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2012年3月22日

インド・グジャラート州ダヘジにおける海水淡水化プロジェクトの
共同開発契約を締結

  株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)、伊藤忠商事株式会社(代表取締役社長:岡藤 正広/以下、伊藤忠)および、Hyflux Ltd.(Executive Chairman & Group CEO:Olivia Lum/以下、Hyflux)によって構成されるコンソーシアムは、このたび、インド共和国(以下、インド)・グジャラート州ダヘジ経済特別区における、海水淡水化プロジェクトによる水供給事業の実施に関する共同開発契約(Co-Developer-Agreement/以下、CDA)を、インド・ダヘジ経済特別区管理会社(Dahej SEZ Ltd./以下、DSL)との間で締結しました。今後コンソーシアムは、本プロジェクトの実現に向けて引き続き協議を行っていきます。

  本プロジェクトは、グジャラート州ダヘジの臨海工業地域に入居する企業への工業用水供給を、海水淡水化により行うことで、工業用水供給不足を解決するプロジェクトです。また、日本政府とインド政府が共同で進めている、デリー・ムンバイ間約1,500kmの間に民間資本を活用しながら工業団地などを整備する「デリー・ムンバイ間産業大動脈構想(Delhi-Mumbai Industrial Corridor Project:DMIC Project)」の一環となるものです。これまでコンソーシアムは、2009年12月の日印首脳会議での政府間合意を受け、省エネ・低炭素型のスマートコミュニティ構築を目的として進められている経済産業省の「平成22年度インフラ・システム輸出促進調査等委託事業(グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査)」の下、事業化の検討を進めてきました。

  今回結んだ共同開発契約(CDA)の主な内容は、ダヘジに建設されDSLが管轄する経済特別区内の工業団地に対し、コンソーシアムが工業用水を供給できる権利を得るというものです。今後、コンソーシアムは、水売買契約、融資契約(Finance Close:ファイナンス・クローズ)に関する協議を行っていきます。

  本プロジェクトが実現した場合の規模は、海水淡水化プロジェクトにおいてアジア最大規模となる見込みであり、日立、伊藤忠、Hyfluxのコンソーシアムは、ダヘジ経済特別区における水資源有効活用に貢献していきます。

以上

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