2011年1月4日
株式会社日立製作所
株式会社日立プラントテクノロジー
![[画像]モジュール型データセンタ](20110104.jpg)
株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)と株式会社日立プラントテクノロジー(取締役社長:東原 敏昭/以下、日立プラントテクノロジー)が共同開発した冷媒*1自然循環システムを導入した「モジュール型データセンタ」が、このたび、日刊工業新聞社の2010年(第53回)「十大新製品賞」本賞を受賞しました。
近年、クラウドコンピューティングの普及などに伴い、データセンタで処理する情報量が大幅に増加しています。これにより、データセンタでは、IT機器やセンタ設備を効率的に活用し、機器の省電力化や運用管理コストの削減を実現することが求められています。日立は、これらのニーズに応えるため、小規模な1つの「モジュール」内に冷却効率が最大となるようITラックや冷却装置などを配置し、省電力・省スペースなデータセンタ環境を実現する「モジュール型データセンタ」を2009年3月から提供しています。
今回「十大新製品賞」本賞を受賞したのは、2010年5月から提供している冷媒自然循環システムを導入した「モジュール型データセンタ」です。冷却方式に日立と日立プラントテクノロジーが共同開発した冷媒循環にかかる電力を不要とする「冷媒自然循環システム」を採用し、データセンタにおける消費電力を削減します。本システムでは、サーバなどのIT機器の熱を吸収した冷媒が気化し上昇する力と熱交換機により冷却された冷媒が液化し設備の高低差により下降する力を利用し、従来必要だったコンプレッサーなどの動力源を用いず冷媒を循環できるため、冷媒循環の電力が不要となります。また、外気温が10度以下の場合はチラーを用いず外気のみで冷却水*2を冷却できる「フリークーリングシステム」を利用でき、空調システムにかかる消費電力をさらに低減できます。
日立と日立プラントテクノロジーは、今後も「モジュール型データセンタ」をはじめとした省エネルギー技術・製品の開発を推進し、ユーザーシステムの消費電力を低減するデータセンタの提案、導入を積極的に進めていきます。
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