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2005 日本女子ソフトボールリーグ1部 第10節(最終節)

最終節、1勝1敗 通算18勝4敗
対戦成績から3位で決勝トーナメントへ進出

 11月5日〜6日にかけて、地元横浜市保土ヶ谷公園野球場で、日本リーグ1部第
10節(最終節)が行われた。我が日立ソフトウェアは連日の大応援団の中、初日の
デンソー戦は西山のタイムリーで先制。終盤には杉山の2点タイムリーと馬渕のダメ
押しの3ランで大量6点。投げては遠藤が5回を零封し単独の最多勝利投手賞を確定。
 翌日の日立&ルネサス高崎戦は決勝トーナメントの進出順位をかけた対戦となるが
相手エース上野の前に14三振を奪われ、西山のヒット1本に抑えられて完敗。この
結果、勝敗数で日立ソフトウェア、日立&ルネサス高崎、豊田自動織機が並ぶものの
お互いの対戦成績から3位での決勝進出となった。(決勝進出は7年連続9回目) 
 決勝トーナメントは、11月19日〜20日、京都府西京極球場で行われる。

 多くの皆様のご声援、ありがとうございました。
撮影:磯崎千嘉 撮影:磯崎千嘉


対 デンソー戦(11/5 日立ソフトウェア18勝3敗)
西山、先制、杉山、中押しタイムリー!
 馬渕、ダメ押しの第4号3ラン!
チーム名
日立ソフトウェア 0 1 0 0 2 3 0 6
デンソー 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】☆遠藤(5回:17勝3敗),鈴木真(1回),佐藤(1回)−鈴木由
【本塁打】馬渕4号(6回:3ラン) 【三塁打】杉山(5回)
【盗塁】山田(1回),溝江(2回),森下(5回)

 ◎打線は初回表、二死から山田、馬渕が連続四球を選んで出塁するが後続なし。
  しかし2回表、二死一塁から溝江が盗塁でチャンスを広げ、続く田中のヒッ
  トで一、三塁と先制チャンス。ここで西山がライトへタイムリーを放ち1点
  を先制する。                            
 ◎4回表、二死から溝江が見事なセーフティバントで出塁。さらに続く田中の
  三遊間へのヒットで好機を作るが追加点ならず。ここまで、二死からの得点
  チャンスを作るが、なかなか追加点を奪えず7残塁と消化不良の展開となる。
 ◎しかし5回表、先頭の山田がヒッで出塁し、馬渕のエンドラン気味の進塁打
  などで作った一死一、三塁のチャンスに、杉山がライト頭上を越えるタイム
  リー三塁打を放って待望の2点を追加。この試合、初めての無死からのラン
  ナーを得点に結びつけ、チームに大いに勢いをつける。         
 ◎この勢いで6回表、二死から来條のヒットと山田の四球で一、二塁とすると
  馬渕がホームランダービーのトップに追いつく第4号3ランをレフトに放ち
  一挙3点を挙げてダメを押す。                    
 ◎一方、先発の遠藤は毎回ランナーは出すものの、緩急をつけた投球で要所を
  締め5回を無失点。6回からは鈴木真、7回は佐藤が登板しいずれも無失点
  で抑えて完封。遠藤は17勝を挙げてリーグの最多勝利記録に並ぶとともに、
  今シーズンの単独の最多勝利投手賞を確定させた。           
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一


対 日立&ルネサス高崎戦(11/6 日立ソフトウェア18勝4敗)
14三振を奪われて完敗し最終戦を飾れず
チーム名
日立&ルネサス高崎 0 0 0 2 0 0 0 2
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
【バッテリー】★遠藤(17勝4敗)−鈴木由

 ◎決勝トーナメント進出の順位をかけた上位チームの直接対決。相手エースの
  上野をいかにして打線が攻略するかが試合のポイント。その打線は初回裏、
  先頭の西山が三遊間への内野安打を放ち、いきなりの無死のランナーとして
  出塁。しかし、上野の速球の前に二塁に送ることも出来ず、せっかくのチャ
  ンスをものに出来ない。                       
 ◎一方、先発の遠藤は1,2回を三人で退ける完璧な立ち上がり。3回表に二
  死からヒットを許すものの後続を退け安定した投球を続ける。      
 ◎しかし4回表、一死から左翼線への二塁打を許しピンチを招くと、続く相手
  4番にボール3からストライクを取りにいった球を狙われ、左中間に運ばれ
  て失点。さらに二死後、フルカウントからのチェンジアップをレフトに運ば
  れ、馬渕が手を伸ばすものの一歩届かず、2点目を奪われる。      
 ◎2点を追う打線は、なんとか攻略の糸口を見つけたいが、上野の速球の前に
  三振の山。最終回、一死から山田のセンターフライを相手外野手が落球して
  初めての得点圏走者。しかしその後、連続三振でチャンスを生かせず、結局、
  打者全員の14三振を奪われ、西山のヒット1本に抑えられて完敗した。 
 ◎最終戦は飾れなかったが、この敗戦を決勝トーナメントで生かし、後半戦に
  見せた粘り強い戦いを決勝で見せてくれることを期待する。       
撮影:磯崎千嘉 撮影:浜口弘志

決勝トーナメント
京都府京都市/西京極球場
11/19
(土)
第1試合
第2試合

 日立ソフトウェア  (リーグ3位) VS  レオパレス21 (リーグ4位)
 日立&ルネサス高崎 (リーグ1位) VS  豊田自動織機  (リーグ2位)
10:30
13:00
11/20
(日)
第1試合
第2試合

            1の勝者 VS の敗者
            2の勝者 VS の勝者
10:00
13:00

記録&記事:古園敏幸,徳田政昭,桐越信一

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