HITACHI : Topics

株式会社日立製作所
取締役社長庄山悦彦

　日立はこの度、富士通株式会社と合弁で、「プラズマディスプレイ」の開発・製造・販売を行う新会社を設立致しました。
　テレビを含めて、映像表示デバイスの世界需要は年間約２億台あるといわれており、この中において「プラズマディスプレイ」は、大画面の「壁掛けテレビ」として大いに期待されております。また、各種メディアのデジタル化、動画とデータの融合などの進展と、「プラズマディスプレイ」の薄型・軽量・広視野角といった特徴があいまって、現在では想像できないほど、全く新しい映像環境、新しいアプリケーションを提供することができると考えています。
　日立は、ディスプレイの総合メーカーとして、ＣＲＴや液晶パネルなどのディスプレイデバイスから、ＰＣモニターやカラーテレビなどの応用製品まで、幅広い製品を取扱っております。日立としては、現在のような大きな変化の時代に、「プラズマディスプレイ」を映像情報事業全体におけるキーデバイスと位置づけております。
　そして、「プラズマディスプレイ」を核とし、あらゆるリソースを投入して、新たなマーケットを積極的に開拓し、皆さまの生活に新たな喜びや豊かさを提供していきたいと考えています。
　日立は、「富士通日立プラズマディスプレイ株式会社」設立を「来るべき２１世紀への第一歩」としたいと考えております。今後、日立の「プラズマディスプレイ」事業の展開にご期待頂くとともに、今後とも当社製品・事業へのご支援をよろしくお願い申し上げます。

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