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2010年6月7日

「デジタルサイネージ ジャパン 2010」において
デジタルサイネージプラットフォーム「MediaSpace」の導入事例を紹介

  株式会社日立製作所(執行役社長 : 中西 宏明/以下、日立)は、このたび、6月9日(水)から11日(金)までの3日間、幕張メッセで開催される「デジタルサイネージ ジャパン2010」において、デジタルサイネージ向け映像配信プラットフォーム「MediaSpace」の導入事例を紹介します。

  近年、公共空間において、映像や画像、文字、音声などのコンテンツを、ネットワークを通じてタイムリーに表示させる「デジタルサイネージ(電子看板)」システムの用途が拡大しています。日立は、2003年7月より、インターネットを介して、多様な映像コンテンツを多拠点のディスプレイに表示する、SaaS型*1デジタルサイネージプラットフォーム「MediaSpace」を、流通店舗、交通機関、金融機関などを中心に提供してきました。「MediaSpace」は、SaaS型のコンテンツ配信基盤のため、お客様が独自に新たな配信システムを構築する必要がなく、低コスト・短期間での導入を実現しています。日立は、2010年3月末時点で、「MediaSpace」を通じ、全国の約5,000のディスプレイに情報配信を行っています。

  今回の出展では、戦略的な販売パートナーであるSCALA株式会社ブースにおいて、空港やコンビニエンスストア、スーパーマーケットなどにおける「MediaSpace」の導入事例を紹介します。
  主な出展内容は、以下のとおりです。

*1
SaaS型 : Software as a Serviceの略。ユーザーが必要とするシステム機能を、ネットワークを通じて提供するサービス。または、このようなサービスを提供するビジネスモデル。

羽田空港第二旅客ターミナルへ導入予定の「HANEDAエアポートアドビジョン」

[画像]羽田空港第二旅客ターミナルへ導入予定の「HANEDAエアポートアドビジョン」

  2010年夏に、日本空港ビルデング株式会社が羽田空港第二旅客ターミナルビル地下1階に導入する空港利用者向けデジタルサイネージ「HANEDAエアポートアドビジョン」に対する「MediaSpace」のサービス提供を予定しています。

  「HANEDAエアポートアドビジョン」は、世界最大規模の利用者数を有する羽田空港に10面の大型ディスプレイを設置し、デジタルサイネージによる交通機関における新しい広告手法を展開します。「MediaSpace」により、人の流れに沿って設置されたディスプレイに、連続的にコンテンツを表示することで、効果的な情報伝達を図ります。

東京都内のローソン約300店舗の店頭で稼動する「東京メディア」

[イメージ]東京都内のローソン約300店舗の店頭で稼働する「東京メディア」

  2010年5月29日より、株式会社クロスオーシャンメディアが東京都内のローソン約300店舗の店頭で運営する新しいメディア「東京メディア」に対する「MediaSpace」のサービス提供を開始しました。
  「東京メディア」は、タイムリーに情報を表示できるデジタルサイネージの特性をいかし、来店者や店舗付近の通行者を対象に、広告や生活情報などのコンテンツの配信や、アンケート回答やキャンペーン応募など携帯電話を使った双方向コミュニケーションを実現する新しいメディアをめざしています。
  日立の「MediaSpace」は、時間帯やエリア属性に応じた複雑な放映スケジュールの編成や、多くの店舗に設置した表示端末へのコンテンツ配信の一括管理などの機能を提供し、「東京メディア」の運営を支えています。

イオングループ全国116店舗、約1,000ディスプレイで稼働する「イオンチャンネル」

[画像]イオングループ全国116店舗、約1,000ディスプレイで稼働する「イオンチャンネル」

  2009年6月より、イオングループが関東地区のジャスコ30店舗に導入した「イオンチャンネル」へのサービス提供を開始しました。
  「イオンチャンネル」は、日本最大規模の店内メディアとして、2010年5月末時点で、全国116店舗、約1,000ディスプレイにコンテンツを配信しています。注目度の高い食品レジ前にディスプレイを設置し、繰り返し来店する頻度の高い、主婦やファミリー層のお客様に直接訴求できるメディアです。日立の「MediaSpace」により、地域や店舗ごとに配信内容を切り替えて放映しており、高い広告効果の実現を図っています。

  このほかにも、最新の「MediaSpace」の取り組みとして、SCALA株式会社が提供するフォトフレーム型デジタルサイネージ「デジタルサインボード」や、ヤフー株式会社およびCOMEL株式会社と連携し、ヤフーの各種コンテンツを「MediaSpace」の導入先に配信する仕組み(試作)も展示します。

  日立は今後も、「MediaSpace」を核として、流通店舗や交通機関を始めとした様々な業種のお客様のニーズに対応したデジタルサイネージソリューションを提供してまいります。

*
他社所有商標に関する表示 : 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

デジタルサイネージプラットフォーム「MediaSpace」の概要

お客様から配信素材を提供いただき、「MediaSpace」がコンテンツの編成・サーバーへの登録・配信管理などの手間のかかる作業を代行することにより、デジタルサイネージの効率的な運用を支援します。

[イメージ]デジタルサイネージプラットフォーム「MediaSpace」の概要

お問い合わせ先

株式会社日立製作所 都市開発システム社 ソリューション事業統括本部
セキュリティソリューション本部 メディアサービス部 【担当 : 榎堀】
〒101-8010 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDX
TEL : 03-4564-9701 (ダイヤルイン)

以上

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