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7 ログの表示

イベントログを表示するには、スタートメニュープログラムの「すべてのプログラム」から「PowerMonitor HN」グループの「ログ管理」を選択します。
[Upslog-Upsevent]画面が開きます。

ログ管理 ログ管理画面

ファイルメニュー 名前を付けて保存 表示されている内容をファイルに保存します。
印刷プレビュー 表示されている内容の印刷プレビューが表示されます。
印刷 印刷画面が表示されます。
プリンタの設定 プリンタの設定画面が表示されます。
アプリケーションの終了 ログ管理を終了します。
表示メニュー ツールバー アイコン表示されてるメニューの表示/非表示を指定します。
ステータスバー 画面下部のステータスバーの表示/非表示を指定します。
ログ(CSV形式) CSV形式で計測ログを表示します。
ログ 本ソフトウェアの表示形式で計測ログを表示します。
イベントログ イベントログから本ソフトウェアの情報を抜き出して表示します。
新しいログ 新しいログから表示します。
開始日指定 ログの表示範囲を指定します。
ボタン: 表示されている内容をファイルに保存します。
ボタン: CSV形式で計測ログを表示します。
ボタン: 本ソフトウェアの表示形式で計測ログを表示します。
ボタン: イベントログから本ソフトウェアの情報を抜き出して表示します。
ボタン: 印刷画面が表示されます。
ログ(CSV形式)表示
  1. 「表示 (V)」メニューの下の「ログ(CSV形式)」を押します。
  2. 表示したいUPSを選択します。
  3. ログ詳細がCSV形式で表示されます。
  4. 開始日指定を押すと、表示開始時間が設定できます。
CSV形式テキストファイルの例
2002/12/17, 13:16:28, 104.0, 004.1, 041.0, 101.0 028.0, 041.0, 182.0, 060.0, 230300 000000
年月日 時刻 入力
電圧
入力
電流
バッテリ
電圧
インバータ
電圧
周囲
温度
負荷率 直流
電圧
入力
周波数
状態
情報
障害
情報

ログ表示
  1. 「表示 (V)」メニューの下の「ログ」を押します。
  2. 表示したいUPSを選択します。
  3. 計測ログ情報が表示されます。
  4. 開始日指定を押すと、表示開始時間が設定できます。

イベントログ表示
  1. 「表示 (V)」メニューの下の「イベントログ」を押します。
  2. イベントログが表示されます。
  3. 開始日指定を押すと、表示開始時間が設定できます。
ログの印刷
現在 表示中のログをファイルに印刷することができます。
  1. 「ファイル (F)」メニューの下の「印刷(P)」または、ツールバーの「プリンタ」アイコンを押します。
  2. 印刷ダイアログが開くので、設定を確認の上[OK]ボタンを押します。
ログの保存
現在 表示中のログをファイルに保存することができます。
  1. 「ファイル (F)」メニューの下の「名前を付けて保存(A)...」または、ツールバーの「フロッピー」アイコンを押します。
  2. ファイル選択ダイアログが開くので、ファイル名を設定して[保存]ボタンを押します。
開始日指定画面
開始日 ログを表示する開始日を指定します。
開始時間 ログを表示する開始時間を指定します。
表示件数: ログを表示する表示件数を指定します。
初期化ボタン: 開始日指定画面の表示内容を初期化します。
設定ボタン: 表示された内容で設定します。
中止ボタン: 開始日指定画面を終了します。
  メッセージ表示とイベントの選択

各種イベントに対し、メッセージ表示やログ記録などの処理を実行させるかどうかを設定することができます。この設定を行うにはスタートメニュープログラムの「PowerMonitorHN」グループの「イベント設定」を選択してください。次の[イベント設定]ダイアログが起動します。

イベント処理の「有り/なし」設定
例えば「UPSサービス開始」のメッセージ表示「有り/なし」の選択やイベントログ記録「有り/なし」の選択を行うには、カーソルを「UPSサービス開始」に合わせダブルクリックしてください。
「UPSサービス開始」の[詳細設定]ダイアログが開きます。



