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R/3標準ソリューションセット構築によるERPソリューション
コカ・コーラグループの事例


Introduction of R/3 Standard Solution Set to the Beverage Industry

清水 聡 日立製作所 情報・通信グループ 産業システム事業部 生活産業システム統括部
高橋 宰 日立製作所 情報・通信グループ 産業システム事業部 生活産業システム統括部



口絵

注:* R/3は,SAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標または商標である。

コカ・コーラグループのボトラー各社への「R/3標準ソリューションセット」導入の概要
 「標準ソリューションセット」には,システム開発だけでなく,グループ内データ・コードの標準化,水平展開における導入方法など,構築から保守運用のサイクルを実現するための技法が定義されている。



 近年,清涼飲料市場では,業務の標準化や情報共有による経営のスピードアップを図り,経営効率の向上を支援するERP(Enterprise Resource Planning)が注目されている。

 日立製作所は,ERPを導入した基幹システム構築ソリューションなどのサービスの提供にいち早く取り組んできた。現在,コカ・コーラビバレッジサービス株式会社が進めている,コカ・コーラグループの情報基盤を統一し,競争力を高めることを目指した「R/3標準ソリューションセット」の構築を支援している。

 この中で日立製作所が構築した,SAP社のR/3を適用したシステムソリューションでは,基幹業務機能をカバーするとともに,グループ内で製品の製造,販売を担当するボトラー各社の業務プロセスの標準化や共有化を図っている。また,情報基盤を統一するための標準データ・コードを定め,効率的な導入を実現するための標準的な導入方法も提案している。

 このソリューションのような,大規模にR/3テンプレートをグループ企業の基幹システムとして導入した例は少ないことから,他プロジェクトへの展開モデルとしても有用性が期待できる。



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