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Hitachi

企業情報環境への取り組み

平成12年4月12日

化学物質管理ネットワークシステムを日立グループで運用開始

化学物質管理支援システムの発売、化学物質管理支援サービスも開始

日立製作所(取締役社長:庄山 悦彦)は、関連会社を含めた日立グループ全体でPRTR(Pollutant Release and Transfer Register/環境汚染物質排出移動登録)制度への対応を効率的に進めるため、イントラネットを活用した化学物質総合管理支援システムを開発しました。同システムは、本年4月から日立グループの10事業所で運用を開始し、さらに、6月からは110事業所に拡大します。これにより、当社は国内最大規模の化学物質総合管理ネットワークの構築を実現します。

また、当社電力・電機グループ(グループ長&CEO:久野 勝邦)は、本システムの開発により蓄積した化学物質管理に関するデータベースや集計プログラム、管理ソフトウェアなどをカスタマイズし、中規模・大規模企業向け化学物質管理支援システム「Chemilution-Enterprise」として販売するとともに、化学物質管理支援サービスのアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)事業「Chemilution-ASP」も本年6月から開始します。

PRTR制度は、環境ホルモンなどを含む数百種類の有害物質について、その環境への排出量や移動量を事業所単位で集計し、国や自治体に届け出を行う制度です。本制度は平成12年3月に施行され、平成13年度より有害物質の排出量の管理が義務づけられ、平成14年度より法定届け出が開始されます。この届け出を正しく行うためには、使用している数万種類の化学物質について、個々の有害成分量の調査とプロセス特性(個々の使用状況に応じた排出特性)を分析し、環境への排出量を計算することが必要です。このため、対象物質を取り扱う企業では、装置単位あるいはプロセス単位のデータを解析し、さらに集めたデータを事業所として集計するといった複雑な作業が求められます。

このため、当社では、PRTR制度に対応した化学物質総合管理支援システムを開発し、日立グループ全体で運用を開始します。また、当社が蓄積した技術、ノウハウをカスタマイズしたシステムの販売を拡大し、あわせて化学物質管理支援サービスのASP事業を開始します。

当社は、今後も環境に配慮した企業活動に取り組むとともに、当社が蓄積してきた環境保全に関する技術やノウハウを活用することにより、環境対策のための多様なソリューションをお客さまに提供していきます。

■Chemilution-Enterprise/Chemilution-ASPの特徴

(1)Chemilution-Enterprise

「Chemilution-Enterprise」は、企業内のイントラネット(またはインターネット)を活用して企業グループ内のデータベースを活用した、中規模から大規模企業向けのシステムです。最小限の機能を基本パッケージとして、さらに個別企業のニーズにあわせて必要な機能をオプションパッケージとして組み合わせることができます。

(2)Chemilution-ASP

「Chemilution-ASP」は、当社が蓄積してきた化学物質管理に関するノウハウ、技術のデータベースを、インターネットを介してお客さまが活用する形のサービスです。裾切り基準以下の量の化学物質しか取り扱わない企業から、数十種の物質の届け出が必要な企業まで、効率的にサービスを活用できるように、排出移動推計計算の前段階までの管理が行える基本サービスと、移出移動登録の届け出に必要な帳票作成までが行えるサービスの二種類を用意しました。

取扱い事業部・照会先

株式会社日立製作所
電力・電機グループ 情報制御システム事業部
産業情報制御システム部 エコクリエイティブ推進室
〒101-8010 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
TEL : 03-5295-5807(ダイヤルイン)
[担当:市川、横山]