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Hitachi

ネットワーク

概要

位置検知を行う場合、管理ゲートのような地点を対象(人など)が通過したかどうかをピンポイントで知りたい場合があります。そのような用途では、運用や使いやすさの面から、タグの読み取りを意識しなくても対象の地点通過をカウントできることが重要になります。
AirLocation/MJは公式マラソンのゴール計測に使われる技術を応用しハンズフリー入退場管理を実現することが可能です。

タグイメージ

地点通過検知に使用するセミアクティブRFIDタグ
「AirLocation/MJ」

地点通過をピンポイントで正確に把握

  • 300MHz帯の微弱電波を用いたアクティブRFIDタグで、使用にあたり、免許は不要です。
  • タグは普通の状態では電波を発信せず、タグが番号を重畳した約100kHzの電磁波(LF:Low Frequency)を検出したときに、検出したLFの番号とタグの固有IDを電波で発信します。
  • このため、LF発信用ループアンテナを検知したい地点に設置することで、正確に検出地点を特定できます*
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本製品は微弱な電波を利用しているため、外的要因などにより本来の性能を発揮できない場合があります。

小型で長寿命、メンテナンスも省力化可能

  • 58mm×40mm×5mm、14gと小型軽量です。
  • 一定時間間隔で電波を発信する従来タイプではなく、LFでトリガされたときのみ電波を発信するトリガタイプのRFIDタグなので、例えば「児童安全サポートシステム」のような応用では5〜6年の電池寿命があります*
  • タグは電波を発信するときに、電池の残量を示す情報も発信します。このため、タグの電池が完全に消耗してしまう前に、交換時期を知ることができます。
  • タグは防水仕様です。
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使用状態や、温度環境により変化しますので、この値はおよその目安です。寿命を保証するものではありません。

複数地点の判別や出入の方向検知を実現

トリガ用のLFには番号を重畳しており、タグ検出したLFの番号とタグの固有IDを電波で発信します。このため、検出地点の前後に異なる番号のLF発信器を配置することで、地点の通過方向を検知することができます。

マラソン大会の公式時間計測で実績を積んだ、高い同時読み取り性能

日本だけでなく、世界で行われているマラソン大会や自転車レースの公式時間計測に使用されているタグの技術をベースにしています。このため、多くの人が短時間に検知地点を通過する状況でも安心です。

  • * 記載されている製品の仕様・外観は改良のため予告なく変更することがあります。