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2005 日本女子ソフトボールリーグ1部 第2節

順延の第2節、3戦全勝!
通算成績8勝3敗で同率2位!

 都合により順延となっていた日本リーグ1部第2節の3試合が8月26日〜28日
にかけて、兵庫県尼崎市記念公園野球場で行われた。第2節とはいえ、事実上の後半
の開幕戦であり、我が日立ソフトウェアは初日、トヨタ自動車と対戦。前半は投打共、
完全に押され気味の展開となるが、後半にリズムが一変。最後は相手エラーで挙げた
1点を遠藤が守り抜き完封勝利でスタート。翌日のレオパレス21戦では終盤の6回
裏、二死満塁のチャンスに相手エースのM・ローチから、森下が痛烈な決勝タイムリ
ー! 投げては遠藤が散発の5安打完封で1−0の勝利。最終日の大鵬薬品戦は壮絶
な乱打線。序盤に3点をリードされるが鈴木由のホームランで追撃開始。4回に亀田
のタイムリーで1点差とすると5回に山田、馬渕の連続タイムリーで逆転。3回から
遠藤をリリーフした佐藤が初登板での初勝利。結局、この節、3戦全勝で通算成績を
8勝3敗とし同率2位に浮上した。                      
 第6節は9月3日〜4日、愛知県豊田市運動公園ソフトボール場で行われる

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:須永やよい 撮影:須永やよい

 
対 トヨタ自動車戦(8/26 日立ソフトウェア6勝3敗)
遠藤、序盤ピンチを招くも後半に立ち直り、完封勝利!
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 1 1
トヨタ自動車 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(6勝3敗)−鈴木由
【二塁打】杉山(5回),鈴木由(7回),田中(7回)

 ◎事実上の後半戦の開幕試合はトヨタ自動車と対戦。打線は相手エース山口の
  キレのある速球に完全に抑えられ、4回までヒットは田中の1本のみで敵失
  の亀田と合わせ、二人のランナーしか出せず、二塁を踏めない展開となる。
 ◎一方、先発の遠藤は、3回まで毎回のヒットを許して得点圏に走者を背負う
  ピンチの連続。しかし、2回裏は無死一塁からの相手の送りバントを三塁手
  の来條が判断良く二塁に送球して併殺。3回裏の一死一塁では西山、溝江で
  6−4−3の併殺を完成させ、好守でピンチを切り抜ける。       
 ◎4回、お互いに三者凡退で終わった後、リズムが一変。5回表、先頭打者の
  杉山が右中間二塁打で初めて得点圏走者となり、続く鈴木由の死球を挟んで
  溝江がレフト前に落とし無死満塁の絶好機を演出する。ここで、打撃上向き
  の田中が痛烈な打球を弾き返すが、ピッチャーライナーとなり不運な併殺打。
 ◎続く6回表にも先頭の来條がセンター前ヒットで出塁し、その後、三塁まで
  進めるものの得点ならず。しかし、後半のイニングから徐々に調子が上がっ
  てきた打線は最終回の7回表、一死から鈴木由が右中間二塁打で出塁。二死
  となるものの鈴木由は三塁まで進み、当たっているバッター田中の際、相手
  投手のワイルドピッチでホームを陥れ、土壇場で待望の1点を獲得する。 
 ◎3回まで被安打4と毎回ヒットを許していた遠藤は、4回以降は完全に立ち
  直り、6回まできれいに三人で片付ける完璧な投球。最終回、二死から安打
  でランナーを出すものの後続を凡打に打ち取り、1点を守りきり完封勝ちで
  後半をスタートした。                        
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 レオパレス21戦(8/27 日立ソフトウェア7勝3敗)
6回裏二死満塁、森下、三遊間への決勝タイムリー!
チーム名
レオパレス21 0 0 0 0 0 0 0 0
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 1 x 1
【バッテリー】☆遠藤(7勝3敗)−鈴木由

