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Hitachi

2010年10月5日
株式会社日立製作所

ミッドレンジディスクアレイ「AMS2500」が
グリーンIT推進協議会の「グリーンITアワード2010」の
グリーンIT推進協議会 会長賞を受賞

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)のミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(日立 アダプタブル モジュラー ストレージ2000シリーズ)の最上位モデル「AMS2500」が、このたび、グリーンIT推進協議会が主催する「グリーンITアワード2010」において、グリーンIT推進協議会 会長賞を受賞しました。
  本アワードは、「ITの省エネ」や「ITによる社会の省エネ」をさらに推進することを目的にエネルギー使用量の削減を実現したIT機器、ソフトウエア、サービス、ソリューションなどの開発、普及への貢献や、システムとしての効率的な活用事例などを、グリーンIT推進協議会が表彰するものです。

  日立の受賞内容は、以下のとおりです。

受賞内容

グリーンIT推進協議会 会長賞 「データセンタの効率的な省電力運用を可能とするディスクアレイ」

概要

  「AMS2500」では、ディスクアレイでは初めて、2009年5月に増設ディスクアレイ単位での電源供給を可能とする「拡張省電力機構」を製品化しています。使用していない増設ディスクアレイへの電力供給を停止できることなどから、本機構を適用しない場合と比較しシステム全体の消費電力量を最大約75%削減することが可能です。またボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」によりストレージ容量の使用効率を最大化することでハードディスクドライブ搭載数を削減するなど、稼働システムの消費電力も削減しています。
  なお、「拡張省電力機構」第一号機は、国立大学法人東京大学(総長 : 濱田 純一)の生産技術研究所戦略情報融合国際研究センター(センター長 : 喜連川 優、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構長)にて稼働している国家基幹技術「海洋地球観測探査システム」の基幹要素である『データ統合・解析システム(DIAS*1)』に導入され、CO2削減に貢献しています。

*1
DIAS : Data Integration & Analysis Systemの略

受賞理由

  「拡張省電力機構」による増設ディスクアレイ筐体単位での電源制御という新しい技術の導入に加え、先進的な仮想化技術や消費電力の低い記録媒体の採用、直流電源への対応など、システム全体の省電力化を進めた点を評価いただき、受賞しました。

  日立は、今後も、消費電力の削減や省エネ運用に対応するIT製品を開発・提供することで、「ITの省エネ」「ITによる社会の省エネ」を両輪とするグリーンITを推進していきます。

  なお受賞内容の詳細は、2010年10月6日(水)〜9日(土)に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2010」グリーンITパビリオン展示コーナーにて紹介されます。

「CEATEC JAPAN2010」グリーンITパビリオン展示コーナーについて

会期 2010年10月6日(水)〜9日(土) (午前10時〜午後5時)
会場 幕張メッセ
主催 グリーンIT推進協議会

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