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日立 ITエコ実験村

エコ村上空にドローンが2台同時に飛びました

2019年2月13日(水)

2月中旬の穏やかな天候の日、エコ村上空をドローンが飛行しました。

日立グループでは、ドローンを活用した事業を展開しています。ドローンの活用事例紹介のビデオを作成することになり、「山間部を荷物を持ったドローンが飛ぶ」というシーンを撮影したいとのことで、撮影地としてエコ村が選ばれました。

今回の撮影関係者たち
今回の撮影関係者たち

まずは「荷物を持ったドローン」(以下、荷物ドローン)が登場し、山間を荷物を積んで運んでいるシーンを地上から撮影するところからはじまりました。 今回使用した荷物ドローンはプロペラが6枚で、荷物の重量は約6キロまでなら運ぶことが出来るそうです。

今回の荷物ドローン
今回の荷物ドローン

地上撮影班:専用モニタを使って映像確認
地上撮影班:専用モニタを使って映像確認

何回か飛ぶ場所や地上カメラ位置などを確認し、撮影が始まりました。

地上カメラ班から荷物ドローンが飛行する場所を「もう少し奥の方に飛ばせますか?」、「もう少し高い位置に移動できますか?」などの指示があり、荷物ドローンの操縦者がその指示に応えていました。数回往復したところで地上カメラでの撮影が終了しました。

次に、荷物ドローンが飛行しているところを一緒に飛行しながら撮影する「撮影ドローン」が登場しました。この撮影ドローンは、専門の会社に依頼をしたとのことで、操縦者はとても慣れていて、カメラ自体も高性能なものを搭載していました。 撮影ドローンのプロペラは4枚でした。

撮影ドローン班:左がドローン操縦者、右がカメラ撮影者
撮影ドローン班:左がドローン操縦者、右がカメラ撮影者

撮影ドローン:高性能なカメラ搭載
撮影ドローン:高性能なカメラ搭載

この撮影時に、2台のドローンが同時にエコ村上空を飛行しました。地上カメラでの撮影と同じように飛行を何回か繰り返しました。

ドローン2台の同時飛行の様子
ドローン2台の同時飛行の様子

30分ぐらいで「山間部を荷物を運ぶドローンが飛ぶ」シーンの撮影は終了しました。スタッフの皆さんはてきぱきと手際よく、対応されていました。

この紹介ビデオは4月頃に公開予定とのことですので、公開されましたら、ぜひご覧いただき、エコ村のシーンを探してみてください。

追記:映像が公開されました!製品ホームページとYouTubeにアップされています。ITエコ実験村の映像は2分前後です。

製品ページ:日本語 英語
YouTube:日本語 英語

しぶさわこども園でシイタケの菌打ち体験

2019年2月12日(火)

2月12日(火) 、しぶさわこども園の園庭で年少園児70名と先生がシイタケの菌打ち体験を行いました。

今年は昨年より約1ヶ月早く実施しました。3月は卒園式の準備など行事がたくさんあるとのことで、日程に余裕のある2月に変更しました。昨年と同様に、地元ボランティアとITエコ実験村のスタッフがこども園に出かけての出張菌打ちとなりました。

園児が菌打ちをする直前にボランティアがコナラの木にドリルで穴をあける準備を行いました。 準備が出来たところで、園児が集まり、エコ村の村長からはじまりの挨拶があり、そのあと地元のシイタケ農家の方からシイタケの菌打ちついてのお話がありました。
菌打ちのやり方は、ホダ木に空いた穴へシイタケ菌の種駒をいれてから、木づちを使いトントンと打ち付けることを教わりました。

シイタケが出来ているホダ木を園児に紹介
シイタケが出来ているホダ木を園児に紹介

シイタケのできているホダ木
シイタケのできているホダ木

1本のホダ木に、ボランティアが1〜2名がついて、園児が4〜5人が集まり、1人1コマずつ打ち付けていくことを4回程度繰り返しました。

種駒を1回たたいただけで入ったり、数回たたかないと入らなかったと、まちまちでしたが、最後はみんな上手に菌を打ち付けることができました。

穴にコマ菌を差し込む場面
穴にコマ菌を差し込む場面

木づちを使ってコマ菌を打ち込み
木づちを使ってコマ菌を打ち込み

園児が終わった後に園長先生をはじめ先生たちも菌打ち体験をしました。

園児たちは先生たちに向かってどうやって打つかの説明をしたり、「がんばれ!」と応援したりしていました。先生たちはたくさん種駒を打つことになり、ホダ木の穴全てにまず種駒を詰め込んでから一気に木づちで次々と打ち込んでいく方式を取っていました。 そして、用意した28本のコナラの木すべてに菌を打ち終えました。

