テナントビルの節電・省エネを大規模なシステム投資が不要なサービス型で実現
テナントビルなどに設置されたBEMS(Building Energy Management System)や自動検針システムのエネルギー使用量などのデータをインターネット経由で日立のデータセンターに蓄積し、テナントごとに見える化画面を提供するサービスです。省エネランキング表示やテナント別デマンド目標値の設定などの機能があります。
このようなお客さまにおすすめです
- テナントのエネルギー使用データを節電・省エネ活動に活用できていない
- テナントから節電・省エネの協力を得たい
- テナントへのエネルギー開示対応業務が煩雑
- 大規模なシステム投資をせずに、テナントビルの節電・省エネを進めたい
特長
Point1 テナントビルのエネルギー使用量を一元管理
各テナントの計測データおよび請求データ管理、
ビル全体のデータ管理をサポート
テナントビルにおけるエネルギー使用データを一元管理します。
計測データ管理
自動検針システムまたはBEMSが導入されているビルにおける、エネルギー使用量計測データの閲覧・編集を行います。
任意のエリアごとに検針メータをまとめて定義することで、エリアごとのエネルギー使用量を管理できます。
請求データ管理
テナントごとの請求ベースのエネルギー使用量を管理します。
自動検針システムまたはBEMSが導入されていない場合、検針データと請求データを明確に区別して管理したい場合に使用します。
ビルデータ管理
ビル全体(共用部含む)のエネルギー使用量を管理します。
年/月/日/時刻別のエネルギー使用推移を確認できます。
Point2 改正省エネ法対応
集計されたエネルギー使用データを、行政などへの報告用としてグラフ表示
集計されたエネルギー使用データを、行政などへの報告用として画面に一覧・グラフ表示します。報告書種別に応じて、それぞれ任意の表示項目を定義できます。また、データダウンロード機能をサポートします。
Point3 省エネ推進レベルをチェック
エネルギー使用量をさまざまな角度から「見える化」
TEMS 蓄積データをもとに、省エネ進捗、デマンド管理機能を提供します。エネルギー使用量を分析し、これからの省エネ活動推進に役立てることを目的とします。
省エネランキング機能
同分類の他事業所と比較することで、テナントの現在の省エネ推進状況と推移を相対的に把握できます。
デマンド管理機能
当日の電力使用量状況を毎時単位で把握できるとともに、設定した目標値との比較により警報発信も実施できます。
目標値管理機能
事前に設定した電力使用量の目標値と当月までの実績を比較することで、省エネの進捗状況を把握できます。