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Operations Agentは、システムの重要要素の運用状況、パフォーマンス、可用性を表すメトリックを収集し、システムを監視する機能をユーザーに提供する製品です。

なお、Micro Focus Software製品は導入元がマイクロフォーカスエンタープライズ社に変更となりました。
Micro Focus Software製品に関するサポートサービスの連携先もマイクロフォーカスエンタープライズ社となります。

Operations Agent 製品紹介

Operations Agentには、次の主な運用コンポーネントが含まれます。
それぞれのコンポーネントは個別にインストールすることはできず、一括してインストールされます。ただし、使用するコンポーネントごとにライセンスが必要となります。

  1. GlancePlus、リアルライムメトリックアクセスコンポーネント(RTMA)
  2. Performanceコンポーネント
  3. Operationsコンポーネント
  4. リアルタイム計測コンポーネント(RTM)

Operations Agent 運用コンポーネント図

日立が提供する各ライセンスで使用可能なコンポーネントは次のとおりです。
(Operationsコンポーネントの機能を使用するためのライセンスは日立から提供していません。)

ライセンス 使用可能なコンポーネント
GlancePlus/RTMA Performance
コンポーネント
Operations
コンポーネント
RTM
上位OE(VSE-OE、HA-OE、DC-OE)ライセンス - *1
GlancePlus使用権 - - *1
GlancePlus Pak使用権 - *1

【凡例】 ○:使用可 - :使用不可

*1
Operations Agent 12.00以降で使用可能。

各コンポーネントの機能概要は次のとおりです。

GlancePlus、リアルタイムメトリックアクセスコンポーネント(RTMA)

オンラインリアルタイムシステムパフォーマンスの強力な監視および診断ツールです。システムリソース、プロセス、およびアプリケーションデータのメトリックを提供します。
また、ローカルまたはリモートシステムでシステムパフォーマンス問題が発生したときに、それを特定してトラブルシューティングすることができます。
システムのパフォーマンス情報をリアルタイムに得ることができるため、システム動作の調査、パフォーマンス上のボトルネックの特定や解消、より効率的な運用のためのシステムチューニングなどを容易に行うことができます。

Performanceコンポーネント

パフォーマンスメトリックを収集し、収集した情報をログファイルベースのデータストアに記録できるようにします。
データ収集ユーティリティ(scope)により、定期的な間隔でシステムパフォーマンスメトリックが収集できます。
また、パフォーマンスアラーム機能により、事前に定義した条件に基づいてイベントを生成することができます。

Operationsコンポーネント

Operations Manager*2の管理対象ノードの監視およびメッセージング機能を構築します。次のタスクを実行できます。

  • 事前に定義された閾値を対比して、データコレクタが収集したデータを監視する
  • 監視メトリックが事前設定された閾値に違反したとき、アラートメッセージを生成する
  • メッセージをOperations Managerコンソールに転送する
*2
Operations Managerは日立からは提供しておりません。

リアルタイム計測コンポーネント(RTM)

安全な通信チャネルを通じてパフォーマンスメトリックにリアルタイムでアクセスできるようにします。