全体の様子(5カ所に分かれて実施)
全体の様子(5カ所に分かれて実施)

最後に園児が見守る中、先生たちが菌打ち体験
最後に園児が見守る中、先生たちが菌打ち体験

この日のために家でしいたけハンバーグを食べてきた!と意気込みを話してくれた園児やシイタケがどういう風に生えるのか初めて知った!という園児もいました。

最後に、 数年前の体験で菌打ちした数本のシイタケが生えているホダ木をみんなに見せながら、このようなシイタケが出てくるまでには菌を打ってから約2年かかるということを伝えました。 シイタケが生えているホダ木は園に贈呈しました。このホダ木で収穫したシイタケは、後日給食の食材になるとのことでした。

みんな笑顔で楽しく体験していました。これからもこのような体験の場を継続して提供していきたいと思います。

菌打ちしたシイタケのホダ木の山
菌打ちしたシイタケのホダ木の山

クラスのみんなと記念撮影
ひとクラスのみんなと記念撮影

理科の出前授業 in 秦野市立 上小学校

2019年2月4日(月)

秦野市立 上小学校 で理科の出前授業を実施しました。
昨年までは秦野市内の他の小学校で実施していましたが、今回は上小学校からリクエストがあり、初めて訪問しました。

出前授業の内容は、今回も小学4年生の理科授業で「冬の生き物」の単元の1時限を使って、「冬の動物の暮らし」と「冬の樹木の状態」について学習していきました。まずはじめに、エコ村の副村長からエコ村について簡単な紹介をしました。そして、単元のメインである「冬の動物の暮らし」では、活動する動物、冬眠する動物、形を変える動物の3種類を取りあげました。

教室の様子
教室の様子

スライドを使い、エコ村の生きものを児童たちにみてもらいました
スライドを使いエコ村の生きものを児童たちにみてもらいました

冬眠する動物については、シマリスを例に土の中での冬眠を説明し、なぜ土の中なのかを農業向けIoTサービスe-kakashiで取得している地上0cm、地中5cm、地中30cm、地中50cmの温度データを使って、地中の温度を実際に見てもらいました。地中50cmの土の中は昼夜問わず一定の温度であり、氷点下になることもないので動物にとって適していることを知ってもらいました。

e-kakashiから取得した温度データ
e-kakashiから取得した温度データ(クリックすると拡大します)

また、冬眠をする、形を変える動物の「カブトムシ」について詳しく学習していきました。カブトムシ(天然)の一生は約一年でそのうち幼虫の状態が約10か月、成虫の状態は約2か月であることを知りました。幼虫の期間の冬の期間の約5か月が冬眠にあたることを学習しました。

そして冬の樹木状態の標本として、常緑樹と落葉樹の枝を教室に持ち込みました。常緑樹は、スギ、アオキ、ニッケイなど緑の葉っぱが付いた枝、落葉樹はヤマザクラ、イヌシデ、モミジなどの枝だけの状態を実際に児童に見てもらいました。特にニッケイは葉っぱや枝からの匂いも感じてもらい、自然のめぐみを感じてもらいました。

上小学校のまわりは自然が多く、児童たちは日ごろから生きものと触れあう機会も多いようで、生き物についてはたくさん知っているようでした。

最後に、エコ村から持参した水生昆虫とトンボの標本を見てもらい、エコ村に生きものがたくさんいることを知ってもらいました。

常緑樹に触れる児童たちニッケイの匂いを確認している場面
常緑樹に触れる児童たち
ニッケイの匂いを確認している場面

持ち込んだ標本を興味津々で見る児童たち
持ち込んだ標本を興味津々で見る児童たち

後日、関係者を通じてこの単元の学習が好評だったという声をいただきました。今後もこのような取り組みに協力していきます。

ITエコ実験村の紹介映像リニューアル!

2018年12月12日(水)

昨年制作した紹介映像の内容に、新たに取り組んでいる鳥獣害対策支援サービス(*1)と地域の方の声を追加し、パワーアップしました!

