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Hitachi

クラウドプラットフォーム上でのクラスタシステムに対するJP1の対応状況について記載しています。

一覧をご覧いただくにあたって

  • 製品の対応状況については、毎月下旬に情報を収集し、内容に変更があった場合、翌月に更新しています。表中の更新箇所は、マーカーで示しています。
  • 対応するOSの詳細バージョンやエディションについては、OS対応状況をご確認ください。

クラスタソフトとJP1製品の同居

クラスタシステムとして運用されている環境でJP1製品を使用する場合でも、クラスタソフトと連携してフェールオーバー対応するのではなく、各サーバでJP1製品を運用している場合は、以下の条件を満たすのであれば、JP1製品がサポートしているプラットフォーム環境の対応に準じます。

<条件>

  • クラスタソフトを使用してフェールオーバーが発生するときに、自ホスト名で解決されるIPアドレスがフェールオーバ前、後のホスト共に変更されない。

Azure環境でのクラスタ構成に関する注意事項

Microsoft Azure環境のクラスタ構成にロードバランサ―を使用し、フローティング IP(Direct Server Return(以下DSR))を有効にしてフェールオーバ対応を行っているJP1製品が、他のサーバとの通信ができない問題は、日本リージョンについてはMicrosoft Azure側の対策により問題解決しました。
日本リージョン以外については、Microsoft Azureのサポート窓口へご確認いただくようお願いします。

Microsoft社へのお問い合わせ時は「Microsoft Azure上のStandard ILB において HA ポート およびDSR を有効にした場合、配下に構成するサーバーを起点するVIP 通信に失敗する件」とお問合せください。

そのため、Microsoft Azure環境のクラスタ構成にロードバランサ―を使用し、フローティング IP(DSR)を有効にしてフェールオーバ対応の一般サポートを再開します。

種別 更新日 Excel形式
クラスタソフト対応状況