ページの本文へ

Hitachi

データストアを作成するときの負担を軽減したい

〜Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenter〜

Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenterとは

Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenterは、VMware管理サーバ(VMware vCenter Server®)と日立ストレージを連携することにより、仮想化環境(VMware vSphere® 環境)における日立ストレージの管理を容易にするためのソフトウェアです。次のような課題を解決します。

課題 - データストアを作成するときは、アプリケーション管理者とプラットフォーム管理者が連携する必要があり、作業コストが高くなる。

データストアを作成するときは、アプリケーション管理者とプラットフォーム管理者が連携する必要があり、作業コストが高くなる

データストアを作成する場合、アプリケーション管理者は、プラットフォーム管理者にボリューム作成およびボリューム割り当ての作業を依頼する必要があります。このプラットフォーム管理者の作業が完了したあとに、アプリケーション管理者がボリューム検出およびデータストア作成の作業をする、といった連携が必要になります。そのため、待ち時間の発生などで効率的に進めることができず、作業時間が掛かりコストが高くなってしまいます。

解決! - Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenterなら、アプリケーション管理者だけでデータストアを作成できるため、作業効率を高めて作業コストを抑えることができます。

待ち時間なしで効率的に作成!

Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenterを使うと、あらかじめプラットフォーム管理者がアプリケーション管理者用のリソースを用意しておくことにより、アプリケーション管理者はいつでも好きな時にデータストアを作成できるようになります。また、アプリケーション管理者が使い慣れたVMware管理コンソール上で、データストアを作成する一連の作業を一括して実施できます。このため、作業を効率的に進めることができ、作業の負担やコストを削減できます。

Hitachi Storage Plug-in for VMware vCenter導入による利点

機能 本製品導入前 本製品導入後
データストア作成機能
  • プラットフォーム管理者とアプリケーション管理者がそれぞれの管理コンソールで設定作業を行う必要があり、作業コストが掛かる
  • アプリケーション管理者がボリューム作成からデータストア作成までの操作をVMware管理コンソールで実施し、データストア作成作業を軽減
ボリューム情報表示機能
  • ストレージボリューム情報の確認は、ストレージ管理コンソールで行うため、仮想マシンとストレージの関連性がわかりにくい
  • VMware 管理コンソール上で日立ストレージのボリューム情報を確認可能
  • VMware管理コンソール上で仮想マシンと日立ストレージのリンク付けが可能なため、関連性がわかりやすい
ヘルス情報表示機能
  • ストレージのヘルス情報を見るには、ストレージ管理コンソールで行う
  • ストレージで異常が発生した場合、影響する仮想マシンやデータストアがわかりにくい
  • VMware 管理コンソール上から、日立ストレージの各コンポーネントの状態を確認可能
  • 仮想マシンやデータストアで使用している日立ストレージとの関連情報をもとに、影響範囲の特定が容易

前提製品

前提製品として次のものが必要になります。

  • 日立ストレージ装置
  • Hitachi Configuration Manager

前提製品のサポート範囲の詳細は、下記の「サポートマトリックス」を参照してください。

サポートマトリックス

本製品を使用してシステム構築を行う際の、製品バージョン毎のサポート範囲を記載しています。

ユーザーズガイド

本製品が提供する機能、システムの前提環境、環境構築の手順、トラブルシューティングについて記載しています。

ダウンロード

VMware vSphere Client (HTML5)対応版