2007年12月14日
無線LANデュアル端末を内線端末として利用
日立マルチコミュニケーションシステム「ET-iAIII」を機能強化
―より使いやすく、洗練された新多機能電話機をあわせて発売―
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー
株式会社日立コミュニケーションテクノロジー(取締役社長:青木 榮司、以下 日立コム)は、「ビジネスクラスVoIPソリューションパッケージVoxiP(ボクシップ)(*1)」の小中規模オフィス向け製品であるマルチコミュニケーションシステム「ET-iAIII(サード)」に無線LANデュアル端末接続機能を追加するとともに、新多機能電話機を2007年12月14日より発売しました。
ビジネスの迅速性や効率化が求められる中で、固定通信と移動通信を融合したFMC(Fixed Mobile Convergence)のニーズが高まっています。通信事業者もこのようなニーズにあわせてさまざまなサービスの提供を開始しており、利用するユーザ層も大規模なオフィスから小中規模のオフィスに広がりつつあります。
日立コムはこのような状況の中で、既に大規模オフィス向けのIP-PBX「IPTOWER-SPシリーズ」、「NETTOWER CX9000IP」で無線LANデュアル端末接続機能をサポートしていますが、このたび小中規模オフィス向けの製品である「ET-iAIII」でも機能を追加しました。本機能により外出時は携帯電話として利用している端末を、オフィスでは内線の端末として利用できます。1台の端末でオフィスでも外出先でも利用できる「利便性」と、オフィス内では固定回線を利用して通信コストを抑える「経済性」とを両立させることができます。
「ET-iAIII」は、回線容量により「ET-6.10iAIII」「ET-40iAIII」「ET-108iAIII」の3機種をラインアップしていますが、その3機種全てにおいてKDDIのau無線LAN対応携帯電話、およびNTT DoCoMoのFOMA/無線LANデュアル端末の双方に対応しました。特に「ET-6.10iAIII」は、KDDIとNTTDoCoMoとの双方の無線LANデュアル端末を接続できるビジネスホンとしては、業界最小規模(*2)のシステムです。日々忙しく飛びまわり、携帯電話の手放せない小規模なオフィスにおいて、使いやすいFMC機能を提供します。
これにあわせて「ET-iAシリーズ」用の多機能電話機として新電話機も発売しました。
「ET-iAシリーズ」の電話機は、携帯電話感覚の操作性を実現するカーソルキー、着信時にバックライト色で発信者を識別できる7色カラーバックライト付ディスプレイ、大きく押しやすいダイヤルキーなど「見やすい」「使いやすい」電話機としてご好評をいただいていますが、このたびキー形状およびパネルデザインの変更を行い、より使いやすくかつスタイリッシュなデザインの電話機としました。
マルチコミュニケーションシステム「ET-iAシリーズ」は2004年9月の発売以来、各通信事業者IP電話サービスの積極的なサポート、内線のIP化による音声+映像ソリューション、PCと電話の連動によるCTI機能などを通じて、経費の削減や業務の効率化を提案してきました。FMCソリューションとして無線LANデュアル端末接続機をサポートし、小中規模オフィスにおけるモバイルコミュニケーションのさらなる革新を提案していきます。
年間20,000 セット
機種 | システム価格 | 発売時期 | 出荷時期 |
---|---|---|---|
日立マルチコミュニケーションシステム 「ET-iAIII」 |
定価:446,250円〜 (税抜き425,000円〜) (構成:主装置1台、 多機能電話機5台) |
2007年12月14日 | 2008年1月7日 |
「FOMA」は株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。
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