新たな部分の撮影は、11月上旬の晴れた日に行いました。この日は、こども園の園長先生と地域の生き物の里(千村)管理運営協議会会長の撮影でした。

こども園園長先生の撮影、秋の風景の中
こども園園長先生の撮影、秋の風景の中

稲刈りを終えた田んぼでお話しくださいました
稲刈りを終えた田んぼでお話しくださいました

まずは、園長先生や会長と制作関係者が軽く会話をし、キーワードを拾い、どのような内容をお話しいただくかを制作会社の方が質問をするという形で撮影をしました。お二人とも緊張していたとのことですが、そのようなそぶりはなくスムーズに撮影は進みました。貴重なお時間を割いて、撮影にご協力いただき、本当にありがとうございました。

森の中で生き物の里(千村)管理運営協議会会長のインタビュー撮影
森の中で生き物の里(千村)管理運営協議会会長のインタビュー撮影

鳥獣害対策支援サービスの概要部分の撮影
鳥獣害対策支援サービスの概要部分の撮影

こども園の園長の撮影の時には、遠くからタヌキも見学していました。

遠くから撮影の見学をするタヌキ
遠くから撮影の見学をするタヌキ

前回同様、留学生のイボヤさんによるエコ村の案内、地域の子どもたちを招いた生き物観察会の紹介、協創パートナーでもある秦野市役所の谷氏や東海大学の北野教授、「里山資本主義」などの著者である藻谷浩介氏のインタビューを交えて、エコ村の取り組みを紹介しています。

また、日経ビジネス1月28日発売号にもこの動画を基にした記事広告を掲載予定です。

動画:地域と日立の協創で里山の恵みを次の世代へ - 日立 - (動画再生時間 10分8秒)
タイトル:地域と日立の協創で里山の恵みを次の世代へ - 日立
画像をクリックすると Hitachi Brand Channel (YouTube) で動画が再生されます

*1鳥獣害対策支援サービス:日立製作所が提供する、さまざまなICT機器を効果的に活用して、スマートな鳥獣害対策を支援するサービスです。

お米の贈呈式2018

2018年11月6日(火)

エコ村の5枚の田んぼで今年も稲作を実施し、玄米の状態の重さでもち米は114kg、うるち米は110kg収穫することができました。例年並みの収穫量です。

今年もたくさんの方に田植えや稲刈りにご協力いただきました。
収穫したての新米は、生き物の里管理運営協議会の会長、エコ村の村長そしてエコ村スタッフで協力いただいた関係各所及び近隣施設に届けました。

ITエコ実験村でのハサガケの様子
ITエコ実験村でのハサガケの様子

★☆★☆★ <しぶさわこども園> ★☆★☆★

こども園の年長園児と先生約80名と贈呈式を行いました。まずはじめに、エコ村関係者がそれぞれのクラスへもち米を5kgずつお渡しししました。5歳児には5kgが重そうで2人がかりで抱えていました。そのあと、クラス毎に園児が作成した感謝状をクラス毎の代表園児から受け取りました。感謝状は、園児たちが、田植え、稲刈り、自然観察会などで印象に残った内容をイラストや文字でカラフルに書いて冊子の形にまとめていただきました。

お米の贈呈。園児には重たそうでした
お米の贈呈。園児には重たそうでした

歌のプレゼントを合唱中
歌のプレゼントを合唱中

その後、歌のプレゼントとして、秦野市が約10年前に秦野市制50周年記念歌として製作した歌「With you ありがとう」を元気よく歌ってくれました。
園長先生から、そのもち米で、餅つきをしたり、園の給食室で収穫したサツマイモと一緒におこわにするというお話を伺いました。

★☆★☆★ <渋沢小学校> ★☆★☆★

小学校の中休みの時間を利用し贈呈を実施しました。4年生の各クラスの代表児童より感謝状をいただき、その後、5kgのうるち米のはるみをお渡ししました。

御礼のお手紙を全員から頂きました
御礼のお手紙を全員から頂きました

クラスの代表児童にお米をお渡ししました
クラスの代表児童にお米をお渡ししました

学校に給食室があるので、後日、給食のご飯として振舞われるとのことでした。
後日、学年主任の先生より、「子どもたちも受取ったお米の重さに、驚きと喜びを感じていました」とコメントをお寄せいただきました。

代表児童と先生とITエコ実験村関係者
代表児童と先生とITエコ実験村関係者

★☆★☆★ <やまばと学園> ★☆★☆★

やまばと学園の入園者の数名に、毎年、従業員の田植えや稲刈り体験の時に一緒に活動に参加していただいています。この日は理事長、施設長、スタッフの方々に参加いただき、もち米5kgをお渡ししました。新年会の時に餅つきをしたりお赤飯にしたりして振舞うとのことでした。

