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Hitachi

公共ITソリューション

2011年2月25日

トピックス

日立製作所 公共システム事業部で印刷した文書のセキュリティ強化と印刷コスト削減を実現する「指静脈認証プリントシステム」が稼働開始

 日立製作所の公共システム事業部(以下、本事業部)は、「指静脈認証」により厳格な本人認証をした上で、文書などの印刷が可能となるシステムが、既存の複合機やプリンタに容易にアドオンできる「指静脈認証プリントシステム」をこのたび採用し、稼働を開始しました。
 本事業部は、本システムにより、印刷した文書のセキュリティ強化と不要な印刷を削減することで、印刷コスト削減を実現していきます。

日本における情報漏えい事故の約7割は、紙媒体経由で発生しています(*1)。特にオフィスでは、自席から離れたフロアの一角に設置された複合機やプリンタにより印刷する場合が多く、「印刷した文書が故意または誤って誰かに持ち去られたことで紛失する」「印刷した文書が第三者に見られる」といったことから情報漏えいにつながるリスクが常につきまとっています。また、近年は、コスト削減や環境意識の高まりから、不必要な印刷を抑えることも取り組むべき重要な課題となっています。

*1
出典 : NPO日本ネットワークセキュリティ協会 2009年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書

 こうした中、本事業部は、「印刷した文書の紛失や置き忘れ防止」「印刷コストの削減」を実現するため、「指静脈認証プリントシステム」を今回適用し、稼働を開始しました。
 「指静脈認証プリントシステム」は、自席のPCで印刷処理をした後、複合機やプリンタに設置された「指静脈認証装置」に指をかざし本人認証を行い、印刷ジョブを選ぶことで、文書などが印刷されるというシステムです。本人認証に指静脈を用いるので、ICカードやパスワードのように、貸し借りによるなりすましや、紛失・忘却の心配、ICカードの発行やパスワード管理などの運用負担を極小化することができます。
 印刷は、同じフロアだけでなく、「指静脈認証プリントシステム」をアドオンした複合機やプリンタがあれば、同じ事業所内の別フロアや支社・支店といった離れた拠点のオフィスなどでも出力ができます(*2)。そのため、通常使う複合機やプリンタで他の印刷を大量にしている場合に、印刷が終わるのを待つ必要がなく、「指静脈認証装置」で本人認証するだけで他の複合機やプリンタで印刷ができるほか、別の拠点などで開催される会議用に作成した機密文書を現地で印刷することもできるため、移動中に盗難や紛失してしまうリスクを低減できます。なお、「指静脈認証プリントシステム」は、既存の複合機やプリンタをそのまま利用できるマルチベンダー対応なので、印刷ドライバも各ベンダー純正のものを利用できるなど、アドオンが容易です。
 そのほかにも、この「指静脈認証プリントシステム」は、複数の印刷ジョブを一度にまとめて印刷したり、ミスに気づいたり不必要になった場合は個別にキャンセルしたりすることも可能です。印刷指示を出したまま一定時間が経過すると自動的に削除する機能や「誰が・いつ・どの文書を印刷したか」を検索・参照するログ機能も備えているため、本事業部では、印刷コストの削減とセキュリティ強化にも大きな効果を発揮できると見込んでいます。

*2
複合機やプリンタの利用環境によって一部制限があります。

 今後も、本事業部は、官公庁や自治体、大学、そして医療機関など公共分野向けの事業を展開していく上で、セキュリティのさらなる強化をめざします。また、印刷コストの低減を実現するほか、環境配慮型の製品でもある「指静脈認証プリントシステム」の拡販も、開発元の株式会社日立アイシーシー(取締役社長:荻原 淳)と連携して進めて行きます。

「リテールテックJAPAN 2011」出展について

2011年3月8日(火曜日)〜11日(金曜日)に東京国際展示場「東京ビッグサイト」東1・2ホールで開催される、第27回流通情報システム総合展「リテールテックJAPAN 2011」に、「指静脈認証プリントシステム」を出展します。

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