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教えて!日立にまつわるエトセトラ

世界に誇る技術は、このワークスタイルから生まれていた!

第3回 体スッキリ。心もスッキリ。

従業員の働きやすさを、とことん追求して設計された横浜事業所。さまざまな角度から、働きやすさの秘訣を探っていく本企画。

第3回目は、従業員の健康増進のための取り組みについてお伺いしてきました!

前回の社員食堂に引き続き、今回も「健康」への取り組みについてお話を伺ってみたいと思います! 本日やってきたのは、ここ。建物の3階にある、健康管理センタ。

内科と歯科が入っていて、仕事の合間に診察を受けたり、産業医さんや保健師さんと健康相談をしたりする場所です。

ところで、産業医さんって名前はよく聞くけど、いったいどんなことをする人・・・? さっそく、産業医の岡本センター長にお話を伺ってみました。

産業医の岡本センター長
産業医の岡本センター長

産業医さんは、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
従業員が、よい健康状態を保って健全に働けているのかどうかを、医学的な立場で指導したりアドバイスしたりしています。また、労働衛生コンサルタントという立場で、会社側が従業員に対して、きちんと安全配慮義務を遂行しているのかも確認しています。

具体的には、長時間の残業が続いている従業員や、健康診断の結果が気になる従業員、ストレスチェックの結果が高ストレスだった従業員と面談をして、メンタル面や健康管理面のフォローを行っているそうです。

つまり、従業員の安全と健康を、心の面からも支えるお医者様ということですね。
そうですね。今は社会経済情勢の変化にともない、勤務環境の変化が激しい時代です。心身のエネルギーが消耗されがちですから、どんな従業員でも、メンタル面での落ち込みは十分に起こり得ること。相談窓口はいつでも開いていますから、何かおかしいな、いつもと違うなと感じたら、気軽に相談にきてくださればと思います。


いきいきと働くためには、メンタル面の不調を早めにケアすることがとても重要。実際に、ここで面談を2〜3回しただけで元気に職場へ戻られ、それ以降こちらに通う必要がなくなった従業員もいるそうです。

メンタル面のケアのほかにも、生活習慣病の予防に力を入れているのだとか。その予備軍となる肥満気味の従業員に対しては、社員食堂の栄養士さんと連携して、個別で栄養指導を実施しているそうです。 「第2回 おいしく、たのしく、いきいきと!」でも紹介しましたが、従業員の健康をサポートする環境が整っています。

栄養管理のほかにも、生活習慣病の予防策ってあるのでしょうか?
基礎代謝を上げることが、生活習慣病を予防することに直結しています。基礎代謝を上げるコツは、下半身の筋力を鍛えること。私も勤務中に鍛えているので、お見せしましょうか。

スッと立ち上がった岡本センター長。スクワットとか筋トレを披露してくださるのかと思いきや・・・
スッと立ち上がった岡本センター長。
スクワットとか筋トレを披露してくださるのかと思いきや・・・



両足に、1kgずつ重りが!
両足に、1kgずつ重りが!



出勤後にこの重りを装着して、一日を過ごすそうです。 面談に来た従業員にも、この方法をオススメしているそうですよ。ぜひ試してみたいですね。

横浜事業所で働く従業員はデスクワークが中心のため、全国平均と比べると運動量が低いことが課題なのだそう。従業員の運動量アップを図るために、岡本センター長と保健師さん、そして総務の方とで毎月打ち合わせをして、さまざまなイベントを企画しているそうです。 たとえば、最近話題のスロジョグや体幹プチトレーニングなどが開催されていて、多くの従業員が参加しているのだとか。



仕事の合間に参加して、軽い運動で心身ともにリフレッシュ
仕事の合間に参加して、軽い運動で心身ともにリフレッシュ



総務の立和名(たちわな)さんにもお話を伺ってみました。

従業員の健康を守るために、総務ではどのような取り組みをしているのでしょうか?
勤怠管理や、定期健診、ストレスチェックの結果を確認して、従業員の健康管理に努めています。あと、毎週水曜日と給与・賞与支給日は定時退勤日にしていて、従業員には業務を定時に切り上げて、早く帰宅してもらう取り組みをしていますね。


定時退勤日は、終業のチャイムが鳴ると各フロアを巡回して帰宅を促すのだとか。

定時退勤日には、早く帰宅してもらうよう各フロアを巡回
定時退勤日には、早く帰宅してもらうよう各フロアを巡回

「今日は定時退勤日なので、早く帰ってくださーい!」

実は幹部も一緒に巡回しているそうです。そんな方が回ってきて帰れと言われたら、みなさん帰りますよね、きっと。

とことん仕事をする日もあれば、定時で帰る日もある。オフの時間は、趣味や運動で心身ともにリフレッシュしたり、家族との大切な時間にしたり。そんなメリハリのある環境が、組織活力の源につながっているのですね。

◆次回は、従業員のみなさんが働くフロアをご紹介。どんな環境で仕事しているのかを探ってみたいと思います!

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