やまばと学園での贈呈の様子
やまばと学園での贈呈の様子

★☆★☆★ <寿湘ヶ丘(じゅしょうがおか)老人ホーム> ★☆★☆★

エコ村にほど近い場所にある寿湘ヶ丘老人ホームに訪問しました。
この日はお元気な女性と男性のお二人に代表で、もち米を5kgずつお渡ししました。男性は長野県出身だそうで、ラベルにあった稲穂の様子を見て故郷や昔のことをお話してくださいました。また、去年は栗おこわになったと報告がありました。
お渡ししたもち米は後日、調理師さんが献立を考え、食べやすく小さめなおはぎや栗おこわなどにしてみなさんで召し上がるとのことでした。

代表2名にお渡ししました
代表2名にお渡ししました

昨年お渡ししたもち米で栗おこわ
昨年お渡ししたもち米で栗おこわ

今年もみなさんに新米を喜んでもらえて、エコ村スタッフ一同もうれしい気持ちになりました。
これで今年の稲作は終了となりました。

渋沢小学校「秋の収穫体験2018」

2018年10月4日(木)、10月10日(水)

10月4日(木)、4年生の児童と先生約150名が稲刈り体験とフィールド散策を行いました。

当日の登校時間帯の8時には強めの雨が降っていましたが、予報では行事開始の9時半ごろは曇りの予報が出ており、小学校の先生方はその予報を信じて、実施となりました。行事の時間中に時折、小雨がぱらつくこともありましたが、何とかお天気は持ちこたえてくれて、無事に予定した田んぼの稲刈りをすることができました。

初めにお米作りの名人から稲の刈り方を教わりました。土から20cmぐらいの高さを手で持って鎌で刈ること、田んぼが少しぬかるんでいるから、刈った稲の切り株の上を歩けば移動しやすいなどのアドバイスがありました。

ボランティアと一緒に刈りました
ボランティアと一緒に刈りました

鎌の使い方もマスター!
鎌の使い方もマスター!

二人一組で、1人が稲を刈り、1人がその刈った稲を受け取り4束〜5束ぐらいをまとめて束ねるというところまでを交代しながら実施しました。手が小さいので、稲わらで束ねることが難しく、その工程は地元のボランティアのみなさんに手伝ってもらいました。
実際に稲を刈った感想を聞いたところ、「スカッと切れて気持ちよかった!」、「刈るとき『パリパリッ』って音がした!」、「稲が固かった」、「簡単だった」、「楽しかった」などの声が上がりました。

稲刈りの待ち時間は、田植えの時と同じくフィールド探索を行い、秋の生きものに触れたり、イノシシが土を掘った場所やイノシシによって稲が倒れた場所などを見学しました。

刈り取った後、ボランティアがハサガケしました
刈り取った後、ボランティアがハサガケしました

刈り取った稲は、天日で乾燥させた後、脱穀、籾摺り、精米を行い、11月上旬にはエコ村スタッフと地元ボランティアで小学校に届ける予定です。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆

10月10日(水)、2年生の児童と先生方約130名がサツマイモの芋掘りを行いました。

児童たちは5月に自分たちの手で植えたサツマイモの苗が立派に成長した様子を見て嬉しそうにしていました。
今回は、ボランティアの方々がサツマイモのツル切をしたタイミングが早かったので、その後少し葉っぱが生えてきていました。そのため、注意事項として、掘った後に葉っぱを切り取るため、切り取った茎から出る汁が服につくと洗濯をしても落ちないことを最初に伝えました。

2クラス同時に芋掘りにチャレンジ
2クラス同時に芋掘りにチャレンジ

おいもが顔を出してきました
おいもが顔を出してきました

全員が軍手をした手で芋掘りにチャレンジしました。
掘れる度に「大きいのが掘れたー!」と色々な場所で歓声があがりました。手で掘るのが難しい大きなサツマイモは、ボランティアの人が大きなスコップで掘り起こしてくれるなどのサポートをしてくれました。

ボランティアがスコップを持ってお手伝い
ボランティアがスコップを持ってお手伝い

この日、一番大きなおいも。カボチャみたいとの感想がありました
この日、一番大きなおいも。
カボチャみたいとの感想がありました

掘り終わった後に児童たちに感想を聞いたところ、「思っていたより楽しかった」「(ボランティアの方々が)大きく育ててくれて嬉しかった」「いっぱいとれた!」などの声が上がりました。
今年もたくさんのサツマイモを収穫することができました。
学校へ持ち帰る際は、みんなが均等な重さになるよう分担して持ち帰りました。

