| HITACHI HOME | UP | HITACHI

 
Top Page Jump Up


2005 日本女子ソフトボールリーグ1部 決勝トーナメント

初回に大量失点! チャンスを生かせず4位で終了
 11月19日〜20日にかけ、京都府西京極球場でリーグ戦の上位4チームによる
決勝トーナメントが行われた。我が日立ソフトウェアはリーグ戦18勝4敗の好成績
をおさめるが、3チームが勝敗数で並び対戦成績から3位での決勝トーナメント進出。
初戦、4位のレオパレス21と対戦するが、初回、先発の遠藤が2本のタイムリーと
3ランを許し、いきなり大量の5点を奪われる苦しい展開。打線はチャンスは作るも
のの、相手エースM・ローチの緩急をつけたピッチングに抑えられて完封負け。昨年
と同じ4位でシーズンを終了した。                      
 全国のファンの皆様、そして、選手を常日頃支えて頂きました職場の皆様、今年も
一年間、盛大なご声援とご支援、本当にありがとうございました。        
撮影:柴田兼一 撮影:柴田兼一


対 レオパレス21戦(11/19 リーグ3位VS4位)
初回に大量失点!
 打線はチャンスを生かせず完封負け
チーム名
日立ソフトウェア 0 0 0 0 0 0 0 0
レオパレス21 5 0 0 0 0 0 x 5
【バッテリー】★遠藤−鈴木由
【二塁打】鈴木由(7回) 【盗塁】馬渕(2,4回)

 ◎初回裏、遠藤が先頭打者に初球をセンター前に運ばれ、犠打により一死二塁
  と得点圏に走者を背負う。ここで相手3番打者にフルカウントからチェンジ
  アップを狙われ、センター前に運ばれて早くも1点を失う。さらに二死後、
  カウントを追い込みながらも5番打者に一塁線を破られ、2点目を奪われる。
 ◎立ち上がりにいきなりの2点を奪われ、なんとか踏ん張りたい遠藤であった
  が続く打者に死球を与えると、二死一、二塁で7番打者に初球をレフトへ放
  り込まれ、手痛い3ランを喫して大量5失点と苦しい展開。       
 ◎5点を追いかける打撃陣は2回表、先頭の馬渕がレフトへのチーム初ヒット
  で出塁。しかし、ローチの緩急をつけたピッチングの前にエンドラン空振り
  を含む連続三振などで好機を生かせず。                
 ◎4回表、この回の先頭の来條がライト前ヒットで出塁。一死後、馬渕がこの
  試合2本目のヒットをライトへ運び一死一、二塁のチャンスを作るが、ここ
  でもローチの前に後続が三振などに倒れてなかなか得点を奪えない。   
 ◎一方、初回に5点を奪われた遠藤は2,3回とランナーは出すものの要所を
  締めて追加点を与えず、4回から6回は三者凡退に抑えて味方の反撃を待つ。
 ◎なんとかしたい打線は6回表、一死から来條がセンター前ヒットで出塁して
  チャンスを作ると、山田が敵失で生きて一、二塁。しかし、ここでも後続が
  連続三振に倒れて得点できず。                    
 ◎最終回、一死後、代わった相手投手の秋元から鈴木由がセンターへの二塁打
  で出塁し意地を見せる。続く杉山の当たりは強烈な投手ライナーとなるが、
  代打の濱本がセンター前に弾き返して一、三塁。しかし、後が続かずゲーム
  セット。お互いにヒットは6安打ながら、初回の長打による集中打で5点の
  差がつくゲームとなり、決勝トーナメントは残念ながら初戦で敗退。昨年と
  同様、4位でシーズンを終了した。                  

撮影:仲賢 撮影:柴田兼一
決勝トーナメント

  今シーズンの結果は昨年と同じく4位であったが、昨年との大きな違いはその戦力にあ
 った。今年から斎藤監督、田本コーチが専任となり、加えて、新海、黒田、入山、筒井と
 いったそれまでのレギュラークラス6名が抜け、その分を一、二年目の選手で補う苦しい
 チーム事情。投手陣も遠藤以外は新人3名という大きな不安材料を抱えながら開幕を迎え
 ることとなった。リーグ前半戦、守備や走塁のミスなどにより、8試合で5勝3敗と決勝
 トーナメント進出も危ぶまれる結果となり、チーム転換期の難しさが浮き彫りになった。
 しかも、リーグ前半戦終了後、全日本の代表で馬渕、鈴木由、遠藤、山田、西山、さらに
 U−23で森下、濱本の計7名がチームを離れる事態となる。元々、紅白戦すらままなら
 ないチーム事情の中、連携プレーなどの全体の練習時間が取れず、チームとしては大きな
 試練であったことと思う。しかしこの間、残った選手が切磋琢磨し杉山、田中、溝江など
 二年目の三人全員がレギュラーとして定着し後半戦を迎える。後半戦では、順延になった
 第2節も含めると、創部以来初の13連勝の快挙を成し遂げ、前半で危ぶまれていた決勝
 トーナメント出場を7年連続で果たす。この13連勝も決して楽な戦いではなく、投げて
 は遠藤が獅子奮迅の働きで1点差を守りきり、打線は7回二死からの逆転勝ちなど、最後
 まで勝負をあきらめない執念が実を結んだ結果であった。              
  決勝トーナメントでは初戦で敗れはしたものの、まだまだ発展途上のチームであるため
 リーグ戦の連勝のときのように、一戦一戦、経験を積むことで今後はより強いチームへと
 飛躍してくれるものと期待する。                         
  選手、そしてスタッフの皆様、今年も一年間、数々の感動のプレーをありがとうござい
 ました。                                    

記録&記事:徳田政昭,古園敏幸,桐越信一

Top Page Jump Up
All Rights Reserved, Copyright (C) 2005, Hitachi, Ltd.
WRITTEN BY SOFTWARE DIVISION
WWW-mk@itg.hitachi.co.jp