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Hitachi

2007年11月13日

このニュースリリース記載の情報(製品価格、製品仕様、サービスの内容、発売日、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更され、検索日と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。なお、最新のお問い合わせ先は、お問い合わせ一覧をご覧下さい。

統合サービスプラットフォームBladeSymphonyにおいて
最新のクアッドコア プロセッサーを採用し処理性能を強化

[画像]左:BladeSymphony ブレードサーバ部ハイエンドモデル「BS1000」、右:BladeSymphony ブレードサーバ部小型高集積モデル「BS320」

  日立製作所 情報・通信グループ(グループ長&CEO:篠本 学、以下 日立)は、統合サービスプラットフォームBladeSymphony(ブレードシンフォニー)のハイエンドモデル「BS1000」、および小型高集積モデル「BS320」において、最新のインテル社製x86系プロセッサーであるクアッドコア*1インテル® Xeon® プロセッサー 5400番台、またはデュアルコア インテル® Xeon®プロセッサー 5200番台を搭載可能な新サーバブレードをラインアップに追加し、本日から販売を開始します。

*1
クアッドコア : 1つのチップに4つのプロセッサーコアを搭載。

  今回採用したクアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5400番台は、現行のクアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5300番台に比べ、動作周波数の向上および2次キャッシュメモリ容量を増強した最新のクアッドコア プロセッサーです。
  本プロセッサーを搭載した新サーバブレードは、従来に比べ処理性能を最大約1.3倍に向上するとともに、価格も低減し優れた価格性能比を実現しています。また同時に、サーバブレード内蔵ハードディスクドライブとして、2.5型 147GB SAS*2ハードディスクドライブをサポートし、最大ディスク容量を従来の約2倍に増強しました。
  今回の性能強化、内蔵ハードディスクドライブ強化により、より一層大量のデータ処理を必要とするデータベース業務やトランザクション処理業務への適用が可能となります。また、既に提供している「N+1コールドスタンバイ設定サービス」*3をはじめとする導入サービスを適用することで、新サーバブレードを活用したシステムを容易に導入することができます。

*2
SAS(Serial Attached SCSI):SCSIをシリアルで接続し、高速化したディスクインタフェース規格。
*3
N+1コールドスタンバイ:複数の業務サーバに対し少数の共通予備サーバを用意し、万一の故障時には業務サーバのブートディスクを予備サーバに自動的に引継ぎ、短時間で業務を再開する高可用なシステム構成。

新サーバブレードの特長

1. 「BS1000」における処理性能の約1.3倍向上と最大ディスク容量588GB化

  基幹システム向けの高性能かつ拡張性に優れたハイエンドモデル「BS1000」において、今回新たにクアッドコア インテル® Xeon®プロセッサー5400番台(3.16GHz/2.66GHz)を最大2個(最大8コア)、またはデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 5200番台(3.33GHz)を最大2個(最大4コア)搭載可能なサーバブレードをラインアップに追加し、処理性能を最大約1.3倍*4に向上しました。   また、2.5型 147GB SASハードディスクドライブのサポートにより、サーバブレードあたりの最大ディスク容量を従来の約2倍の588GBに増強しました。

*4
新サーバブレード(インテル® Xeon® プロセッサー X5460(3.16GHz)搭載)と、現行サーバブレード(インテル® Xeon® プロセッサー X5355(2.66GHz)搭載)との比較

2. 「BS320」における処理性能の約1.3倍向上と最大ディスク容量294GB化

  コンパクトな6U*5のサーバシャーシに、サーバブレード10台とLANスイッチ2台、ファイバチャネルスイッチ2台を同時に搭載でき、PCサーバ統合やデータセンター用途に適した小型高集積モデル「BS320」では、今回新たにクアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5400番台(3GHz/2.66GHz/2GHz)を最大2個(最大8コア)、またはデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 5200番台(3.33GHz/1.86GHz)を最大2個(最大4コア)搭載可能なサーバブレードをラインアップに追加し、処理性能を最大約1.3倍*6に向上しました。
  また、2.5型 147GB SASハードディスクドライブのサポートにより、サーバブレードあたりの最大ディスク容量を従来の2倍の294GBに増強しました。

*5
1U : 約44.5mm
*6
新サーバブレード(インテル® Xeon® プロセッサー E5450(3GHz)搭載)と、現行サーバブレード(インテル® Xeon® プロセッサー E5345(2.33GHz)搭載)との比較

  なお、本発表に際し、インテル株式会社から以下のコメントを頂いています。

インテル株式会社 代表取締役共同社長 吉田 和正氏

  インテル株式会社は、日立製作所が、最新のクアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5400番台およびデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー 5200番台を採用した、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」を発表されたことを歓迎いたします。
  クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー 5400番台、ならびに5200番台は、インテルの45nmプロセス技術で製造された最初の製品であり、性能と電力効率の向上を実現した環境に優しいプロセッサーでもあります。インテルでは、本日発表した新しいインテル® Xeon® プロセッサーの高い性能と、「BladeSymphony」の持つ優れた拡張性により、ユーザーにデータベース業務での処理能力の向上やサーバ統合による業務の効率化などの優れた利点がもたらされることを期待します。

新製品の価格と提供時期

名称 概要 価格 提供時期
BS1000用
x86
サーバブレード
・クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー
X5460(3.16GHz)/E5430(2.66GHz) 最大2(最大8コア)、
またはデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー
X5260(3.33GHz) 最大2(最大8コア)
・メモリ最大32GB
・ディスク最大160GB(3.5型)×2または最大147GB (2.5型)×4
598,500円〜
(税抜570,000円〜)
2007年
12月28日
BS320用
x86
サーバブレード
・クアッドコア インテル® Xeon® プロセッサー
X5450(3GHz)/E5430(2.66GHz)/E5405(2GHz) 最大2(最大8コア)、
またはデュアルコア インテル® Xeon® プロセッサー
X5260(3.33GHz)/E5205(1.86GHz) 最大2(最大4コア)
・メモリ最大16GB
・ディスク最大147GB (2.5型)×2
215,250円〜
(税抜205,000円〜)
2007年
12月17日

  サポートOS:Microsoft® Windows Server® 2003、Red Hat Enterprise Linux ES4またはAS4

  注) BS1000用x86サーバブレードでは、サーバ仮想化機構Virtageを搭載したモデルも提供予定です。

他社商標注記

  • インテル、Xeonは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。
  • Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標あるいは商標です。
  • Microsoft、Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • Red Hatは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.の登録商標または商標です。
  • その他、記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

関連情報

お問い合わせ先

エンタープライズサーバ事業部 企画部 [担当:松村、喜多村]
〒259-1392 神奈川県秦野市堀山下1番地
TEL : 0463-87-6786(ダイヤルイン)

以上

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