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空港関連事業を創出する
データ・画像分析による人流解析を活用した、空港向け新規事業開発を担当しています。入社1年目で複数の海外スタートアップ企業との折衝を任され、オーナーシップを持ってプロジェクトを推進しました。現在も引き続き、空港の変革をめざして業務に取り組んでいます。仕事で心掛けているのは「現場を知ること」。現場を観察して得られる気付きこそビジネスの要になると感じています。


「机上の理論ではなく、現場の実感」それがすべての原動力
学生時代は、ものづくり産業を中心とした経営管理論を研究し、多くの工場に足を運んでいました。この研究分野を選んだ理由は、マクロな視点での経済政策論や経営戦略論ばかりが注目されがちなことに違和感を持っていたから。既に出来上がっている理論に仮説を当てはめて検証するのではなく、より現場に近い視点で実態を把握し、理解することで、「新しい理論」を生み出していきたいと考えていました。
「自分で現場を見て、実感を持って理解を深めなければ、本気で物事を推し進めることはできない」――。これが私の持論です。学生時代から一貫して、「とことん現場に入り込んで、そこからなにかを掴み、自分の力で物事を推進したい」という思いが強く、それが自分の行動の起点になっているのだと感じています。


責任を持って、最後まで事業に携わりたい
就職活動の際に重視していたのも、「現場に近い仕事ができるかどうか」というところ。コンサルティング会社や投資会社よりも、自らがリスクを背負い、責任を持って、最後まで事業に携われる、いわゆる事業会社に身を置きたいと思い、日立を選びました。
入社する前は「技術の日立」という、どちらかというと硬いイメージを持っていましたが、実際に入社してみて、思った以上に、お客様に寄り添う姿勢が色濃いことに驚いています。自分たちの技術に固執せず、積極的に外部の企業と協働して、お客様のニーズに応えるイノベーションを創出し続けている。とても柔軟で、開かれていて、変化に対して前向きな会社だと実感しています。


入社1年目で、海外スタートアップとのアライアンスを成功に導く
現在は、データ・画像分析による人流解析を活用した、空港向け新規事業開発を担当しています。新人研修を終えてすぐプロジェクトチームに配属され、入社1年目の夏に、海外スタートアップ企業とのアライアンス開拓を任されました。まずは技術と実績を持つ企業の情報を幅広く収集し、有力な候補企業を徹底的に調べ上げ、最終的に数社に絞って現地調査を実施。イギリスやデンマークに赴いて、最前線でヒアリングや提携交渉を行いました。
当時、社内のプロジェクトメンバーは、上司と私の2人だけ。「自分が結果を出さなければプロジェクトが止まってしまう」という緊張感の中、新人ではあり得ないような規模の仕事を任され、とても大きなやりがいを感じたことを覚えています。
アライアンスが成立したあとは、海外スタートアップ企業のファシリテーションやマネジメント業務などを担当しています。文化や考え方が異なる海外企業と協働してプロジェクトを進めなければならず、苦労も少なくないです。一方で、スピード感や柔軟性など海外スタートアップ企業から学ぶべきところも多く、協働する面白さを実感する毎日です。尊敬できる上司とフラットな関係で意見を戦わせ、オーナーシップを持ってプロジェクトに取り組める環境も刺激的ですね。こうした経験・環境を通して、成長への手応えを実感しています。今後は空港業務に対する知見や海外企業との協働経験を活かして、日立に今までなかったような事業を開発・推進する仕事がしたいと思っています。
06:30 | 起床 |
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07:00 08:30 | ジム |
09:00 | 出社 |
09:00 12:00 | プロジェクトの課題について上司とディスカッション、お客担当者と電話で打合せ |
13:00 18:00 | ベトナムのエンジニアと電話で打合せ、デスクワーク |
18:00 | 退社 |
24:30 | 就寝 |
平日はほぼ毎朝ジムに通い、身体を動かしながら、頭のなかで1日のタスクについて整理しています。終業後のプライベートタイムや休日は、趣味のピアノを弾くことも。時間を見つけては新しい曲に取り組んでいます。


小林 巨海 Kobayashi Omi 経済学部卒業
社会ビジネスユニット 公共システム事業部所属、事業企画。「技術に驕らず新しいことを追求する姿勢」に惹かれて日立に入社。新規事業の企画、折衝などを最前線で実行している。
MOVIE
- 「未来を変えるのは」編
- 「未来を変えるのは、私」編