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Hitachi

サーバ・クライアント製品セキュリティ情報

OpenSSLに関する脆弱性が存在します。

脆弱性の内容

現象

AX2500/AX2000HL/AX2000(以下AXシリーズ)には、OpenSSLの初期SSL/TLSハンドシェイクにおけるChange Cipher Specメッセージ処理の脆弱性(CVE-2014-0224)が存在します。これにより対象製品とのSSL/TLS通信が、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)によって解読されたり、改ざんされたりする可能性があります。
AXシリーズは、下記に示すOpenSSLのその他の脆弱性には該当しません。

発生条件

下記「対象製品」に記載された製品を使用している場合でサーバサイドSSL*1を使用している場合に脆弱性が該当します。クライアントとAXシリーズ間でのみ暗号化している場合は脆弱性に該当しません。

*1
サーバサイドSSL: ロードバランサとサーバ間で暗号化通信を行う機能。

回避方法

サーバ側をOpenSSLの脆弱性(CVE-2014-0224)が対策されたバージョンへアップデートする。

対象製品

OpenSSLの脆弱性 対象製品一覧
製品名 形名 バージョン*2 CVE-2014-0224 CVE-2014-0221 CVE-2014-0195 CVE-2014-0198 CVE-2010-5298 CVE-2014-3470
AX2500 GQ-LBAX02500NNN 2.6.1-GR1-Px,
2.4.3-Px
AX2000HL/AX2000 K-A10AX2KLBLTD/
K-A10AX2KLBGNR
2.6.1-GR1-Px,
2.4.3-Px,
1.2.x-Px

●:該当します / □:該当しません

*2
バージョンの Px は任意のパッチバージョンを示します。

対策方法

回避方法」に示す対策を実施ください。

問合せ先

各製品のサポート窓口にお問合せください。

更新履歴

2014年07月04日 : このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。

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