)(b)のいずれかを実施した場合、HVMの起動処理が正常に完了せず、ブレードのリブートが発生することがある問題を対策しました。

  (a) BS540Aサーバブレードで、次の(i)(ii)の双方を満たすハードウェア構成でHVMを起動する。

    (i)  2.0GHz CPUを4ソケット搭載

     (ii) Broadcom 1G 8portLAN拡張カードを2枚搭載

  (b) 電力キャッピングを有効に設定した状態でHVMを起動する。

  [対象Ver. : 01-30]

 

(5) Virtual NIC AssignmentスクリーンのVLAN ID 割り当て/プロミスキャスモード設定一覧の表示で、存在しない VNIC# 16が表示される不具合を修正しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(6) ゲストOSにRed Hat Enterprise Linux 6を使用しているLPARに対し、LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)を実行した場合、当該ゲストOS上で動作中のアプリケーションの処理が約10秒停止したり、"Clocksource tsc unstable"というエラーメッセージが出力される場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-30]

01-30

重要

 

機能追加

(1) Windows Server 2012をサポートしました。

 

(2) LPARマイグレーション(コンカレントメンテナンスモード)サポート

   LPARマイグレーション機能に、コンカレントメンテナンスモードを追加しました。

   コンカレントメンテナンスでは、ゲストOSのシャットダウンおよびリブートが不要になります。

  * Virtage Navigator V03-00/E以降をご使用ください。

 

(3) HVMが使用するタイマカウンタを、CPU周波数をベースに設定可能なオプションを追加しました。

 

(4) BS540Aサーバブレードでも、Red Hat Enterprise Linux 5.7 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) をサポートしました。

可用性向上

(1) Red Hat Enterprise Linux 6でのOSダンプ(*1)採取時間がBASIC環境と比較して3倍程度に延びる(*2)場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(*1) Linuxの以下の機能によるダンプ採取

   - OS標準のカーネルダンプ (kdump)

   - 日立高信頼メモリダンプツールLinux Tough dump(LTD)

(*2) 実際のダンプ所要時間は、ハードウエアやLPARの環境により変わります。

 

(2) Virtage Navigator、マネジメントモジュールWebコンソール、およびHvmShコマンドによるオンボードNICのスロット番号表示が、サーバブレードの搭載位置に関係なく、”G0”となる不具合を修正しました。

  [対象Ver. : 01-20]

 

(3) LPARに80GB以上のメモリを割り当てている場合、そのLPARをアクティベートすると稀にシステムダウンとなる場合がある不具合を対策しました。

  [対象Ver. : 01-20]

01-20

重要

機能追加

(1) BS540Aサーバブレードをサポートしました。

 

(2) NUMA機能をサポートしました。

 

(3) Red Hat Enterprise Linux 5.7 (x86/ AMD64 & Intel EM64T) をサポートしました。(BS540Aサーバブレードは非対応)

 

(4) メモリフラグメントの制限事項を解消しました。

可用性向上

(1) 特定命令による性能低下対策

  [対象Ver. :全Version]

  OSのスピンロック競合処理で発行される特定命令が、複数プロセッサを割り当てた共有LPAR上で多発した場合に、性能低下を起こす場合がある問題を対策しました。

 

(2) 無効キー入力によるシステムダウン対策

  [対象Ver. :全Version]

  次のスクリーン上で、無効にあつかわれるべき "d"または"D"キーの入力により、システムダウンする場合がある不具合を対策しました。

   ・ Logical Processor Configurationスクリーン

   ・(b) Physical Processor Configurationスクリーン

   ・ Allocated FC Informationスクリーン

 

(3) LTD (Linux Tough Dump) 実行中に、まれに強制リブートが発生する不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

 

(4) 共有NIC初期化失敗対策

  [対象Ver. :全Version]

  下記を搭載してHVMを起動すると、まれに共有NICの初期化に失敗し、SharedNicInitializationErrorのイベントログが取られる不具合を対策しました。

     (a) Emulex 10Gb 4ポートLAN拡張カード。

     (b) Emulex 10Gb 4ポートコンバージドネットワーク拡張カード。

     (c) BS520HブレードでオンボートLAN有り。

 

(5) HVM複数同時起動によるハングアップ対策

  [対象Ver. :全Version]

