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社会イノベーション事業を通じて、サステナブルな社会を実現し、人々の幸せを支えよう 代表執行役 執行役社長兼CEO 小島 啓二社会イノベーション事業を通じて、サステナブルな社会を実現し、人々の幸せを支えよう 代表執行役 執行役社長兼CEO 小島 啓二

 日立製作所は、1910年に当時36歳だった小平浪平創業社長と、彼の志に共感した数名の若いエンジニアたちによる、いわゆるベンチャー企業として始まりました。創業製品の5馬力モーターの開発以降、110年以上にわたり、産業機器や鉄道車両、エレベーターなどのプロダクトや、社会インフラに関わる制御・運用技術であるOperational Technology(OT)を提供してきました。また、プロダクトやOTだけでなく、大型コンピューターや通信システムから始まり、60年以上の歴史を持つIT(Information Technology)も有している、世界でも数少ない企業です。

 日立は、データとテクノロジーでデジタル、グリーンでの価値を創出し、将来の社会を見据えたイノベーションを通じ、私たち自身が成長することでサステナブルな社会を実現し、人々の幸せを支えることを目標に掲げています。現在、気候変動や資源不足、都市化の問題など、社会課題は複雑化しており、これらの課題を解決することが求められています。日立は、自社のIT、OT、プロダクトを活用するだけでなく、多様なパートナー企業とも連携して、顧客と一緒にこれらの社会課題に向き合い、「協創」を通じてソリューションを提供し、社会イノベーション事業をグローバルに進めています。この事業を通じ、プラネタリーバウンダリーを超えない社会の維持と、一人ひとりが快適で活躍できるウェルビーイングとの両立を実現し、グローバルに成長をめざしています。

 この日立のめざす姿を実現するために最も必要なものが、「人」だと私は考えています。日立には創業以来、受け継いできた「和」「誠」「開拓者精神」という創業精神があります。この精神を受け継いだ、性別や国籍に関わらず、多様性を持つ人財が活躍することが、社会イノベーション事業を成長させる原動力になります。そのため、日立では、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンを、「イノベーションの源泉」、「グローバル成長のエンジン」と考え、経営戦略の一つとして取り組んでいます。また、より多くの社員がやりがいや働きがいを持ち、成果を最大化することをめざしており、業務内容などに応じて働き方や働く場所を柔軟に選択可能とし、多様な人財が活躍できる環境づくりなどのエンゲージメント強化を推進しています。

 私たちを取り巻く環境が大きく変化している中、日立の社員一人ひとりには、成長マインドと解決する力が強く求められています。社会やお客さまの課題を自分事として捉え、新たなアイデアを事業につなげていく能動的な成長マインドと、その課題に対し、私たちのもつ知識や技術をフル活用して事業として解決する力が、次なる成長を実現するために欠かせません。

 是非、将来の日立を牽引する皆さんと一緒に、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現し、人々の幸せを支えていきたいと思っています。

 皆さんからのエントリーをお待ちしています。

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