Hitachi

Windowsのイベントログに例外コード: 0xc0000005が連続して出力される

Hitachi Server Navigator - Update Manager/Log Collect 障害回避・予防のお願い

対象製品

対象製品 対象
コンポーネント
対象
バージョン
対策
バージョン
提供パッケージ
バージョン
Hitachi Server Navigator
- UpdateManager/
Log Collect(Windows版)
Provider 1.4.3.0以降〜 - -

<<バージョン確認方法>>

    下記サイトより、最新のマニュアルを入手してください。
    「ユーザーズガイド Update Manager 機能 Log Collect 機能」
    マニュアルの「操作方法」-「GUI操作の説明(Windows)」-「バージョン確認方法」を参照してください。
       確認対象 Product:snv provider

  • http://itdoc.hitachi.co.jp/Pages/document_list/manuals/bladesymphony.html#hsn

関連製品

ありません。


重要性 *1

軽微

  • *1 重要性の定義

発生条件

下記の対象機器/OSでpower monitorコンポーネントがInstallされた環境においてサーバの日時設定変更を8時間以上過去に設定された場合、8〜17時間経過後に発生します。
(8時間以上時間を過去に戻すと発生する可能性があり、17時間以上時間を過去に戻すと必ず発生します。)
タイムゾーンの変更でもシステムの日時が過去の日時になる場合がありますので、発生する可能性があります。
※通常の運用におけるタイムサーバへの同期による過去時間への変更ではわずかな時間の為発生しません。

対象装置 HA8000xN1モデル
(2017年6月モデル)
HA8000/RS110(AN1,BN1,CN1,DN1,FN1)
HA8000/TS10(AN1,BN1,CN1,DN1,FN1)
HA8000xN1モデル
(2016年12月モデル)
HA8000/RS440(AN1,BN1,CN1)
HA8000xN2モデル
(2016年6月モデル)
HA8000/TS20(AN2,BN2,CN2,DN2)
HA8000xNモデル
(2016年6月モデル)
HA8000/RS110(AN,BN,CN,DN,FN)
HA8000/TS10(AN,BN,CN,DN,FN)
HA8000xN2モデル
(2016年4月モデル)
HA8000/RS210(AN2,BN2)
HA8000/RS220(AN2,BN2)
HA8000xNモデル
(2015年9月モデル)
HA8000/RS440(AN,BN,CN)
HA8000xN1モデル
(2015年4月モデル)
HA8000/RS210(AN1,BN1)
HA8000/RS220(AN1,BN1)
HA8000xNモデル
(2015年4月モデル)
HA8000/TS20(AN,BN,CN,DN)
HA8000xNモデル
(2014年9月モデル)
HA8000/RS210(AN,BN)
HA8000/RS220(AN,BN)
対象OS Windows Microsoft® Windows Server® 2016
Microsoft® Windows Server® 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2012
Microsoft® Windows Server® 2008 R2

現象

イベントログ の Windows ログ の Application にエラーレベルで以下の例外が連続して出力される。
(約3分間隔)

障害が発生しているアプリケーション名: wmiprvse.exe、バージョン: xxxxx、タイム スタンプ: 0xm・・・
障害が発生しているモジュール名: MSVCR100.dll、バージョン: wwwww、タイム スタンプ: 0xn・・・
例外コード: 0xc0000005
・・・

※バージョン、タイム スタンプは環境等により異なるため省略しています。
※障害が発生しているモジュール名は以下の4モジュールが対象です。
    MSVCR100.dll(Server Navigatorのモジュール)
    HITACHI_MngPowerConsumptionLog.dll(Server Navigatorのモジュール)
    KERNELBASE.dll(システムモジュール)
    ntdll.dll(システムモジュール)

現象発生時の回復策

以下の作業を実施してください。

1.サービスの停止(以下の順で停止してください。)
  サービス名:snvpowermonitor
  サービス名:updatemanagerservice
2.下記のログを削除します。(Logフォルダは削除しないでください。)
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\UpdateManager\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\GUI\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\Provider\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\pwrlogsvc\Log 配下全て
  ※OSが32bit版の場合 Program Files (x86) を Program Files に置き換えてください。
3.サービスの開始(以下の順で開始してください。)
  サービス名:updatemanagerservice
  サービス名:snvpowermonitor

対象バージョンでの回避策

現在の設定に対して過去の日時になる変更(タイムゾーン変更等)を行う場合は以下の手順で実施してください。

1.サービスの停止(以下の順で停止してください。)
  サービス名:snvpowermonitor
  サービス名:updatemanagerservice
2.下記のログを削除します。(Logフォルダは削除しないでください。)
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\UpdateManager\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\GUI\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\Provider\Log 配下全て
  C:\Program Files (x86)\Hitachi\Server Navigator\pwrlogsvc\Log 配下全て
  ※OSが32bit版の場合 Program Files (x86) を Program Files に置き換えてください。
3.タイムゾーンの変更等(システムの日時が変更される作業)
4.サービスの開始(以下の順で開始してください。)
  サービス名:updatemanagerservice
  サービス名:snvpowermonitor

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