公開日: 2018年1月17日
(株)日立製作所 ITプロダクツ統括本部
セキュリティ情報ID
hitachi-sec-2018-301
投機的実行機能を持つCPUに対してサイドチャネル攻撃を行う手法が複数の研究者によって報告されています。[JVNVU#93823979(CVE-2017-5715、CVE-2017-5753、CVE-2017-5754)]
今回の脆弱性は悪意あるプログラムが攻撃対象の製品の上で実行された場合に、OSカーネル領域およびユーザ領域の各プロセスで使用するメモリに格納されているデータが参照可能となるものであり、ストレージ製品(SVP含)においては任意の外部プログラムを実行できないため影響はありません。
ただし、Hitachi Virtual Storage Platform G800/600/400/200/100,F800/600/400モデル(下記製品一覧の[*])のSVP装置としてお客さまがご用意された機器(サーバ、PC)については、機器(サーバ、PC)、仮想化機能、OSの各製造元から提供されている情報を元に影響のご確認やご対応をお願いいたします。
なお、弊社が提供しているサーバ、仮想化機能、OSに関する本脆弱性の情報は、こちらをご覧ください。