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Hitachi

少ない人員でらくらくサーバ集約

−JP1/AOで複雑なストレージ運用ノウハウを標準化!−

  • 解説編
  • お題編

あれから数多くのシステム拡張をこなした国府津さん。近ごろは、ストレージ管理者としての実力を周囲に認められ、仕事が増えてきて大忙しの様子。そんな中、部長からある指令が…。

部長:「やあ国府津くん。来週なんだが、5日間泊りがけで出張に行ってきてくれないか。」

国府津:「来週ですか!それはまた突然ですね。出張は承知しましたが、どんな業務なんですか?」

「うむ。実は、わが社では近々大規模なサーバ集約を予定していてね。
サーバ管理課が中心となって準備を進めているんだが、ストレージの作業に詳しい人がいなくて困っているんだよ。そこで、どうしても国府津くんに協力してほしいそうなんだ。」

「ストレージでは専門的な作業が多いですからね。」

「そうなんだよ。じゃ、頼んだよ。現地では秦野(はだの)さんという人が業務内容を説明してくれるから。」

「はい、任せてください!」

そうして、国府津さんは意気揚々と旅立って行った…。

移動中の国府津さん 1日目

秦野さん

はじめまして!サーバ管理課の秦野といいます。
国府津さんのストレージ管理がすごいと聞いて、無理を言って業務支援をお願いしました。今日から5日間、よろしくお願いしますね。

国府津さん

ストレージで行う設定については任せてください!
まずは早速、現状のシステム構成を把握して、性能調査をしていきましょう。
Hitachi Command Suiteを使えば、性能調査もはかどりますよ。

サーバ集約工程図

国府津さん 驚き

わっピーちゃん!驚かさないでよ。
君もこっちに来てたの?

ピーちゃん 説明

ええ、以前言ったでしょう。
迷えるストレージ管理者のもとには、いつでもピーちゃんが飛んでくるのです。
ま、見守っていてあげますから、ユーは安心してストレージの設定作業を進めてください(ガサゴソ…)

国府津さん

(うーん、特に今は迷っていることないんだけどな。一体何しに来たんだろう…。)
じゃ、じゃあ気にせず進めましょうか。性能調査が終わったら、次はサイジングですね。

秦野さん

性能調査の結果を基に、新しいシステム構成を見積もっていく作業ですね。
新しいシステム構成に必要なハードウェアも手配しなくては!

秦野さんへレクチャーをする国府津さん 2日目

国府津さん メモを取る

よしよし、いい感じに見積もれたぞ。
次はいよいよ、見積もりに従って新しいシステム構成に集約していくぞ!

秦野さん 考える

はい!えーっと、
サーバ側では仮想マシンを追加して、そこにOSを設定して、ディスクを追加…。

国府津さん

ストレージ側では仮想ボリュームを作成して、HDP*を設定…。
よし、手順は大丈夫そうだ。
あとはこれをサーバの台数分実施すればOKだね。

* HDP:Hitachi Dynamic Provisioning(詳しくは第4回を参照)

− 出張4日目 4日目 −

秦野さん

ひとまず3台分の作業が無事終わりました!これも国府津さんのおかげです。
この調子でいけば、ほかのサーバも問題なく集約できそうですね。

国府津さん

それじゃ、僕は予定どおり明日帰っても大丈夫そうですね。
今までのストレージの作業はこの資料にまとめておきましたので、
あとは秦野さん、お願いしますよ。

秦野さん 驚き

はい、任せてくださ… (パラパラ)(資料確認中)
…ってこの資料の内容難しすぎます!やっぱりまだまだ国府津さんにいてもらわないと、ストレージの設定作業は手に追えませんよ!

国府津さん 驚き

ええっ!?でも僕も普段の業務がありますし…。
だ、大丈夫ですよ。ほら、今日と明日で資料の内容を説明しますから。
えーっと、まずSANなんですが…。

秦野 SUN

…サン?

国府津さん 困った

こりゃ、今日は徹夜でレクチャーですね

今回のお題!ストレージに関するノウハウを持つ人員がいない、ストレージの環境構築には専門的知識が必要な作業が多く、未経験者が一朝一夕で習得することは難しい、この状況で、サーバ集約を進めるには?

ピーちゃんの解説を聞く

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