今年の農業体験イベント期間中は雨予報が多く、予定したイベントが実施できるか心配でしたが、すべて無事に終了することができ、スタッフ一同ほっとしています。

従業員と家族「稲刈り体験2018」

2018年10月6日(土)

日立グループの従業員とその家族、地元の方々の約130名が稲刈り体験に参加しました。

従業員と家族が5月に田植えをした田んぼ4枚(うるち1枚、もち3枚)すべての稲を刈りました。

稲刈りの様子
稲刈りの様子

今年初めて植えた神奈川県で開発された「はるみ」は、食味ランキングで2年連続「特A」の評価を受けた品種です。
今年は雨が多かったためか多くの稲が倒れていたので、刈るのが大変でした。台風と前日の雨の影響で田んぼの中はぬかるんでいたため、足が埋もれて動くのが大変そうでした。

小さな子どもも鎌で稲を刈ります
小さな子どもも鎌で稲を刈ります

うるち米「はるみ」のハサガケ
うるち米「はるみ」のハサガケ

参加者全員が、鎌で稲を刈り取り、束ね、天日に干すためにハサガケを行う一連の作業工程を体験しました。
刈った稲を稲藁を使って束ねるのですが、束ね方がゆるいと直ぐに稲がばらけてしまうので、とても重要なのですが、うまく束ねられず大変という声が聞こえてきました。

稲刈り後は、2つの見学会を同時に実施しました。
一つ目は、東海大学の4名の学生たちによる生きもの観察会です。

生きもの観察:子どもたちは楽しそうでした
生きもの観察:子どもたちは楽しそうでした

この生きもの観察会は毎回従業員の親子から好評で、今回もたくさんの方が興味を持って参加されました。あとで生きものの先生に聞いたところ、やはり一番人気は神奈川県の希少種でエコ村のアイドル「アカハライモリ」に興味津々の子どもたちがたくさんいたようです。またバッタやイナゴが飛び回っている光景を珍しそうに眺めたり触ったりしてました。 秋の里地里山の素晴らしさを五感で感じることができ、とても良い経験となったようです。

もう一つはフィールドに設置されたIT機器の自由見学です。
林縁に設置してある新鳥獣害対策ソリューションや先行実験をしている鳥獣害対策支援で活用する捕獲監視のオリワナシステム(※1)や、フィールド内に設置した動物観察カメラ、田んぼに設置しているe-kakashiなど、説明用の看板を立てて紹介しました。

今回は、エコ村フィールドでのイベント終了後の懇親会では、収穫祭ということで、餅つきを3臼実施しました。また、参加者にも、つきたてのお餅を切り分けてもらうお手伝いを積極的にしていただきました。
最後に、春に植えたサツマイモ(ベニアズマ)を1世帯1株ずつ芋掘り体験もしてもらい、お土産として持って帰っていただきました。

餅つきも体験できました
餅つきも体験できました

サツマイモ掘りを体験してもらいました
サツマイモ掘りを体験してもらいました

今後、刈り取った稲は脱穀をして、計量し、収穫量を集計します。e-kakashiに収量データを登録し、温度・湿度・水温といった環境情報との関係を確認し、来年度の稲作へも反映していきます。

集合写真:今回もたくさんの方に参加していただきました
集合写真:今回もたくさんの方に参加していただきました

※1:「オリワナシステム」は株式会社フォレストシーの商品です。

しぶさわこども園「秋の収穫体験2018」

2018年9月25日(火)

年長園児約80名、年少園児約70名と先生の約160名が、稲刈りとサツマイモの芋掘りを行いました。これは、こども園が食育の一環で行っている行事のひとつです。

この日は天気予報が雨となっており実施が心配されましたが、午前中なら何とか持ちこたえそうと、こども園の英断によって実施しました。行事の時間は小雨が一瞬ぱらつきましたが、お天気は最後まで持ちこたえてくれて、収穫を体験することができました。

年少園児は芋掘りにチャレンジしました。
このサツマイモは、渋沢小学校2年生の児童が、自分たちの苗植えのときに、こども園の分も一緒に植えてくれたものです。
天候のお陰か、植え方が上手だったのか、今年も大きいサイズのお芋がたくさん収穫できました。お芋が大きいために深くまで埋もれていて掘り出せないでいる園児には、地元ボランティアの人たちが一緒に手で掘ったり、シャベルで掘り出したりしてくれました。
園児たちは、「大きなお芋掘れたよー」と大きいお芋を持ち上げて声をだして嬉しそうにみんなで喜んでいました。

