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事例紹介

Casestudy
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三愛総合商事株式会社
 
PC−LANでの基幹業務構築をバックアップする Businesspower
 
愛媛県松山市に本拠を構える三愛総合商事株式会社は,同市を中心とした中予地域と,大洲市を中心とした南予地域の約3万世帯にプロパンガスを供給する三愛液化ガス株式会社の戦略的な情報拠点。 同社は1986年に三愛液化ガスの電算部門から独立し,現在はメインの情報処理サービス事業のほかに,インターネットプロバイダ事業,パソコンスクール事業,OA機器の販売事業なども手がけるなど,独自のシステム構築ノウハウを活かした幅広い業務展開を図っています。 三愛液化ガスでは,約50社の販売店を経て各家庭にプロパンガスを供給していますが,そこではさまざまな保安の確保とともに,都市ガス並みの安定供給を行うのが最も重要なポイント。このため同社では1970年に共同配送センターを設立し,22社の加盟販売店のお客さま,約1万7千世帯に効率的な配送業務を行ってきました。 そこで大きな役割を果たしているのが,三愛総合商事が開発した「配送予測システム」です。
 

PC-LANシステムの早期構築を図るためBusinesspowerを導入

 
配送予測システムは,ガスボンベの検針データや季節ごとの平均使用量,前回のボンベ取り替え日時などをもとに,ガスの使用量を各世帯ごとにシミュレーションし,最適なボンベの取り替え時期を指示するアプリケーション。

競争の激しいプロパンガス業界において,決して途切れることのない安定供給を保証するシステムは,顧客サービスの向上と企業の差別化を図るうえでも欠かせません。三愛総合商事ではこれまで,同システムをはじめとする三愛液化ガスのさまざまな基幹業務システムを,日立のオフィスコンピュータ「elles シリーズ」で構築・運用してきましたが,このたびその信頼性と継続性を保ちつつ,より高速でフレキシブル,低コストのPC-LAN環境への移行を図るため,日立のオープンミドルウェアBusinesspowerを導入。

1997年12月からわずか半年の間に400本ものCOBOLプログラムをPC-LAN上に再構築し,PCサーバFLORA-SSIとクライアントPCのFLORA 330による本格的なクライアント/サーバ・システムを稼働させました。

図:三愛総合商事 システム構成
 
三愛総合商事 システム構成の説明図
 
拡大図

「今回,クライアント/サーバ・システムを導入したのは,よりオープンで高速なPC-LAN環境に移行することで,さらなる顧客サービスの向上と,今後のシステム開発の柔軟性を図りたかったこと,そして西暦2000年問題にも同時に対処できるという点に大きな魅力を感じたからです。

当初はオフコンで培ったノウハウやCOBOLの資産をすべて捨ててしまわなければならないのかと悩んだこともありましたが,以前からシステム構築に協力していただいている今治地方情報センターさんからBusinesspowerの提案を受け,これならばスムーズにPC-LANに移行できるのではないかと考えました。実際に私たちの希望では,年配者の多いオペレータに余計な負担をかけないため,オフコン時代と同じ画面,同じ使い勝手でシステム操作ができるようにしたいと考えていましたが,Businesspowerに入っている画面・帳票定義ツールXMAP3のおかげで,GUIライクな操作画面が以前より使いやすく再現でき,エンドユーザーにも非常に好評です。そして日立さんのオフコン資産の再構築を目的とするテクニカルサポートサービスも併せて利用したことで,1人の専任担当者しか携わらなかったにもかかわらず,わずか半年でシステムの再構築が実現できた点にも非常に満足しています。(三愛総合商事・代表取締役 新居田淑朗氏)

XMAP3で実現したGUIライクな操作画面の図
 
XMAP3で実現したGUIライクな操作画面
新居田 淑朗 氏の写真
 
代表取締役
新居田 淑朗 氏
 
 

充実したテクニカルサポートも活用

 
今回のシステム構築には,(株)今治地方情報センターと,日立のOSTC(オープンシステムテクニカルセンター)が全面的にバックアップ。また,オフィスプロセッサの再構築コンサルティングサービスの採用,および今治地方情報センターのネットワーク技術支援により,日立と今治地方情報センターの専門技術者が画面系・帳票系のCOBOL資産を評価・分析。この結果をもとに,システム再構築におけるハイレベルなコンサルティング・ネットワーク構築・プログラミングサポートサービスと実行環境設定作業などを実施しました。さらに現行システムを稼働させながらのデータ移行に関しても,貸し出し機としてelles 7/310を用意し,バックアップカートリッジを介してFLORA-SS1とLAN接続したことで問題なくクリア。このためシステム担当者の中川さんはプログラム資産の移行業務に専念することができ,開発リスクと期間,コストなどの面で大幅なメリットを得ることができたと評価します。

「WindowsNT4.0の本格的なマルチタスク処理と高度なセキュリティー機能,またJP1を使ったバッチジョブ運用や業務の自動化などには,以前から強い関心を持っていました。しかしPC-LAN環境で新たにシステム開発することを考えると,期間的にどれくらいかかるのか想像もつきませんでしたし,実績のあるCOBOL資産を無駄にしたくなかったといのも本音でした。その点,Businesspowerによって従来資産を継承しながら,大幅に少ない工数で信頼性の高いシステムに移行できたことは非常に評価できると思います。

また,テクニカルサポートの面でも,きめ細かい部分まで迅速かつ高度に対処していただいたおかげで,当初の目標だったオフコン時代と同じ使い勝手と信頼性を早期に実現できた点がうれしいですね」(システム開発担当 中川福造氏)
中川 福造 氏の写真
 
システム開発担当
中川 福造 氏
 
 

高性能サーバで業務の効率化を実現

 

FLORA―SS1とWindows NT4.0 を導入した現在は,従来約1時間かかっていた配送予測の分析業務が,わずか5分で完了。卸店販売管理システム,配送センター管理システム,小売店向け販売管理システムといった他の基幹業務システムについても,リアルタイム/バッチ双方で処理性能が大幅に向上し,全社的な業務の効率化と省力化が実現しました。

「特に配送予測システムでは,今まで1日1回しか予測情報が提供できなかったのが,今では検針データを入力するたび,新たな予測情報がリアルタイムに引き出されるようになり,販売店に向けて常に最新のデータを送ることが可能になりました。これにより,季節によって消費量が異なっても,より正確なボンベ交換日が予測でき,配送作業の効率化とコスト削減に大いに役立つものと期待しています。またオープン化によりレーザープリンタを導入したことで,専用帳票基幹データをMicrosoft Excelで加工して,担当者ごとの管理資料を作ることなども簡単にできるようになりました。

FLORA-SS1とFLORA 330を使用し業務をしている様子の写真
 
基幹業務システムを担うFLORA-SS1とFLORA 330
 
今後はインターネットとの接続やグループウェアの導入も含め、さらなる適用業務の拡大を図っていきたいと思います」(新居田氏)

基幹系システムの資産と信頼性を継承しつつ,早期にPC―LAN環境のクライアント/サーバ・システムが構築できるBusinesspower。オープン化による先進的な技術の導入をお考えのお客さまは、ぜひ日立のBusinesspowerをご検討ください。
 
 

USER PROFILE

三愛総合商事株式会社
代表取締役社長 新居田淑朗
住所 〒790-0932 愛媛県松山市東石井町280番地1
電話 (089)956-4734
FAX (089)956-4033

 

Businesspowerの詳細については,ホームページをご覧ください。
 
* 会社名,製品名は,各社の商標もしくは登録商標です。
 
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