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HIGHLIGHTS 2004


左から富士通日立プラズマディスプレイ株式会社設計統括部商品設計部の熊倉 健,ユビキタスプラットフォームグループデジタルメディア事業部映像メディア本部FPD商品企画部の鈴木 宏幸技師,同本部FPD設計部の松本 健一主任技師,同本部開発センタの内藤 康主任技師,株式会社日立ディスプレイズ大形FPD事業部設計部の石野 寿主任技師,および同社同部の小林 直人技師

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高画質と選べるラインアップで,
新たな映像ライフを提案する
フラットパネルテレビ“Wooo”

 BS・CSデジタル放送に加えて,2003年末から地上デジタル放送がスタートし,本格的なハイビジョン時代が幕を開けた。それに伴い,高精細な映像を大画面で楽しめ,省スペース性にも優れたフラットパネルテレビが人気を集めている。日立製作所は,発売以来プラズマテレビの市場を開いてきた“Wooo(ウー)”シリーズで,2003年からは液晶2サイズ・プラズマ4サイズのテレビモニタと,4種類のチューナを自由に組み合わせるという新しいコンセプトを提案した。多様化するニーズにこたえ,フラットパネルテレビ市場のいっそうの拡大を目指していく。


新しいWooo5000シリーズのポイントは

 日立製作所は,2001年に普及サイズ32V型のプラズマテレビをいち早く世に送り出しました。続く2002年には,“Wooo”3000シリーズによってプラズマテレビの家電量販店シェアナンバーワンを獲得し,「プラズマなら日立」と言われる地位を築きました。今回の5000シリーズでは,地上デジタル放送への対応はもちろんのこと,画質性能の向上とラインアップのいっそうの充実を図っています。チューナ部のAVC(Audio-Visual Control)ステーションに,プラズマテレビでは業界初となるHDD(Hard Disc Drive) レコーダ搭載タイプを加え,ハイビジョン放送の録画・再生にも対応しました。また,フラットパネルディスプレイのバリエーションとして,液晶テレビモニタも本格展開しています。プラズマは大画面で楽しむシアターリビングに,液晶は明るいお部屋で楽しめるカジュアルリビングにと,お客様のニーズに合わせて選択していただけます。Wooo5000シリーズでは,両者とも最新技術を搭載して高画質を追求していますので,どちらを選んでもご満足いただけると確信しています。


新しいプラズマディスプレイの特徴は

 Woooのプラズマテレビモニタは,富士通日立プラズマディスプレイ株式会社の独自技術である「ALIS(Alternate Lighting of Surfaces)方式」による,画像のきめ細かさと明るさに定評があります。今回は,それを進化させた新開発「アドバンストALISパネル」で発光効率をさらに向上させ,業界トップクラスの高輝度を実現しました。同時に,パネルの蛍光体に掛かる負担も軽減できるので,寿命も6万時間以上と十分な耐久性を持っています。白色色温度も1万2,000Kにアップし,透き通るような美しい白を表現できます。また,デジタル画像処理の面でも新技術を導入しました。従来はプラズマ特有の微妙な画像ノイズがありましたが,新開発のLSIによってこれを抑えてクリアな画像を実現しています。


進化した液晶ディスプレイの魅力は

 これまでの液晶テレビでは,20V型クラスのサイズが主流でしたが,今回は大幅にサイズアップした28V型と32V型を展開しました。技術面では,株式会社日立ディスプレイズが開発した,広視野角で輝度と色再現性に優れた「AS-IPS(Advanced Super In-Plane Switching)方式」と,液晶特有の残像感をなくすために,一定間隔で黒の表示データを挿入する「スーパーインパルス方式」を引き続き採用しています。さらに,従来の液晶の課題だった応答速度を改善するために,「オーバドライブ回路」を導入して,動きの激しい映像をクリアに表示します。また,もともと高い視覚特性を持つAS-IPS方式に,新たに開発した専用の「ワイドビューフィルタ」を装着することで,対角方向から見ても白浮きのない,鮮やかな画像を表示します。


今後の展開は

 プラズマテレビでは,現行の32V型,37V型,42V型,50V型に加え,業界初となる55V型を発売する予定です。海外ではわが国以上に大画面へのニーズが高いので,液晶テレビでもいっそうの大画面化を図り,ワールドワイドなシェア拡大を目指していきます。競合メーカーも増えていますが,フラットパネルテレビ市場をリードする立場として,豊富なバリエーションと最高水準の画質で,お客様へ新たな映像ライフをお届けしていきます。

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