ページの本文へ

Hitachi
安藤 大佑 安藤 大佑
愛のある提案で
持続可能な社会をつくる

 「持続可能な社会をつくるには、発想や仕組みをビジネスとして成立させることが欠かせない」、そう思い、より幅広く、大規模な事業を行うことができる日立に入社しました。仕事をする上で大切にしているのは、正論を、人間味をもって伝えること。愛のある提案で、セキュリティの立場から新規事業の開発に取り組み、安心・安全な社会の実現をめざしています。

正論を、愛情をもって伝え、真実への扉を押し開く 正論を、愛情をもって伝え、真実への扉を押し開く

正論を、愛情をもって伝え、真実への扉を押し開く

 大学院では「博士課程教育リーディングプログラム」の一期生として、「超成熟社会発展のサイエンス」をテーマにした研究に取り組んでいました。リーディングプログラムでは、「ひとつの専門性だけでなく複数の専門性をもつ博士人材が、新しいイノベーションの要になる」という考えのもと、理系の博士だけでなく文系の修士取得を推奨していました。これを活用し、理系コンピュータサイエンス領域の博士と、文系商学領域の修士を取得しています。

 こうしたプログラムと並行して行われていたのが、企業から招聘されたメンターによるゼミ活動。私は日本を代表するエレクトロニクス企業のメンターとともに、オープンソースのフリーライド問題を解決するためのコミュニティ形成について、調査・研究を行いました。

 ゼミ活動を通して学んだのが、弁証法的な課題解決の手法です。テーゼがあり、アンチテーゼがあり、その双方を戦わせてディスカッションしながら、ひとつ上のレイヤーに位置するジンテーゼまで高めていく――。このプロセスを繰り返してみて、どんな場面でも使うことができる、非常に有意義な手法だなと思いました。正論をただ押し付けるようなやり方ではうまくいきません。理論や正論は重要ですが、同時に、人を簡単に追い詰めてしまう危険性をはらんでいる。ですから、相手を一個人として尊敬し、正論を、人間味や愛情をもって話し、そして相手の言葉に真摯に耳を傾けることを心掛けています。そうすることで自分でも思いもしなかった、イノベーションの源泉たるジンテーゼへと辿り着けるかもしれないと考えています。

分野や領域にこだわらず、「社会の仕組み」をつくりたい 分野や領域にこだわらず、「社会の仕組み」をつくりたい

分野や領域にこだわらず、「社会の仕組み」をつくりたい

 日立に入社することを決意したのは、「持続可能な社会をつくること」を目標にしていたから。リーディングプログラムで取り組んでいた社会課題に関する研究経験や問題意識を、ぜひ日立のような事業領域の広い企業で、ビジネスにつなげたいと考えました。

 そのまま大学で研究を極める道や、行政に進むという選択肢もあったとは思うのですが、私はビジネスにこだわりたかった。なぜなら、持続可能な社会にはビジネスが欠かせないと考えているからです。分野や領域に対するこだわりは全くなく、とにかく「仕組み」をつくりたいと思っていた私にとって、「やっていないことはない」と言えるほど幅広い事業を展開している日立はとても魅力的な企業。社会イノベーションを標榜し、積極的に新しい取り組みを行おうとする姿にも共感したことを覚えています。

 日立から来ていた別のゼミのメンターから、「君には絶対、日立が合うと思うよ」と言われたことも後押しになりましたね。目標は見失わないけれど、どんなことでも受け入れてやってみたい、そういう考えをもつ私が成長し活躍できる会社だと太鼓判を押していただきました。

社会インフラの安心・安全を守ることで、持続可能な社会に貢献する 社会インフラの安心・安全を守ることで、持続可能な社会に貢献する

社会インフラの安心・安全を守ることで、持続可能な社会に貢献する

 現在、私は鉄道事業者をはじめとする社会インフラに携わるお客様に対するセキュリティコンサルティング業務を担当しています。入社1年目からお客様へのヒアリングや提案業務などを任され、日立のセキュリティビジネスを牽引するコンサルタントとして、責任ある立場で仕事を行っています。単にセキュリティに対するアドバイスを行うのではなく、お客様と一緒になって、新たなセキュリティビジネスをつくっていくところが、日立のセキュリティ事業統括本部の特徴。事業戦略・経営企画に近い立ち位置でビジネスを創出することができ、仕事の面白さを実感しているところです。また、「0から1を生み出し、10につなげなければならない」というコンサル業務の厳しさや、日立の看板を背負うプレッシャーに直面することも多く、こうした困難にぶち当たることで、大いに成長できているな、と感じています。

 配属が決まった当時は「セキュリティ? あまり自分の興味とは関係なさそうだな」と思ったのですが、やっていく中で、社会インフラを守ることの社会的意義を強く感じるようになりました。そして今では、持続可能な社会に大きく貢献する仕事だと確信するようになりました。現在の仕事をしっかりと遂行し、知識や経験が積み上がったら、また新しい分野で、持続可能な社会を模索し続けたいと思っています。

SCHEDULE 1日のスケジュール

06:00 起床
07:00 08:30 朝活(語学・資格勉強)
08:50 出社
08:50 09:30 ・お客様との打合せに向けた資料準備
・お客様先への移動
09:30 12:00 お客様との打合せ(プロジェクト進捗報告)
12:00 昼食(美味しいお店の開拓)
14:00 16:00 打合せの議事録作成と現状課題整理
16:00 17:00 社内関係者によるプロジェクト進捗会議
17:00 19:00 次回打合せに向けた作業
19:00 退社
20:00 21:00 夕食・風呂等
21:00 23:00 勉強・読書
23:00 24:00 録り溜めたテレビを見る
24:00 就寝

土日のどちらかは釣りやバイクでのツーリングを楽しんでいます。同じ仕事をしている仲間と一緒にチームでツーリングをしたことも! もう一方の休日は、仕事や趣味の勉強に。最近はセキュリティ関係の資格試験、語学などの勉強をしています。

安藤 大佑 安藤 大佑

安藤 大佑 Ando Daisuke 理工学研究科・商学研究科修了

セキュリティ事業統括本部所属、システムエンジニア。博士課程教育リーディングプログラム1期生。学生時代に行なった高速分散ストレージの設計・実装やコミュニティ分析の経験を活かし、新規事業開発に携わる。

川名 のん 川名 のん 小笠原 奏 小笠原 奏 片山 芽衣子 片山 芽衣子 西井 則恵 西井 則恵

(社員の所属は取材当時のものです)

BACK TO LIST BACK TO LIST

MOVIE