ボランティアと一緒に掘りました
ボランティアと一緒に掘りました

大きなお芋が掘れて喜ぶ園児
大きなお芋が掘れて喜ぶ園児

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年長さんは稲刈りの体験です。
5月にもち米の苗を植えたときは15cmくらいでしたが、稲刈りの時には110〜120cmに成長して、園児たちの身長よりも大きくなった稲を見て驚いている様子でした。

最初にお米作りの名人に稲刈りの方法を教えてもらいました。
最初にお米作りの名人に稲刈りの方法を教えてもらいました。

実際に鎌を使って刈ります
実際に鎌を使って刈ります

稲刈り鎌に触れるのが初めてという園児が多く、最初は緊張した面持ちで鎌を地元ボランティアの人と一緒に持って刈っていましたが、慣れてくると一人で鎌をもって稲を刈れるようになりました。1人4束ずつ刈りました。
稲刈りが終わってお友だちが終わるのを待つ間に少し生きもの観察も実施しました。先日の「秋の自然観察会」では見つからなかったサワガニを見て触れてすごく嬉しそうでした。

見つけたサワガニを観察しました。
見つけたサワガニを観察しました。

稲刈りは、テレビ神奈川の取材が入り、当日の夕方と夜のニュースで放映され、「餅つきしていっぱい食べたい」、「稲刈り、切るのが楽しかった」などの感想がありました。

最後に、刈れたよー!っと、大きな声でみんなに見せてくれました。(テレビでも放映されてました)
最後に、刈れたよー!っと、大きな声でみんなに見せてくれました。(テレビでも放映されてました)

刈り取った稲は、天日で乾燥させた後、脱穀、籾摺り、精米を行い、11月上旬にはエコ村スタッフと地元ボランティアでこども園に届ける予定です。

しぶさわこども園「秋の自然観察会2018」

2018年9月10日(月)

しぶさわこども園の園児と先生約160名が秋の自然観察会を行いました。

東海大学の学生さん4名に生きものの先生になっていただき、園児たちに色々な生きものを見たり触れたりしながら名前などを教えました。

生きものの先生の紹介
生きものの先生の紹介

園児たちは、年長園児と年少園児が手つなぎペアとなり、主に草地の「みんなの広場」と池の近くの2カ所を中心に生きもの探しをしました。

「みんなの広場」では飛ぶ昆虫がたくさんいて、虫取り網を使ったり素手で昆虫を捕まえたりして観察しました。イナゴやキリギリスの仲間が多くいました。広場に持って行った標本を見ながら何の昆虫を捕まえたのかを調べてみたりしました。

網で捕まえたけど、先生捕って!と頼む園児
網で捕まえたけど、先生捕って!と頼む園児

ここにいる生き物の標本。捕まえたらどれか調べてみよう!
ここにいる生き物の標本。捕まえたらどれか調べてみよう!

池の近くでは、池の生きもののアカハライモリやトンボのヤゴ、ゲンゴロウなどに触れました。トンボのヤゴについては、季節によって姿を変える生きものということを生きものの先生から教えてもらっていました。

アカハライモリを興味津々に観察する園児たち
アカハライモリを興味津々に観察する園児たち

約30分という短い時間でしたが、園児たちは楽しみながら秋の虫を中心にたくさん虫を見つけて楽しんでいる様子でした。普段は虫に触れることが苦手でも、みんなと一緒なら大丈夫という園児が多くいるようでした。

トンボのヤゴを教えてもらいました
トンボのヤゴを教えてもらいました

実際にヤゴに触れてみました
実際にヤゴに触れてみました

最後は捕まえた生きものたちにお礼を言って、元にいる場所に放しました。

米作りの出前授業実施

2018年6月29日(金)

秦野市立南ヶ丘小学校5年1組の児童41名と担任の先生が、総合的な学習の時間(総合学習)を利用し、校内で米作りを実施しています。児童からは米作りの過程においていくつかの疑問がでてきたので、実際に米作りをしている人の声を聴きたいと父兄を通じてエコ村関係者に声がかかりました。今回もエコ村の地元ボランティアの米作り名人に協力いただき、お米作りの話しや、学校の田んぼを見学して今後の田んぼ管理についてのアドバイスなどの、出前授業を実施しました。

まずはじめに、5年1組の教室でエコ村について紹介映像を交え紹介しました。その後、米作り名人から米作りの工程についての説明をしました。 現在は生育期間の分けつ期であり、今後は水を切る「中干し」という工程がとても重要であることを伝えました。いくつか理由があるようですが主に以下のことを伝えていました。
・分けつを止める
・稲が倒れることを防止する