  HVMを初めて起動するブレードを、複数同時に立ち上げると、Initializing HVM の画面でまれにハングアップする場合がある不具合を対策しました。

 

(6) Virtage Navigator等のブートデバイス表示不正対策

  [対象Ver. :全Version]

  Virtage Navigator等(HVMスクリーン以外)を用いた ブート設定 において、CD/DVD-Front と表示されるべきブートデバイスが、CD/DVD-KVMと表示される不具合を対策しました。

 

(7) ネットワークセグメント識別子の追加設定 不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  Virtage NavigatorまたはマネジメントモジュールWebコンソールの該当バージョン(※1)を用いてネットワークセグメント識別子を追加設定した場合、対象LPARに設定済のネットワークセグメント識別子に付随するVLAN ID、TagVLAN、プロミスキャスモードの各情報がデフォルト設定値に戻ってしまう不具合を対策しました。

(※1) <Virtage Navigator> V02-04〜V03-00/B

     <マネジメントモジュールWebコンソール> マネジメントモジュールファームウェア :A0125 未満

 

(8) 仮想NICドライバの非推奨設定時の不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  仮想NICのドライバのオフロード設定が非推奨設定時に、IPv6パケットの通信を実施されると、同一仮想ネットワークセグメントの仮想NICがリンクダウンし、以降 使用不能になる不具合を対策しました。

 

(9) HBAポート閉塞時のSCSIコマンドリセット不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  ファイバチャネル拡張カードのHBAポート閉塞時、ディスク装置に発行したSCSIコマンドがリセットされない不具合について対策しました。

 

(10) スケジューリングモードの「共有」設定更新時の不具合対策

  [対象Ver. :全Version]

  スケジューリングモードが「共有モード」のLPARに対して、「共有モード」で設定更新を行った際に、HVMがそのLPARで障害が起きたと誤判定し、当該LPARは使用不能になり、回復にはHVMの再起動が必要になる不具合を対策しました。

 

(11) CPU使用率の算出において、論理プロセッサの切り替え処理時間の一部が、HVMのシステム処理時間に加算していない不具合を対策しました。

  [対象Ver. :全Version]

01-10

重要

機能追加

BS520Aサーバブレードをサポートしました。

可用性向上

NIC2 (Intel 82576) リンクダウン時のOSによる障害検知おくれ対策

  [対象Ver. :全Version]

  次の条件に合致した際に、OSによる障害検知が数秒〜十数分遅れる場合がある不具合を対策しました。

    (a) 共有NIC として、NIC2(Intel 82576)を割り当てているLPAR。

    (b) ゲストOSがWindows2008/2008R2。

    (c) 当該共有NICでリンクダウン発生。

01-01

重要

機能追加

BS500 Virtageを新たにサポートしました。

*1  重要性および影響範囲の定義

 

3. ファイルのダウンロード

 

下記の「輸出管理に関するお願い」および「ご使用条件」を必ずお読みいただき、同意いただける場合は、「同意する」ボタンをクリックしダウンロードして下さい。同意いただけない場合は、「同意しない」ボタンをクリックし、ページを閉じて下さい。

 

輸出管理に関するお願い

 

本サイトにて公開する情報および提供するプログラム等を輸出される場合には、外国為替および外国貿易法の規制ならびに米国輸出管理規則などの外国の輸出関連法規をご確認の上、必要な手続きをお取り下さい。

 

ご使用条件

 

   ご使用条件は、 こちら

 

<ファームウェア>

[ 同意する ]                [ 同意しない ]

  (ダウンロードファイル名を『HVM02-50.zip』としてください。)

 

4.お問い合わせについて

本品に関する問い合わせ先は、ダウンロードしたファイルに含むREADME.TXTに記載しています。

アップデートプログラムご利用上のお願い

本サイトには、ドライバ・ファームウェア・ユーティリティ・BIOSのアップデートプログラムを掲載しております。
アップデート作業はお客様自身で行っていただきます。
全てのお客様環境での動作を保証するものではありませんので、運用にあたっては充分な検証の上ご適用をお願いします。
また、万一に備え、データバックアップを行うことをご推奨致します。
本アップデートプログラムのご利用により不具合・データ損失等が生じた場合におきましても弊社は一切責任を負い兼ねますことをご承知おきください。