上図「〇」、「×」の部分をクリックすると、それぞれのイベント処理の「〇」、「×」、つまり、「有り」、「なし」が切り替わります。
例えば、「メッセージ表示」の「有り/なし」を切り替える場合、上図「メッセージ」の下の「〇」の部分をクリックしてください。クリックする度に「〇」、「×」が切り替わります。
すべてのイベント処理(メッセージ表示、イベントログ記録、メール送信、トラップ送信、クライアント通知)をまとめて設定するには、イベント項目名のボタン(ここでは、「UPSサービス開始」ボタン)をクリックしてください。
クリックする度にすべてのイベント処理の「〇」、「×」が切り替わります。
「〇」も「×」も表示されていないイベント処理については、イベントに対応する処理がないことをあらわします。
[その他情報][クライアント通知]を[有り]にした場合、UNIX/Linux(GUI)環境では「Abnormal(0000)」と表示されます。
原因:WindowsとUNIX/Linuxとで通信コード体系が異なるため。

No. Windows側のメッセージ内容
207 スケジュール設定は下記のとおりです
今回の開始時間 0000/00/00 00:00
今回の終了時間 0000/00/00 00:00
次回の開始時間 0000/00/00 00:00
208 スケジュールが更新されました
209 システムは14分後にシャットダウンします
212 自己診断を実行しました
213 自己診断の結果、正常でした
214 自己診断の結果、異常を検出しました
215 自己診断の条件が整っていないため、UPSが自己診断を拒否しました
216 自己診断の結果を取得できませんでした
「メッセージ表示」「メール送信」「トラップ送信」「クライアント通知」に関しては、イベント設定だけでなく、動作条件の設定に注意する必要が有ります。
メッセージ表示環境
「メッセージ表示環境」ボタンをクリックすると、動作条件のブロードキャストのページが開きます。
「イベント設定」の「メッセージ表示」を「有り」に設定しても、ブロードキャストのページで、「メッセージ表示」を「なし」に設定するとメッセージは表示されません。「ブロードキャスト」か、「Localのみ」に設定しておく必要があります。
メール送信環境
「メール送信環境」ボタンをクリックすると、動作条件のメールのページが開きます。
「イベント設定」の「メール送信」を「有り」に設定しても、メールのページで、「メールの送信」を「無効」に設定するとメールは送信されません。「メールの送信」を「有効」にしておく必要があります。
トラップ送信環境
「トラップ送信環境」ボタンをクリックすると、動作条件のトラップのページが開きます。
「イベント設定」の「トラップ送信」を「有り」に設定しても、SNMPトラップのページで、「SNMP TRAPの送信」を「無効」に設定するとトラップは送信されません。「SNMP TRAPの送信」を「有効」にしておく必要があります。
クライアント通知環境
「クライアント通知環境」ボタンをクリックすると、動作条件のブロードキャストのページが開きます。
「イベント設定」の「クライアント通知」を「有り」に設定しても、ブロードキャストのページで、「クライアントソフトへ通知」を「なし」に設定するとメッセージは表示されません。「ブロードキャスト」か、「Localのみ」に設定しておく必要があります。
上記「メールの送信」設定において
電子メールは,停電発生時,復電時,スタートアップ時,シャットダウン時,回復不能とみなされた時,スケジュール運転での停止時、UPSに障害が発生した時、UPSと通信できない時、初期化エラー時の9つのタイミングで送信されます。
それぞれのイベント設定との対応は以下の通りです。
イベント設定項目 送信タイミング 電子メールの送信メッセージ
UPSサービス開始 スタートアップ時 ”UPSサービスを開始します。”
シャットダウン開始 回復不能とみなされた時 ”シャットダウンします。”
スケジュール運転での停止時 ”スケジュール停止時刻になりました。シャットダウンします。”
シャットダウン時 ”シャットダウンします。”
装置異常 UPSに障害が発生した時 ”UPS異常が発生しました。”
UPSと通信できない時 ”UPS異常が発生しました。”
初期化エラー時 ”UPSの初期化に失敗しました”
停電から復電 復電時 ”復電しました。”
停電発生 停電発生時 ”停電が発生しました。”
上記以外のイベント設定項目を有効に設定しても電子メールの送信動作に影響はありません。
上記「トラップの送信」設定において
トラップは,停電発生時,復電時,スタートアップ時,シャットダウン時の4つのタイミングで送信されます。
それぞれのイベント設定との対応は以下の通りです。
イベント設定項目 送信タイミング TRAP
UPSサービス開始 スタートアップ時 coldStart(0)
その他の情報 シャットダウン時 enterpriseSpecific(6) upsTrapAlarmEntryAdded 33.2.3.0
停電から復電 復電時 upsTrapAlarmEntryRemoved 33.2.4.0
停電発生 停電発生時 upsTrapOnBattery 33.2.1.0
上記以外のイベント設定項目を有効に設定してもトラップの送信動作に影響はありません。

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