教室での授業の様子。ITエコ実験村の村長代理(右)
教室での授業の様子。ITエコ実験村の村長代理(右)

その後、お米には色々な分類があることやお米の食味ランキング(*)についてのお話をしました。食味ランキングについては、神奈川県は2年連続で「はるみ」という品種が特Aの評価を受けていることを伝えると児童や先生から歓声があがりました。

教室での質疑応答コーナーでは、こんな質問がありました。
Q.お米作りに対して大切にしている思いはなんですか?
A.自然の恵みに感謝することです。太陽や雨、風など天候はもちろんツバメや蜘蛛などの生き物にも感謝している。田んぼにはホトケドジョウや水生昆虫などの生き物がたくさんいます。それらの生き物によって苗も元気に育つ。自然や生き物は友達と思ってお米作りをしています。

教室での授業後、学校でお米を育てている校舎裏へ移動しました。田んぼとなっていたのは使われなくなったビオトープとたくさんのバケツでした。米作り名人からは次のアドバイスがありました。
・植えている品種がコシヒカリとのことで背が高く倒れやすい。中干しは7/10頃から始めるとよいのではないか。
・稲は倒れているだけでは問題はない。ただし、籾が水につかっていると発芽するので注意が必要。
・夏休み期間、水を切らさないこと。
・収穫に近づくとスズメに米を食べられる可能性がある。案山子を作ったり網を張るなどの対策をしたほうがよい。
・収穫は9月末頃。

米作り名人(中央)のアドバイス
米作り名人(中央)のアドバイス

児童たちはお米作りの名人の話を真剣に聞いてメモを取っていました。
総合学習後、児童たちから「とてもわかりやすく教えてくださり、ありがとうございました。」との御礼の言葉がありました。

ビオトープ水田の様子
ビオトープ水田の様子

プランター(手前)とバケツ(奥)水田の様子
プランター(手前)とバケツ(奥)水田の様子

この総合学習のテーマである「お米作り」は、児童たちが自分たちで育てたお米を食べてみたいと意見を出し合い、相談して決めたそうです。校内で田んぼにする場所も自分たちで探して土入れから行ったとのことです。

稲刈り後の脱穀、籾摺り、精米等どうやって実施していくかは未定だそうですが、今後も相談や要望があれば、協力していきたいと思います。

(*)一般財団法人日本穀物検定協会が毎年実施している炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験

田植え2018:従業員とその家族編

2018年5月26日(土)

日立の従業員とその家族、地元の方々約150名が田植え体験に参加しました。日立は日立の環境ビジョンがめざす自然共生社会を実現していくために、生態系保全活動や従業員への環境教育を推進しており、その活動の一環となるこの田植え体験は今年で8回目を迎えました。

参加者の多くは、エコ村に初めて来ることや田植え自体も初めての方となりました。また、今回はこれまでにエコ村の田植えを複数回経験している従業員の方々にボランティアとして参加いただき、地元ボランティアと従業員ボランティアが力を合わせて、田植え初心者に丁寧な指導をしたため、4枚の田んぼにまっすぐ美しく苗を植えることが出来ました。

今年もたくさんの人が集まりました
今年もたくさんの人が集まりました

小さな子も楽しそうに、上手に植えていました
小さな子も楽しそうに、上手に植えていました

田植え後は、東海大学の学生5名に協力いただき、子ども向けに大人気の生きもの教室を実施したり、大人向けにはエコ村のフィールド散策ツアーを行いました。

参加者から後日寄せられた感想を一部ご紹介します。

・自然の中での作業は、非常に心地よく、癒されました。里山保全や地域連携といった部分も社会に貢献する活動だと思いますので、それに参加できてよかったです。
・子どもに貴重な経験をさせることができてとても良かったです。是非、秋の稲刈りにも参加したいです。
・エコ村に設置してある実験機器類の説明を聞くことができて非常に勉強になりました。
・とても貴重な体験をさせていただきました。短時間の体験でしたが、筋肉痛になり、昔の人は、大変だったんだと実感しました。
・子供への食育の一環で、親子で良い体験ができました。

生き物観察の様子
生き物観察の様子

フィールド見学の様子
フィールド見学の様子

大人も子どもも、田んぼは多様な生きものが生息する場所として、大事な役割を担っているところであることや、里地里山の素晴らしさを五感で感じることができ、とても良い経験となったようです。

今年もe-kakashiを活用して田んぼの水分量など生育管理をし、みなさんが心を込めて植えた苗を大切に育て、たくさんのお米を収穫できるようスタッフ一同がんばります!

