ニュースリリース

日立独自の「水道直圧給湯」方式により、2カ所同時に出湯してもパワフルシャワー

水道直圧給湯エコキュート*1「ナイアガラ出湯」シリーズの
ラインアップを拡充

プレミアムタイプ3機種で年間給湯保温効率(JIS)3.3の省エネ性能を実現*2、
大容量560L機種も投入

  日立アプライアンス株式会社(取締役社長:山本 晴樹)は、水道水を瞬間的に沸き上げて給湯する日立独自の「水道直圧給湯」方式を採用した自然冷媒CO₂ヒートポンプ給湯機 水道直圧給湯エコキュート「ナイアガラ出湯」シリーズの新しいラインアップとして、省エネ性を向上させ年間給湯保温効率(JIS)3.3を達成した「標準タンク(プレミアム)タイプ」3機種(BHP-FV37JDなど)や、タンク容量を560Lとした大容量の3機種(BHP-F56JDなど)をはじめとした計9機種を2月14日より発売します。
  「ナイアガラ出湯」シリーズは、水道圧をそのまま利用して瞬間的に沸き上げて給湯するため、浴室のシャワーと台所の蛇口2カ所で同時に出湯しても勢いのあるシャワーが使えます。
  今回発売する「標準タンク(プレミアム)タイプ」は、貯湯ユニットへの真空断熱材の採用やヒートポンプユニットの高効率化などにより省エネ性向上をはかり、タンク容量370LのBHP-FV37JDなど3機種で従来比約6％の性能向上*3 となる年間給湯保温効率(JIS)3.3を達成しています。また、貯湯ユニット内のタンク容量を、多人数の世帯などでも対応可能な5〜7人用の560Lタンクとした3機種についても新たにラインアップしました。これらの製品には、効率的な制御を行う「インテリジェント制御」や、「ふろ追いだき配管」を清潔に保つ「ステンレス・クリーン システム」なども継続採用しています。
  なお、水道水をタンクにため、沸き上げた後に給湯する減圧弁方式においても、タンク容量を560Lとした大容量の3機種(BHP-F56JUなど)を2月14日から発売します。

*1

電力会社・給湯機メーカーで用いている自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機を総称する愛称。

*2

年間給湯保温効率(JIS)とは、2011年2月に新たに制定された日本工業規格JIS C 9220:2011に基づく、家庭用ヒートポンプ給湯機運転時の単位消費電力量あたりの給湯熱量・保温熱量を表したもの。新製品BHP-FV37JD、BHP-FV37JDE、BHP-FV37JDJの3機種において年間給湯保温効率(JIS)3.3を達成。詳細はP.6参照。

*3

新製品BHP-FV37JDと従来製品BHP-F37JD(2011年10月20日発売)の年間給湯保温効率(JIS)を比較。

主な新製品の形式および発売日

タイプ		タンク 容量 (人数*4)	型式	本体価格*5 (税込)	発売 予定	月間販売 目標台数
フルオート*6 「ナイアガラ 出湯」 (「水道 直圧 給湯」 方式)	標準タンク (プレミアム)	460L (4〜6 人用)	BHP-FV46JD	1,002,750円	2月 14日	300台
		370L (3〜5 人用)	BHP-FV37JD	918,750円
	標準タンク	560L (5〜7 人用)	BHP-F56JD	1,055,250円
フルオート (減圧弁方式)	標準タンク	560L (5〜7 人用)	BHP-F56JU	971,250円	2月 14日	100台

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タンク容量に応じた設置世帯の目安人数。浴そうの大きさやシャワーの使い方によっては、目安人数以内での使用でも昼間の沸き増しが必要になる場合があります。試算条件:タンク湯温80℃。水温5℃。湯はり温度42℃。浴そう湯量180L。シャワーは温度42℃。毎分10Lにて1回で8分使用。洗面・台所は42℃(110L)。1日あたりのシャワー回数は、タンク容量560Lで7回、460Lで5回、370Lで5回。1日あたりの湯はり回数はいずれも1回。

*5

この価格は事業者向けの積算見積価格であり、一般消費者向けの販売価格を示したものではありません。台所リモコンおよびふろリモコンを含みます。

*6

リモコン操作で湯はりからたし湯、保温(追いだき)までを自動で行える機種。

新製品の主な特長＜水道直圧給湯エコキュート「ナイアガラ出湯」シリーズ＞

1. 日立独自の「水道直圧給湯」方式により、2カ所同時に出湯してもパワフルシャワー
2. 省エネ性向上を図り、年間給湯保温効率(JIS)3.3を達成(BHP-FV37JDなど3機種)【New】
3. タンク容量を560Lとし、5〜7人の世帯でも設置可能に(BHP-F56JDなど3機種)【New】

需要動向と開発の背景

  2011年8月に累計出荷台数が300万台を突破*7した家庭用エコキュートは、今後も着々と普及が進み、2011年度には普及率が6%を超えると予想*8されます。これは、エコキュートの優れた省エネ性能に加え、主に深夜電力を使って沸かした湯を使いピーク時に電力使用を抑えられる点や、タンクにためた湯を万一の断水時や災害時などに生活用水として活用できる点などが注目されていることが、要因として考えられます。
  このような市場環境や節電意識の高まりを受け、今回当社では、省エネ性を高めたプレミアムタイプを従来の「薄型タンクタイプ」に続き、「標準タンクタイプ」にもラインアップしました。また、より多くの家庭での設置に対応するため、5〜7人用の大容量機種を新たに開発しました。

*7

電気事業連合会・社団法人日本冷凍空調工業会・財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターより、2011年9月26日に発表。

*8

当社調べ。

添付資料

• 水道直圧給湯エコキュート「ナイアガラ出湯」シリーズの詳細説明(PDF別紙)
• 新製品の仕様(PDF別紙)

関連情報

• エコキュートホームページ

お客様からのお問い合わせ先

日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ給湯機事業企画部 [担当:中村、田部井]
〒105-8410　東京都港区西新橋二丁目15番12号(日立愛宕別館)
TEL : 03-3506-1616 (ダイヤルイン)

以上