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11.手動自己診断機能(GUI環境編)
本ソフトをインストールする時に、ネットワーク機能なしを選択している場合は、この機能は使用できません。
手動自己診断プログラムを起動する時は、停電発生中やUPSが正常に動作していない時をさけて行ってください。
自動自己診断機能付きのUPSで自動UPS自己診断機能が設定されている場合、本ソフトからの手動自己診断は実行できません。
手動自己診断プログラムを起動するには、下記のように監視対象UPSを指定します。次のコマンドを実行します。
/usr/ups/bin/xmaint -dev 1<Return>   監視対象UPS1の自己診断を実行できます。
/usr/ups/bin/xmaint -dev 2<Return>   監視対象UPS2の自己診断を実行できます。
   ・・・・・・
/usr/ups/bin/xmaint -dev 8<Return>   監視対象UPS8の自己診断を実行できます。
監視対象UPS毎に下のような[保守メニュー]画面が表示されます。

バッテリのテストボタン:
[バッテリのテスト]画面を表示します。
サービス情報ボタン:
「サービス情報」画面を表示します。
終了ボタン:
手動自己診断を終了します。

[バッテリテスト]画面
[保守メニュー]画面でバッテリのテストボタンをクリックすると表示されます。実測値の表示までに約10秒かかります。

テスト実行ボタン:
バッテリの自己診断を開始します。
終了ボタン:
[保守メニュー]画面にもどります。

自己診断を実行しますと、擬似的に停電状態としてバッテリ運転となります。
自己診断が正常に終了し、バッテリに障害が発生していなければ、バッテリ状態表示のバッテリマークに○マークがつきます。障害が発生している場合は、バッテリマークに×マークがつき、障害に対する対処方法を示すダイアログが表示されますので、したがってください。
!マークが表示された場合は、UPS側で自己診断を実行する条件がととのっていません。
停電発生中や、UPSが正常に動作していない時には、絶対にテスト実行しないでください。
[サービス情報画面]
[保守メニュー]画面でサービス情報ボタンをクリックすると、表示されます。バッテリを交換した時に、ご利用ください。

バッテリ更新ボタン:
表示されるバッテリ交換日が現在に変更され、バッテリ期限も計算されます。
終了ボタン:
[保守メニュー]画面にもどります。

バッテリ期限の表示は、あくまでも目安です。ご使用環境によって変わります。

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