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社会貢献活動

横浜市戸塚区の小学生にプログラミング教室を開催

2020年2月15日

  • STEAM

日立製作所のソフトウェア開発拠点であるサービス&プラットフォームビジネスユニット横浜の有志社員が、横浜市戸塚区 柏尾小学校コミュニティハウスにて、小学生向けのプログラミング教室を開催し、保護者および小学1年生から中学2年生までの子どもたち16名が参加しました。

7回目となる本プログラミング教室は、「子ども達にプログラミングの楽しさを知ってほしい!」という想いで集まった同社の社員が2017年度から有志で立ち上げ、横浜市・川崎市を中心に、主に小学生を対象として開催してきたものです。

当日は、"Scratch"というビジュアルプログラミング言語を使ってプログラミングを体験しました。“Scratch”ではブロックを組み合わせるだけで簡単にゲームが作れます。教室では、ネコが空から落下する果物に触れると点数が入るというゲームを作りました。人が動かしたい方向のキーボードの矢印と、画面の中のネコの動きが連動するように、一連の流れを組み立てることで、人が行いたい動作をコンピューターが理解して実行するというプログラミングの基本を学んでもらいました。果物の落下位置、点数、速度などを変えることでよりゲームを面白くプログラミングするなど、子供たちの課題解決能力を育てる工夫をこらしました。

初めての体験ながら参加者は熱心に取り組み、自分たちで作ったゲームが動いた時には喜びの声が上がっていました。また、ゲームが完成した後も、ネコが果物に触れたら音を出すなどテキストにない独自のアイデアを共有して楽しむ場面も見られました。参加者からのアンケート結果では、「楽しかった」、「分かりやすかった」という意見が大多数を占め、そのほか「今後もぜひ習いたい」といった声もありました。今後はすでに受講した子供も含め、経験者向けの教材も用意していく予定です。

2020年度は小学校でプログラミングが必修化されるなど、早期に論理的思考を育成することに役立つ、子ども向けプログラミング教育の需要が高まりつつあります。今後は、プログラミング教室を開催するだけでなく、プログラミング教育のワークショップに参加して講師のスキルアップに努めるとともに、教育関係者とも連携しながら本活動を拡大し、次世代人財育成に貢献していきます。

写真: 写真:

左: 作成したゲームの内容/右: 講義に集中している参加者たち

主催元 日立製作所 システム&サービスビジネス統括本部 サービス&プラットフォームビジネスユニット横浜
実施場所 横浜市戸塚区 柏尾小学校コミュニティハウス
参加人数 来場者・受講者16人、従業員及びその家族によるボランティア・従業員運営スタッフ13人
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