目次 HELP


1 インストールの手順を以下に説明します。
  OSの種類、バージョンまたはコンピュータの機種によって、 本マニュアルが実際と食い違う場合がありますのでご注意ください。
インストール

UPSとの接続

  1. コンピュータおよびUPSの電源を切ります。
  2. コンピュータの電源コードをUPS背面の出力コンセントに接続します。
  3. UPSの10Base-Tコネクタにネットワークケーブルを接続します。(中継器のネットワークは、10BASE-Tに対応している必要があります。)
 

セットアップ

インストール前の確認

次の手順でネットワークが設定されていることを確認してください。
  1. スタートメニューから「コントロールパネル」→「ネットワーク接続」を選択します。
  2. 「新しい接続ウィザード」しか表示されない場合ネットワークが設定されていませんので、次の手順でネットワークを設定してください。
  1. コントロールパネルから「ハードウェアの追加」をクリックします。
  2. [次へ]ボタンをクリックするとハードウェアの検索が行われた後、以下の画面が表示されますので、「はい、ハードウェアを接続しています」を選択して次へ進んでください。
  3. 以下の画面で「新しいハードウェア デバイスの追加」をクリックして次へ進んでください。
  4. 以下の画面で「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択して次へ進んでください。
  5. 以下の画面で「ネットワーク アダプタ」を選択して次へ進んでください。
  6. 「ネットワークアダプタの選択」で「Microsoft Loopback Adapter」をクリックして次へ進んでください。
  7. [次へ]ボタンをクリックして、ハードウェアをインストールします。詳しくは、Windowsのネットワーク設定ヘルプをご覧ください。
  8. コンピュータを再起動します。
本ソフトウェアを実行するには,ネットワークの設定がされている必要があります。
 

インストール

[UPS Messageクライアント]の詳細はこちらをご覧ください.
  1. コンピュータ を起動し、ユーザ名「Administrator」でログインします。
  2. 本ソフトウェアのCDをドライブに装着します。
  3. コントロールパネルから「プログラムの追加と削除」→「プログラムの追加」を選択し、
    [CDまたはフロッピー]ボタンをクリックして、CDにあるインストールプログラムを起動します。
    (Windows2000 およびWindows Server 2003の場合は、\windows\setup.exe
    IA-64版 Windows Server 2003の場合は、\windows¥NET64\setup.exeを起動します。)
  4. 「InstallShield ウィザード」が開始されますので[次へ]ボタンをクリックします。
  5. シリアル番号とオーソコード(オーソライゼーションコード)を入力します。
    シリアル番号とオーソライゼーションコードはCDケースに貼付されています。
    φ=数字の「0」を入力してください。

  6. ソフトウェアのインストール先のフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
  7. プログラムフォルダを指定して、[次へ]ボタンをクリックします。
  8. 「ファイルコピーの開始」で現在の設定内容を確認します。確認後[次へ]ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
  9. 正常にインストールが終了すると終了画面が表示されます。続いて[UPS Message Client]のインストール行います。[UPS Message Client]を使用することを推奨します。[UPS Message Client]を使用すると[Messenger]サービスを使用しなくても本ソフトウェアの警報メッセージを表示することができます。
    [Messenger]サービスを使用する場合は、「[Messenger]サービスを使用して警報を表示する」の項目にチェックを入れてください。
    両方のチェックを外した場合は、警報が全く表示されなくなるため、[UPS Message Client]のインストールが強制的に開始されます。
    必要な設定を終えたら[完了]ボタンをクリックします。
  10. [UPS Messageクライアント]のインストールを指定した場合は,メッセージクライアントのインストーラが起動します。画面の指示に従って,[UPS Message Client]をインストールしてください。
  11. 設定終了後、「PowerMonitorHN」グループに次のようなアイコンが登録されます。
  12. 以上で本ソフトのインストールは完了です。次に本ソフトとUPSとの間で通信ポートの設定を行います。メモ帳(notepad.exe)等を使用してc:\powermgr\multiups.iniを開き下記の例(multiups.iniの設定例)を参照して、UPSに設定されているIPアドレス等を入力してください。入力が終了したら上書き保存します。
  13. 最後にコンピュータを再起動してください。
multiups.ini設定例

startup-cond:  possible
shutdown-cond: all
alarm-cond:   1
comm-err-cond:1
tty-list:1
1 192.168.10.1 i  enable       0 0


