ページの本文へ

Hitachi

サーバ・クライアント製品セキュリティ情報

セキュリティ情報ID hitachi-sec-2025-211

1. 脆弱性の内容

Intel社によりQuickAssist Technology(QAT) softwareの脆弱性(INTEL-SA-01301)が公開されています。
この脆弱性により、ローカルアクセスを通じてサービス運用妨害(DoS)の攻撃を受けるおそれがあります。
対象製品、および詳細は、次項に記載の対象製品、およびCVE-ID、Intel IDを参照してください。

2. 対象製品

製品名 モデル CVE-ID Intel ID 影響を受けるDriver 対策版Driver
日立アドバンストサーバ
HA8000Vシリーズ
DL320 Gen11,
DL360 Gen11,
DL380 Gen11,
DL380a Gen11,
DL560 Gen11,
ML350 Gen11,
DL320 Gen12,
DL360 Gen12,
DL380 Gen12,
DL380a Gen12,
ML350 Gen12
CVE-2025-20090 INTEL-SA-01301 QuickAssist Technology(QAT) driver
バージョン2.5.0.13未満
QuickAssist Technology(QAT) driver
バージョン2.5.0.13以降
*
本アナウンスのリンクのいずれかをクリックすると、Hitachi, Ltd.以外のWebサイトが表示されます。
Hitachiは、Hitachi外部のWebサイトの情報を管理しておらず、また、それらに関する責任も負いません。

3. 対策方法

QAT Driverが存在しバージョンが2.5.0.13未満の場合、最新のSPHを用いて対象のDriverを対策版Driver以降のバージョンにアップデートしてください。最新のSPHは次の日立Webページよりダウンロードしてください。

@QAT Driverの有無およびバージョンを確認してください。
確認方法: Windows環境にて「デバイスマネージャー」>「セキュリティアクセラレータ」>「Intel® 4xxx Accelerator」を選択し、「ドライバー」タブにてQAT Driverバージョンを確認できます。QAT Driverが存在しない場合は対策不要です。

AQAT Driverバージョンが2.5.0.13未満の場合、最新のSPHを用いてQAT Driverをバージョン2.5.0.13以降にアップデートしてください。

4. お問い合わせ先

製品サポート窓口にお問い合わせください。

5. 更新来歴

2025年11月28日:このセキュリティ情報ページを新規作成および発信しました。

  • * 本ページで記載している内容を予告なく変更することがありますので、あらかじめご了承ください。