2016年1月12日 Internet Explorer® のサポート対象が各Windows® OS 利用可能な最新のInternet Explorer のみに変更されました。従来のInternet Explorer (サポート対象外) は、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、新たな脆弱性が発見されても解消することができません。脆弱性が見つかり攻撃者がそれを悪用すると、ウイルス感染により「ブラウザを正常に利用できなくなる」、「情報が漏えいする」といった被害に遭うおそれがあります。
毎月のように発生する、企業による大規模な情報流出事件。総務省やIPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、業務端末を インターネット環境から分離するよう推奨しています。Citrix XenApp によるセキュアブラウジングは、インターネット接続のブラウザの環境を業務環境から切り離すことで、ウィルス感染、標的型攻撃に対する影響を最小限にするとともに、マイクロソフト社のサポートポリシー変更による最新版のInternet Explorerへの対策をはじめとする、ワンランク上のセキュリティ対応を実現します。
セキュアブラウジングは、サーバに集約した最新Internet Explorer を用いてWebブラウジングを実行します。PCにはサーバ上で実行された最新Internet Explorer の画面だけが転送されるため、悪意あるWebサイトからの攻撃による影響を最小限にすることが可能です。また、最新Internet Explorer へのセキュリティプログラムの更新やバージョンアップをサーバ側で集中管理するため、PCの運用管理負担を軽減を実現します。
「Internet Explorerのサポートポリシー変更は、企業に大きなインパクトを与えています。今までマイクロソフト社はWindows 7で、Internet Explorer 11しか対応しないというような制限を設けていませんでした。日立が提案するセキュアブラウジングは、個々に展開されたPCでの動作確認という膨大な作業を行う必要がなくなります。また、モバイルデバイスの活用といった副次的な効果もあり、今回の問題に対する一つの解決策としてお勧めしています。」