上記の設定例は本ソフトインストール直後のmultiups.iniです。IPアドレスの欄をUPSに設定されているIPアドレスに書き換えれば設定完了です。詳細はCDに収録されているユーザーズガイド「15.マルチUPS環境設定」を参照してください。

Windows Server 2003 では、[Messenger]サービスがデフォルトでは、「無効」に設定されています。
[Messenger]サービスを使用する場合は、「サービスの起動」の項目の手順で、[Messenger]サービスの設定を行ってください。

 

サービスの起動

本ソフトウェアを使用するには、本ソフトウェアのサービスをコンピュータに登録して開始します。また、サービスの開始後に動作条件の設定を変更した時は、動作中のサービスを一旦停止して、再び開始する必要があります。
サービスの開始直後にサービスの停止を行うとサービス停止が出来ないことがあります。
この状態が発生した場合、サービスの起動停止作業が出来なくなりコンピュータの再起動が必要になります。
サービスの停止作業は、必ずサービスの開始から10秒以上経過してから行うようにしてください。
  1. スタートメニューの「管理ツール」→「サービス」を選択すると、以下の画面が表示されます。


  2. インストール時に[Messenger]サービスを使用するように設定した場合は、表示されているリストをスクロールして「Messenger」の行をクリックして選択します。
    インストール時に[Messenger]サービスを使用しないように設定した場合は、手順「8.」に進んでください。
  3. 選択した行に「開始」の表示が含まれていたら、画面中央の「サービスの停止」をクリックします。
    サービスを開始する場合は、「サービスの開始」をクリックするとサービスが開始されます。
  4. 選択した行に「自動」の表示が含まれているか確認します。
    ※すでに「自動」になっている場合は以下の変更の必要はありません。
  5. 「手動」もしくは、「無効」になっていれば、「自動」に変更します。「Messenger」の行を右クリックして「プロパティ」を選択すると、以下の画面が表示されます。

  6. 「スタートアップの種類」の ボタンをクリックして「自動」を選択します。
  7. [OK]ボタンをクリックします。これで[Messenger]サービスが、コンピュータの起動時に自動的に開始されます。
  8. 次に、「Power Monitoring」サービスの設定を行います。
    表示されているリストをスクロールして「Power Monitoring」の行をクリックして選択します。
  9. 選択した行に「開始」の表示が含まれていたら、画面中央の「サービスの停止」をクリックして、本ソフトウェアのサービスを一旦停止します。
    サービスを開始する場合は、「サービスの開始」をクリックするとサービスが開始されます。
  10. 選択した行に「自動」の表示が含まれているか確認します。
    ※すでに「自動」になっている場合は以下の変更の必要はありません。
  11. 「手動」になっていれば、「自動」に変更します。「Power Monitoring」の行を右クリックして「プロパティ」を選択すると、以下の画面が表示されます。
  12. 「スタートアップの種類」の ボタンをクリックして「自動」を選択します。
  13. 「ログオン」タブをクリックします。以下の画面が表示されます。
  14. ローカルシステムアカウントは、「デスクトップとの対話をサービスに許可」をチェックしておくようにしてください。
  15. [OK]ボタンをクリックします。これで本ソフトウェアのサービスが、コンピュータの起動時に自動的に開始されます。
  16. コントロールパネルを終了します。
[PowerMonitoring]サービスの開始でエラーが起きたら...
  エラー0002:指定されたファイルが見つかりません
  • 「動作条件設定」→「通信ポート」のAgent IPアドレスの設定は正しくされていますか?
  • UPS側を正しく設定していますか、UPSのマニュアルを参照してください。
エラー0005:アクセスが拒否されました
  • Administratorでログインしていますか?
エラー2140:Windows の内部エラーが発生しました
  • UPSのコネクタ等は確実につながっていますか?
  • オーソライゼーションコードを正しく入力しましたか?

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