 ◎決勝トーナメント進出を争う相手だけに、なんとしても勝ちたい試合。その
  気迫からか、初回裏、相手エースのM・ローチから西山がいきなりのヒット
  で出塁しチャンスを作る。しかし、送りバントが併殺打となり二塁に進めず。
  3回裏には先頭の鈴木由が敵失で出塁するものの、ローチの速球の前にまた
  しても二塁に送れず、チャンスをなかなか広げられない。        
 ◎5回裏には先頭打者の森下がセンター前ヒットで出塁。三度目の無死のラン
  ナーとなるが続く杉山とのエンドランの際に離塁アウトを取られ、なかなか
  得点圏に走者を進めることが出来ない展開となる。           
 ◎一方、先発の遠藤は初回からストライク先行の完璧な立ち上がり。5回まで
  許したヒットは2本だけと、二塁を踏ませぬ好投を続ける。しかし、6回表、
  先頭打者に痛烈な打球でライト線を破られる。ランナーは三塁を狙うものの
  これを杉山、溝江の完璧な中継プレーで三塁で刺し、最大のピンチを凌ぐ。
 ◎ピンチの後にチャンスあり。直後の6回裏、一死から西山がセンター前に弾
  き返して出塁。続く来條との間でエンドランを敢行すると、来條はレフト前
  に落としチャンスを広げる。さらに山田が四球を確実に選び、一死満塁の絶
  好機。期待の主砲の馬渕は三振に倒れるが、この試合、五番指名打者で先発
  出場した森下が、フルカウントから三遊間へ痛烈な決勝タイムリー!!  
 ◎遠藤は最終回、二死からポテンヒットを打たれるが、後続を落ち着いて退け、
  散発5安打で昨日に続き完封勝利。国体関東予選で負けた借りを返すと共に
  M・ローチを攻略し、リーグ戦での貴重な勝利をものにした。      
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

 
対 大鵬薬品戦(8/28 日立ソフトウェア8勝3敗)
鈴木由、今シーズン初アーチ!
 乱打線を制し逆転で佐藤、初勝利!
チーム名
大鵬薬品 1 0 2 0 0 0 0 3
日立ソフトウェア 0 0 1 1 2 0 x 4
【バッテリー】遠藤(2回2/3:7勝3敗),☆佐藤(4回1/3:1勝)−鈴木由
【本塁打】鈴木由1号(3回) 【三塁打】山田(5回) 【二塁打】来條(3回)

 ◎一試合の最多安打のリーグ記録(両チーム合計29本)を持つ対戦カードだけに
  この日もお互い12安打、計24安打の壮絶な乱打線。遠藤は三連投の疲れから
  か球威を欠き、初回表、先頭打者にいきなりの左中間二塁打を許し、その後
  二死一、三塁からライト前に運ばれて1点を失う。           
 ◎さらに3回表、連続ヒットで無死一、二塁。続く打者は併殺にきって取るが、
  初回にタイムリーを喫した相手五番打者に、レフトへの2ランを許して3回
  までに7安打3失点と苦しい展開となる。               
 ◎1,2回と三者凡退に抑えられた打線は直後の3回裏、この回の先頭打者の
  鈴木由が初球をセンターに放り込む今シーズンの初アーチで追撃開始。4回
  裏には馬渕、杉山のヒットで二死二、三塁のチャンスを作ると、代打亀田が
  三遊間を破り1点差とする。                     
 ◎続く5回裏、一死からセンター前ヒットで出塁した来條を一塁に置き、山田
  が右中間を深々と破るタイムリー三塁打を放って同点。さらに馬渕がライト
  前に運んで一気に逆転に成功。                    
 ◎3回途中から遠藤をリリーフした新人の佐藤は、リーグ戦初登板にもかかわ
  らず堂々の投球。毎回のヒットは許すものの5,6回共にショートゴロ併殺
  に仕留めピンチを脱して初登板初勝利。チームはこの節、3連勝で通算成績
  8勝3敗、同率の2位に浮上した。                  
 
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一

記録&記事:桐越信一

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