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Hitachi

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2012年12月3日

大分ソーラーパワー向けに81.5MWのメガソーラー発電システムを受注

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、丸紅株式会社(代表取締役社長 : 朝田 照男/以下、丸紅)の子会社である大分ソーラーパワー株式会社(代表取締役 : 中江 達郎/以下、大分ソーラーパワー)より、同社が大分県に新設する81.5MWのメガソーラー発電システムを一括受注しました。発電出力81.5MWは、メガソーラー発電システムメーカーが受注したシステムとしては、国内最大規模となります。

  日本の太陽光発電市場は、本年7月の再生可能エネルギー固定価格買取制度開始以降、10月末までで合計1,000MW以上のメガソーラー発電所が経済産業省より認定されており、産業・発電事業分野でも大きく伸長しています。

  今回受注したメガソーラー発電システムは、大分ソーラーパワーが事業者として大分県大分市に建設する発電所向けで、発電所敷地面積は105ヘクタール、発電出力は81.5MW、年間予想発電電力量は一般家庭約3万世帯分に相当する8,700万kWhです。今回、日立は、本システムの設計・調達・製造・据付・調整までを一括して受注しました。81.5MWのメガソーラー発電システムは、日立がこれまで受注したメガソーラー発電システムとしては最大規模となります。本システムによるCO2排出量削減効果は年間約36,000トンであり、周辺の自然環境にも配慮したレイアウトとしています。工事の本格着工は2013年1月、納期は2014年4月を予定しています。
  本システムには日立が今春販売を開始した高効率パワーコンディショナー(容量500kW、直流入力最大電圧660V、最大効率98.0%)を使用し、晴れの日から曇りの日まで幅広い負荷状況で発電効率が大幅に向上しました。また、低負荷時に効率の高いアモルファス変圧器を組み合わせることで、日本の天候に対応し、さらなる発電量増加を図っています。

  日立は、メガソーラー発電システムを構成する重要な機器である、パワーコンディショナー、変圧器、遮断器などから、運転監視・計測システムまで、さまざまな機器・システムを幅広く手掛けています。日立は、これらの機器・システム、これまでに蓄積したノウハウから、国内最高水準の効率で信頼性の高いメガソーラー発電システム全体を一括で取り纏めることができます。これまで、扇島太陽光発電所(13MW/東京電力株式会社)など、多くのメガソーラー発電システムを納入しています。

  日立は、今後も、需要の高まりが見込まれる自然エネルギー関連分野で積極的に事業を展開し、低炭素社会の実現に貢献していきます。

完成イメージCG

[画像]完成イメージCG

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 電力システム社 電機システム事業部
発電機システム本部 太陽光発電推進部 [担当 : 角田、相河]
〒101-8608 東京都千代田区外神田一丁目18番13号
電話 03-4564-4140、4164 (直通)

以上

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