田植え・自然観察2018:秦野市立しぶさわこども園編

2018年5月22日(火)

しぶさわこども園の園児と先生約90名が田植えと自然観察を行いました。

初めて田植えをする園児が多く、田んぼに入るときに戸惑いがあるようでしたが、地元ボランティアの人たちが優しくサポートしてくれたことで、少しずつ田んぼの中の泥のねっとりとした感覚に慣れていったようです。また、田植えのコツとして「苗の根元を持って植える」と教わり、上手に植えることが出来ました。今年もテレビ神奈川の取材が来て、その夜のニュース番組で園児たちの田植えの様子が放映されました。

根元から苗を上手に植えることが出来ました
根元から苗を上手に植えることが出来ました

園児たちが楽しみにしていた自然観察会では、東海大学の北野先生と北野研究室の学生たちが生き物の先生になって、匂いのある植物(ニッケイ、ニホンハッカ、ドクダミなど)、池にいるホトケドジョウやアカハライモリなどを園児たちに紹介しました。さらに「人の手のひらの上にツチガエルを乗せておなかをさすると死んだふりをする」ことを教えられた園児たちは、先生に促されて恐る恐るカエルのおなかをさすると、「ほんとに動かない!」「プニプニしている」と、歓声を上げていました。 この日は園児全員が生き物に触れるということを目標としていたようで、全員がなんらかの生き物に触れることができたようです。

学生の生きもの先生から実物を見ながら教えてもらいました
学生の生きもの先生から実物を見ながら教えてもらいました

後日、こども園の先生から、「園児たちは田植えも生きもの観察も楽しかったようで、園に戻ってからも特に生き物の話でかなり盛り上がっていました!」との連絡を受けました。園児たちの良い思い出になったようでスタッフ一同うれしく思いました。

芋苗植え・田植え2018:秦野市立渋沢小学校編

2018年5月15日(火)、21日(月)

5月15日(火)に2年生児童と先生約125名がサツマイモの苗植えを行いました。

植える前に、地元ボランティアから、「サツマイモは種から育てるのか?苗を植えるのか?」と児童に質問してみたところ「苗!」と返事がありました。でも、どうやって苗になるかは知らなかったようで、昨年収穫したサツマイモの姿を見てもらいました。そのサツマイモからは芽がたくさん出ていました。 このサツマイモをタネイモと言い、タネイモからさくさん出ている芽を20〜30cmほど成長させたものを切り取って、苗として植えるということを学びました。

サツマイモのタネイモ
サツマイモのタネイモ

みんな真剣です
みんな真剣です

そして、エコ村の村長からは、サツマイモは食物繊維やビタミンが豊富な食材ということを学びました。
植えるときには、児童たちはスコップを使って土を深く掘り、苗を入れ土をかぶせていきました。今回は、しぶさわこども園から、年少さんが秋に掘るためのサツマイモを植えて欲しいとのお願いがあり児童たちに伝えたところ、快く植えてくれました。最後にどのクラスがどこに植えたかわかるように看板を立てました。

大きなお芋に育ちますように
大きなお芋に育ちますように


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5月21日(月)は4年生児童と先生約150名が田植えとフィールド見学を行いました。

最初に地元ボランティアから田植えのやりかたを教えてもらいました。また今年は植えるうるち米について、昨年、一昨年と2年連続 神奈川県で特Aランクの評価を受けた「はるみ」という品種ということを伝えました。 その後、児童たちは靴下を履いて田んぼに入り、普段経験することのない独特の感触に物珍しさを感じながら田植えをしました。

今年は田植えの空き時間を利用し、村のフィールド見学を実施しました。児童たちは田植えをしていない田んぼの中にいるドジョウやオタマジャクシを見たり、春ぐらいから夜に姿を現している動物がいることを伝えると帰り間際に「キツネやタヌキがいるって聞いた!」と元気よく答えてくれました。 また、村に設置している新鳥獣害対策ソリューションについても実際に光で動物を忌避させる様子を見てもらいました。

ボランティアに見守られて植えました
ボランティアに見守られて植えました

新鳥獣害対策ソリューションの説明
新鳥獣害対策ソリューションの説明

児童たちは、田んぼの中を移動するのに苦労していたようですが、楽しそうに田植えをしていました。児童のなかにはこども園時代に植えたことがある子が半分ぐらいいて、田んぼの感触を思い出していたようです。