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庄山悦彦の写真

日立製作所 社長

庄山悦彦のサイン
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2004年を迎えて

次なる時代を開く新事業の創出へ

豊富な経験と高度な技術で
新時代のライフラインを支える企業グループに

 2003年を振り返ると,イラク戦争やSARSの流行など,世界規模で政治的,経済的に大きな影響を及ぼす出来事が印象に残った年でした。こうした背景から世界経済は依然として先行き不透明であり,わが国の経済情勢も楽観のできない状況が続くものと予想されますが,次なる時代を開く新しい技術,事業の萌芽も,さまざまな分野で見られ始めています。

 日立グループは,2003年4月から新しい中期経営計画「i.e.HITACHIプランII」をスタートし,いっそう便利で快適な社会を目指した,新たな事業の創出を推進しております。日立はこれまで,電力や交通分野をはじめとする「社会インフラシステム」と,ITを駆使した「情報システムサービス」において,豊富な経験とノウハウ,技術を培ってきました。「i.e.HITACHIプランII」では,それらを従来以上に強化し,融合させた「新時代のライフラインを支えるソリューション事業」として,ストレージソリューション,バイオ・メディカル,都市再生,交通システム,戦略アウトソーシング,ミューチップ応用ソリューションなどの事業を創出し,強化,発展に努めております。

 そうしたソリューションを支えるハードウェアやソフトウェアとして,ハードディスクドライブ,自動車機器,半導体製造装置,燃料電池など,世界の市場で高い競争力を持つ「高度技術グローバル製品」を事業の第二の柱とし,これまで以上に産学官の連携を強化するとともに,各分野のパートナーとの「共創」を通じて,日立の技術力を発揮した魅力ある製品をスピーディーに提供できる,新たなビジネススキームの構築を推進しております。

 そして,コーポレートステートメント“Inspire the Next”−次なる時代に新しい息吹を与え続けるという精神を礎に,これらの事業を通してお客様から世界で一番信頼していただける「ベスト・ソリューション・パートナー」を目指してまいります。

 ユビキタス情報社会へ向けた大きな転換点において,日立が追求していくこの精神を,「2004年度日立技術の展望」を通して感じていただければ幸いです。

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